わたしは、ずーっと闘ってきたと思う。

世の中の理不尽には噛みついてきた。
それが正義だと思って来たし、自分らしいとも
思っていた。

離婚もそうだし
随分前に借りてた家の引き渡しの時に
高い退去費用を吹っかけられたときとか
妹の買った中古車のメーターが
いじられてた時とか(笑

勤めてた会社がわたしだけ
家族手当を払ってくれてなかったこととか
まぁ色んな理不尽があって
そのたびに
「違う。そうじゃないっ」と叫んできた。

↑鈴木雅之ならぬ、この人はあれだ
ウェズリー・スナイプスだ(笑

そんでもって当たり前のように
勝利を収めてお金を回収したりとか(闇金の人みたい(-_-;)
完全にとっちめたりしていた。・・こともある。

だけれども・・
なんかなぁ・・最近理不尽なことがあっても
己の剣を抜くのを辞めたんです。

数年前まで、職場にいた人々に
「ameちゃんって、笑いながら真剣抜くタイプ。」
と言われておりました。

が・・もうね、最近そういうの辞めました。
なんでかって言うと、昔ほど闘うエネルギーが無いってのと
以前のように勝ち負けに拘る意味がないから。

で・・ある人がね
嫌な目にあったら仕返しなんかしようと思わないで
そのエネルギーを自分のところで止めなさいって
言っててね。

そらそうだわなって思ったんです。すとんと腹に落ちました。

戦争を終わらせるには自分の中の戦争を終わらせればいいと。
ただそれだけなんですね。

そこに勝ち負けは存在しない。