【前編】ボイスコミュニケーション概論

本概論では15歳から15年間チーム制の対人ゲームをプレイしてきた「amenbo」が経験に基づいて”よりよりボイスコミュニケーション”を実践する方法をまとめていく

初めに

 まずボイスコミュニケーションはテキストコミュニケーションよりはニュアンスや感情が伝わりやすいものの、直接対面してのオフラインコミュニケーションと比較するとやはり伝わりにくい部分がある
 「ボイスコミュニケーションで100%を伝えることは難しい」ということをまずは頭に入れておいて欲しい。なので伝わりやすい言葉で、わかりやすく、適切に、素早く、意思の疎通が図れるように通常の会話よりも繊細に取り扱わなければならないものである。

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だからこそボイスコミュニケーションにおいて伝える為の努力を怠ってはならない。その為には…

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僕たちは聖徳太子にはなれない

 聖徳太子は8人とか10人とか36人とか(諸説あり)の声を聴き分けたと言われているが、僕たちに出来るだろうか。いや、無理である

 そしてさらに言えば敵の動く音、銃声、環境音など聞きたいことはコミュニケーション以外にもあるのだ。それをミックスして耳にインして処理できるだろうか。かなり難易度が高くなってくる。

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道路にブインブインと5人が別々の情報を流したりすればとんでもないことなるのは間違いない。誰も他の人の情報を受け取れないのだから「発信」するだけになってしまう。

これはボイスコミュニケーションの初心者に起こりがちである。報告することで精一杯になってしまい、道路を混雑させてしまうのだ。

まずは聞くことが大事

ボイスコミュニケーションの最も基礎は聞くことである

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まずボイスコミュニケーション初心者はこれを意識するのだ。

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感じてください。感じてください。ボイスコミュニケーションはキャッチボールです。報告だから言ってればいいと思っている人たちは、一生VC初心者から抜け出すことはできません。試合に勝つ為に何らかの目標に向かっているわけですが、その流れに必要のない報告はいらないのです。必要のない言葉や発言を流して道路を渋滞させたりしない。まずはこれで初心者卒業とします。

必要な報告とは

さて、十分に聞けるようになったあなたは中級者のステップを歩み始める。報告する番である。発信するべき味方に伝えたい内容はなんだろうか。どんなことを発信すれば勝率があがるのだろうか。


そしてそれを更に詳細に切り分けて分類してみると…

こんな感じになる。そして大体の人たちが藍色の範囲である「現状を報告する」ということは出来るだろう。中級者を卒業する為にはここの部分を攻略する必要がある。

次章。上級者のコミュニケーション。

つづく。

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