にっき
6/18
・穏やかなものが見たい。最近 白痴、先生の白い嘘、サターンリターン、私たちよくやってる、父の詫び状と結構擦り切れる作品ばかり読んでいるから童話が読みたい。というかミヒャエル・エンデが読みたい、と思ったので果てしない物語を読むことにした。
高校生の時図書館で読んだのが初めてだったんだけどそれは作中に出てくる本と同じ装丁で、本文の文字が緑と赤になっていて、本当に主人公になったような気持ちで読んだのを覚えている。
最近はもっぱら電子書籍だからあの本の質感とか、装丁で気になって読んだくそみたいな本とか、それでも装丁が好きでなんだか嫌いになれなかったこととか、好きな紙の種類、嫌いな紙の種類、すこしずつ左の手で押さえるページが薄くなっていく感じを懐かしく思う。
電子は電子で便利だし何より圧倒的に読むスピード上がったけどやっぱアナログの本のあの物質として言葉を手にしている感覚って良い。自分が昔読んだ本を読みなおすと線や付箋が付いていて、ここで感動したのか、というのも分かって面白かった。
6/23
個展開催の誘いがきた。ありがたい。でもなんで最近個展ばっかりなんだろう。グループ展にも参加したい。
6/23
基本的に人のことを悪く思いたくないけどそれでも苦手な人というのはいて、そういう時は心の置き場に困る。
大体の場合その対象との問題というより自分が誰かのことを嫌っている状態がしんどくなってくる。
苦手なものや嫌いなものは少ない方が絶対いい。人のことを好きな人の方が生きやすい。少しずつ敵を作っていく生き方より仲間を増やしていくような生き方がしたい。自分の為にも誰かを嫌いだと思わないようにしているけど考えれば考えるほど憂鬱になっていくので、とりあえず頭を冷やして作品を作るしかない。作れば見てくれる人がいるというのはすごく有難い事だと思う。
7/27
最近戦争物にばかり関心が行ってしまって読んでいる。速読が得意な方だけどこのジャンルだと全然進まない。いつも何冊か並行して読むんだけど、3カ月くらい読んではやめてを繰り返している本もある。
10/27
日記しばらく書いてなかったので久しぶりだ、いつのにか夏が来て終わってた。早い、コロナになってから人間関係や日々のイベントが最小限化されて時間の流れが早くなった。
九月に髪の毛をけっこう短くしたんだけど今日改めてさらに短くしてきた。一度切り始めるとなかなか伸ばせなくなってくるな。最近「オルガ」を読んでる。この作家の本は高校の時ハマって何度も読んだんだけど映像化された映画は小説にある特別な感じがなくてガッカリした。小説は脳に直接語りかけてくるから強い。思春期だし面白く感じたのかなと思ったけど今読んでも良いなー
10/28
オルガ読み終わった。
久しぶりに面白くて一気に読んだ小説かもしれない、この作者の他の作品だと朗読者が高校生の時好きだった。朗読者もそうだけど今目の前にいない昔大切だった人を想って面影を追う、みたいなストーリー展開が個人的に好き。
多分自分自身目の前でいろんなことが起きて感情動かされるのが現実でも小説でも苦手だから、いろんなことがもう起きてしまった後でそれについて後から考察したり、ゆっくり振り返るほうが心理的にしっくりくるんだと思う。適応能力がないんだろうな。イライラするようなことでもその場で自分の怒りに気づけなくて後からじわじわ思うことの方が多いし…
あと書簡形式がとにかくすき、人の人生盗み見ている感じがする。
10/29 09:39
一昨日はコールセンターで働いていた時の友達の家に行って宅飲みした。
まさかバイト先の人間関係の人と宅飲みする仲になると思わなかった。
割と人間関係自然とリセットされることが多いのでレアだ。その子とは深い話も浅い話も波長があって年齢はかなり離れているのに居心地がいい。
居酒屋で3千円ずつ回収されるのを待つタイミングで、手持ちの3千円をお互いトランプの神経衰弱のように交換しあったり、飲み会までの微妙な時間に表参道のコンビニでガリガリ君買ってたべたり、食べる前にアイスを当てて乾杯したり、退職する前にこのビルの他の階がどうなってるか見たいというので全部の階で降りてみて探検したり、仕事終わりタピオカ飲む予定がお金なくて無理って話になって、渋谷まで歩いて駅ビルのトイレでリップ貸したこととか、本当にどうでもいいことで楽しく過ごせたのが貴重だった。
こういう空気感を共有できる人はなかなかいないし、人によっては波長が合わないと萎縮したりイライラしたり、されたりすることがあると思うから、本当にレアだなーとおもう。
初恋の悪魔の最終回で、友達っていなくて普通だと思うんですみたいなことを言っていたような気がするけど、本当にそうだと思う。基本的に一人で、でも自分らしくして、自分を変えずにいたらいつか合う人が現れるんだと思う。逆に自分らしくいられなくなったらどんな時も終わりだな。
わたしは後悔したり振り返ることが人より多いので今もそうなんだけど、とりあえず少しでも修復していけたらなと思ってLISのマックスの気持ちで生活している。。
7ー9月ごろスクラップ帳に日記書いてたからか全然こっちに残ってない。
アナログの日記だと発表するかわからない中で書くからか赤裸々に書きすぎて恥ずかしいから展示に持っていけないかんじになってしまった…死んだ後自然発火してほしい。
読んだ本!感想は追々追記できたらしようかな。もう一度読み直したいと思うものに☆印をつけた
6/5武道館
6/6一心同体だった⭐︎
6/10わたしたちよくやってる⭐︎
6/16父の詫び状
6/18東電OL禁断の25時
7/21 白痴2⭐︎
7/31 ちいさいおうち
8/3 わたしいがいみんな不潔
8/4長いお別れ
8/6巣鴨プリズン13号扉⭐︎
8/10あのこは貴族⭐︎
8/12真珠夫人⭐︎
8/13女子の生き様は顔に出る
8/14愛がなんだ
8/18家と庭と犬とねこ⭐︎
8/19貞操問答⭐︎
9/8 汝、星のごとく⭐︎
9/10太宰治全集3⭐︎
9/11ままならないからわたしとあなた
9/13もっと超越したところへ
9/17 昭和史 7つの裏側⭐︎
9/18 白痴3⭐︎
9/23白痴4⭐︎
9/29 太宰治全集4⭐︎
9/30 かわいそうだね?
10/2 さかなクンの一魚一会
10/16 傲慢と善良
10/25 蹴りたい背中⭐︎
10/25 そして誰もゆとらなくなった
10/27 オルガ⭐︎
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