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「話せない私」を考える:第9話「普通にならなければ」との戦い

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「自分のせいにするフィルター」を外して自分を見てみたら、自分の体調不良とか生活のし辛さにもちゃんと理由があったんかい!!!と衝撃でした。

今まで体調不良とか聴覚過敏についてはあんまり漫画で描いてこなかったので、本当なんでいまさら!?って思われてもおかしくないなと冷や汗なんですが、
私にとっては常日頃どこかしら体調悪いのが漫画に描くに値しないとスルーするほど程当たり前で、
しかもそれを全部「自分が人との関りから逃げようとしているからだ」と思い込んでたんですよ……

夜勤で少ない静かな時間・環境で働くことにしたのは聴覚過敏の観点から見ても正解だったんだなと思います。

私の場面緘黙発症・継続の流れは
人とは違う過敏さによって集団行動が辛く感じる→無理解な環境で色んな事に躓き、対人恐怖が生まれる→場面緘黙になる→話せない事で色んなトラウマがさらに増える→「人と話すのが苦手」という自意識が強化され話すことが困難になる

といった感じで、
克服の流れは
自分のいる環境を疑う→場面緘黙を知る→無理しないでいられる環境を整える→色んなトラウマを少しずつ解消する(ちゃんと怒ったり辛い気持ちも認める)→不安度が増さない人たちと交流し対人恐怖を薄める→会話の経験値を上げる・話し方を学ぶ→話せる世界を知ったことで、普通の感覚を知り、聴覚過敏などにも気が付く→過敏さにも対処する

大まかですが、こんな感じだった気がします。
克服の流れについては正しい順序があるというよりは、その時その時に「今の私にはこれが足りない・必要だ!」と思ったことを実行して、その都度自分を観察してみて、絡まり合った糸を少しずつほどいていった感じですね。

私の聴覚過敏・感覚過敏などについて最近わかってきたこと・どう対処しているかについての補足も3ページ描いたのですが、完成させるのに時間まだちょっと時間がかかるので一足先に本文を公開です。(後程別記事でこちらも公開予定です。)

そして次の話ではついに病院にも行きます。




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