作家の黒澤一樹さん（雲黒斎さん）が
「鬱のご相談事が急増しています。
世界が新しい時代にシフトしようとしている影響ですので、決してあなたのせいではありません。お辛い感じかとは思いますが、どうぞご自身を責めないようにしてあげてください。」とＦＢに書かれていました。

わたしが去年ガッツリ落ちてしまった時に何が困ったかって言うと
「働けない現実がそこにあった」ということでした。

働けるほどの気力が無かったんです。
そしてもがけばもがくほど苦しくなる。
メンタルクリニックの医師が
抗うつ薬を処方してくれたのだけど
これがまたぶっ飛ぶほど私には合わなかった。
しかもそれは１錠の半分のお試しスタートだったんだけど
お試しもなにも、
悲しくはないけど、全く嬉しくもない感情に支配されて
あー私はこんなの嫌だと思って速攻で辞めました。

黒澤さんも書かれていますが、まぁ世の中がどうにか
シフトしてるんだそうですけど
理由はわかっても、辛いもんは辛いよね。
あれってなんだろ。自分だけが世界に取り残されてる
感じがするんだよな。

鬱って心が骨折したみたいなもんだよなぁ。
くっつくまでちょっと時間が掛かる。

わたしの場合、全く人の話が
入って来ない。
相談してるんだけど、相手の話が全く入らないから
何度も同じことを聞いたりとか
聞いてもすぐにわすれることがあった。だから相談するたびに
落ち込んだりもしていました。

で・・これはですね。
どしたらこうふっと楽になるかってのを
自分なりに考えて見たのだけども。

変な話。
これまで自分が当たり前だと思っていたこと。
例えば、私は元気にで働けるんだと思ってたことも
出来なくなってしまった現実があるとしましょう。

当たり前に出来るって思ってたことが
出来なくなる。

ということはどういうことかっていうと
当たり前を疑ってみるってことなのね。

例えば、自分がとっても嫌だなとか苦手だなって思ってた
当たり前があるとしたら
それをちょっと疑ってみるわけです。
今のこの状況と比べて
あの苦手な人とか
苦手なことって
そんなにも嫌なことかなと。

嫌なこともあるかもしれないんだけど
案外
「あ、別にそうでもないかも。」って
思えることが1つくらいあると思うんですね。

そこをまず大事にする。どんなことでも良いと思うんです。
犬が苦手とか猫が苦手とかね(笑
こういう食べ物苦手なんだよなとか。
体を動かすのが苦手とか運転が苦手とかね(笑
今のこの辛さと引き換えたら案外どうでも良い事って
あるんですよ。そこをまず少しだけ大事にしてみる。
（決して大嫌いなことに無理して向き合わないように）

過去の嫌な思い出を思い出してしまう時は・・

わたし、自分という人間が随分昔にされた
嫌なことを案外覚えてて(笑
こないだも何かふっと思い出して
「それってもう２０年位前のことじゃんっ」って
思って自分で呆れたんだけど
なんだっけな・・
それをもう記憶から削除したかったから
頭の中にブラックホール作ってそこに
吸いこんでもらったんです(笑

やり方はね・・
情けない自分を遠目から見つめてみる。
「わたしってあんな昔のことまだ覚えてるんだ。
いつの話だよ」とかってなじる(-_-;)
くよくよ思い出してうじうじしてる自分と記憶を
「もう思い出さなくていいように、無の世界に
持って行こう」って決めて
頭の中のブラックホールに吸い込ませる・・
ただそれだけ。
１回やったらもうやったことすら忘れて良いと思う。

これね・・
自分が思い悩むことの原因って１つだったりするのね。
例えば
自分は大事にされてないって思い込みがあると
パターンを変えて何回も
その大事にされてないパターンを繰り返すのです。
それって、改善されないから繰り返されるって
思うのか
そうじゃなくて、改善されるために繰り返されるって
思うのかで随分違うと思うんです。
チャンスと捉えるのかダメ出しと捉えるのか。
チャンスだって思ったら、もう１歩だけ前に進めると思う。
これは、さっきの話に戻るけど
自分が苦手だと思ってたパターンの中で
そうじゃないかもしれない・・っていう目先を変えること。
これコツコツやってると少しずつ先が見えるようになります。はい。

そうそう。私普段ゲームとかってまったくやらないのだけど
本当に本当に落ち込んでた時に実は
ずっとスマホでゲームやってたの。
ピーターラビットのアイテム探しゲーム。

課金しないでやってるから強制的に
アイテムが無くなればゲームを続けることが
出来なくなる。その時にね
あー私、こんなゲームに救われてるなぁって思った。
それまでゲームしてる人なんかどうだろうとか
思ってんたけど。
結局最後までコンプリートしたので
終わったんだけど(笑

話は最初に戻りますが
心が塞いでる時は、当たり前だと思ってたこと
少しだけ疑ってみてください。
特に少しだけ苦手だなって思ってたことで構いません。
それを取り出してみて
「それって本当に嫌かなぁ？」って思って、
「そうでもないかも・・・」って思えたら
自分の中の小さな自信に変化させてみてください。