見出し画像

【1日15分〇〇するだけで成功者になる!?】高野山での教え

こんにちは、アメミです。

リアルで繋がりがある方は、
私が修行好きってこともご存知かと思いますが、
私は今まで、比叡山高野山
神社だとお伊勢さん
近場だと御嶽山で修行させていただいたことがあります。

修行って何?って感じではありますが、
比叡山や高野山に行った時は、座禅歩行禅
阿字観瞑想写経などもさせていただき、
朝のおつとめ護摩行もさせていただきました。

お伊勢さんでは、伊勢修養団(偶然にもとある有名野球チームの方々と一緒になりました)というところで、
童心行水行(雪舞う1月の五十鈴川に白装束で入るのですよ!しかも、夜w)をさせていただき、
身を清めたあとで内宮の御垣内参拝(みんながお賽銭を入れて参拝する一般参拝よりもより御正殿に近い場所で参拝出来る、特別参拝の事)をさせていただきました。

色んなところで学ばせてもらったこと、
徐々に書いていきたいなぁとは思ってるのですが、
今日はその中でも、高野山で修行した時に、
ちょっと変わった「写経」について教えていただいたので、
意味と共にご紹介したいと思います。

写経とは、文字通り「お経を書写する」こと。

写経では、 般若心経(はんにゃしんぎょう)
というお経を書くことが多いです。

前提知識として、写経の歴史を書いてておきますね。

およそ2500年前、インドで仏教を開いた
お釈迦(しゃか)さまが亡くなられたあと、
お弟子さんたちによってお釈迦さまの教えがまとめられました。

このお釈迦さまの教えをまとめたものを、お経といいます。

しかし、すぐにお経は、文字にはされませんでした。

なぜなら当時の人々は、
お経を文字に書くことは良くないと考えていたからです。

そのため、お経は、口伝えで人々に広まりました。

お釈迦さまが亡くなって400年ほど経った
紀元前1世紀ごろ(だいたい2000年前)に、
ようやくお経が文字で書かれるようになりました。

さらに、仏教を広めるために、
お経がどんどん書き写されていくようになりました。

お経を書き写していくようになったのが、
写経のはじまりです。

ちなみに、仏教で重要なお経のひとつである
「法華経(ほけきょう)」には、
「写経すると、良いことがあるよ」と
書かれているそうです。

次に写経の効果について、まずは一般論から説明しますね。

<写経の効果>
1.字がキレイになる
2.心が安定する
3.脳が活性化する

1.字がキレイになる

最近では、文字を書く機会は減りましたね。

写経では、一文字一文字を丁寧に書くことを心がけるので、
当然書いた分だけ字は綺麗になっていきます。

私は書道師範でもありますが、小学校の時、
鉛筆をもって、テキストノートに書かれた
薄いひらがなの文字の上をなぞって書いていたのを覚えています。

写経でも、うすく書かれた般若心経の上を
なぞって書くケースが多いので、同じですね。

2.心が安定する

写経をしているあいだは、書くことに集中します。

写経をしているとき、
他のことを考えてしまうと集中が途切れ、
その心の乱れは文字になってあらわれます。

自分で書いた文字を見ることで、
自分の心を見つめることができるのです。

そのため写経を通じて自分の心の状態に気づくことにより、
心を安定させることができます。

3.脳が活性化する

写経の効果は、たくさんの研究の中で「効果的」と明らかになっています。

川島隆太東北大教授と学研の共同調査で、
平成15年から翌年にかけて仙台市内の高齢者延1千人を対象に、
オセロゲームやクルミ握り、はり絵、
あやとりなど高齢者の脳の活性化に役立つとされる
160種類を実験したところ、写経が前頭葉、
頭頂葉の左右いずれも最高の活性化数値プラス3を示したという
面白い研究結果も出ています。

うつ病で入院中の人に、ボールペンで病床写経をしてもらった結果、2週間も続けると重いうつ病も嘘のように回復し退院したという話もあります。


ここまでが前提知識のお話。

ここからは、私が高野山で教わった、
ちょっと変わった写経についてご紹介させていただきます。

その名も、「15分写経」!(←私が勝手に命名しましたw)

そう、本来は、綺麗な字で書きうつす写経。

大体、1時間くらいかかるんですね。

忙しい人が多い現代、
1時間ってなかなかハードル高いですよね。

この15分写経は、
字は汚くてもいい!
とにかく速く!
一生懸命書ききる!
というような写経法なのです。

私が参加した時は、周りの人たちと競争するかのごとく、急かされて書かされました(汗)

大体猛スピードで書くと、13分くらいです。

そして、毎日続けること

なぜ、毎日続けるのか?

この先は、大きく成功したい人向けの話です。

大きく成功するには、絶対に「運」が必要になります。

この「運」を味方にするには?

「徳を積むこと」なのです。

「徳」には、大きくわけて次の2種類があります。

☆陽徳
★陰徳

☆陽徳とは、人から感謝されたりほめられたりするような、
イイコトが明るみになっている徳のことです。

★陰徳とは、誰にも褒められたりはしないけれども、
人知れず行ったイイコトのことです。

「写経」は陰徳になります。

どうして「写経」が徳をつむことになるのか?

それは、ご先祖さまに唱えれば、
ご先祖さまが癒されるお経でもありますので
大変喜ばれるのです。

写経の最後には、「〇〇家先祖代々霊位菩薩供養」などの
願文を書くと良いでしょう。

10代遡って累計すると、2,046人もいるご先祖様。

そのご先祖様の、どの人が欠けていても、
今の自分はありません。

「今この世を生きている自分は、ご先祖様の代表でこの世界に生きさせてもらってるんだよ」というお話もありました。

しかし、なかなか、ご先祖様に感謝を伝えることは難しいです。

喜ばせてあげる術もなかなかありません。

毎日お墓参りに行くのも、大変です。

そんな時、1日15分だけでも、
ご先祖様に感謝する時間をみようというのが
「写経」が徳積みとなる経緯なのです。
(しかも嬉しい3つの効果付き!)

そして、「運」を味方にするために
「徳を積むこと」が必要と述べましたが、
どうして徳を積むと運が味方するのか?

詳しい話をしていくと、ビックリするくらいの
長文になってしまうので
またどこかの機会で書かせていただきますが、
この「運」というのは、
「徳をつむこと」により
貯金のように貯められると教えを受けました。

人にいい事をして徳を積むのはもはや当たり前、
それだけでは足りないので、
「写経」をしてどんどん運を貯めていくと、
いざ、「運」が必要!って時に
自分の元へ運がおりてきてくれるそうです。

大きく成功するためには、
ここぞ!という機会が多かったり、
非常にリスクが伴っていたりで
たくさんの「運」を必要とします。

自分が必要な「運」をためておくには、
たくさんの徳を積むこと。
生きてる人にいいことをするだけでは足りないので
亡くなったご先祖様を喜ばせてあげること、
その方法の一つとして「写経」があること、
ただし、忙しい現代で従来の写経は大変なので
「15分写経」をしてみるといいですよ~!
これがこのnoteで言いたかったお話になります。

ちなみに、私は、妊娠前は毎日写経してました。

つわりが大変だったので一度やめて、
産後もかなりバタバタ忙しかったのでできず
最近また再開しました。

高野山で教わった時、毎日写経することで大きな「運」となる、
しかし、1日でもやめると0に戻っちゃうと言われました。

ただし、旅行に行くときなど、
予め先に書けない日分を書いておくのはアリだそうです。

なんかちょっと面白いですね。

高野山にはこんなものもあります。

この写真は、お経を収める蔵で、形が六角錐のため「六角経蔵」と呼ばれています。

高野山の壇上伽藍の一角にあります。

鳥羽天皇の皇后の美福門院が天皇の菩提を祈るため、
一切経を納めるために建てられました。

その後、焼失、再建されています。

経蔵の基壇のあたりにある把手を押して
回すことができるようになっています。

一回りすれば一切経を一通り読んだと
同じ徳をえることができると言われています。

いつか高野山修行ツアーを企画するかも(笑)

最後に、お経の中身を知っておくと、
更に効果が高いとも言われているので、
何年か前に私が読んで感激した
「般若心経の現代語訳」を載せておきますね。

──◆◇ 般若心経の現代語訳 ◆◇───────────────────

超スゲェ楽になれる方法を知りたいか?
誰でも幸せに生きる方法のヒントだ
もっと力を抜いて楽になるんだ。
苦しみも辛さも全てはいい加減な幻さ、安心しろよ。

この世は空しいモンだ、
痛みも悲しみも最初から空っぽなのさ。
この世は変わり行くモンだ。
苦を楽に変える事だって出来る。
汚れることもありゃ背負い込む事だってある
だから抱え込んだモンを捨てちまう事も出来るはずだ。

この世がどれだけいい加減か分ったか?
苦しみとか病とか、そんなモンにこだわるなよ。

お気に入り詳細を見る
見えてるものにこだわるな。
聞こえるものにしがみつくな。

味や香りなんて人それぞれだろ?
何のアテにもなりゃしない。

揺らぐ心にこだわっちゃダメさ。
それが『無』ってやつさ。
生きてりゃ色々あるさ。
辛いモノを見ないようにするのは難しい。
でも、そんなもんその場に置いていけよ。

先の事は誰にも見えねぇ。
無理して照らそうとしなくていいのさ。
見えない事を愉しめばいいだろ。
それが生きてる実感ってヤツなんだよ。
正しく生きるのは確かに難しいかもな。
でも、明るく生きるのは誰にだって出来るんだよ。

菩薩として生きるコツがあるんだ、
苦しんで生きる必要なんてねえよ。
愉しんで生きる菩薩になれよ。
全く恐れを知らなくなったらロクな事にならねえけどな
適度な恐怖だって生きていくのに役立つモンさ。

勘違いするなよ。
非情になれって言ってるんじゃねえ。
夢や空想や慈悲の心を忘れるな、
それができりゃ涅槃はどこにだってある。

生き方は何も変わらねえ、ただ受け止め方が変わるのさ。
心の余裕を持てば誰でもブッダになれるんだぜ。

この般若を覚えとけ。短い言葉だ。

意味なんて知らなくていい、細けぇことはいいんだよ。
苦しみが小さくなったらそれで上等だろ。

嘘もデタラメも全て認めちまえば苦しみは無くなる、そういうモンなのさ。
今までの前置きは全部忘れても良いぜ。
でも、これだけは覚えとけ。

気が向いたら呟いてみろ。
心の中で唱えるだけでもいいんだぜ。

いいか、耳かっぽじってよく聞けよ?

『唱えよ、心は消え、魂は静まり、全ては此処にあり、全てを越えたものなり。』
『悟りはその時叶うだろう。全てはこの真言に成就する。』

心配すんな。大丈夫だ。

──◆◇ 般若心経の現代語訳  終わり◆◇────────────────

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


//////////////////////////////////////////////////////////////////////

♦読むと仕事が楽しくなる♦
「モチベーションUPメルマガ」も好評配信中!

パソコンから登録する

スマートフォンから登録する

//////////////////////////////////////////////////////////////////////

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?