NGT48の「あのこと」について、三年経過した今だからやっと言えること

今ではすっかりジンのことばかり書いている私が、noteを書くきっかけとなったのは、実はこの記事だった。

2019年1月9日、山口真帆氏のある告発によって世間は揺れた。

以前のnoteにも書いたので仔細は省略するが、これのセンセーショナルな点は「メンバーが関与している」という点である。

このように、「メンバーが関わってるのも事実」とはっきり書いている。

しかし山口真帆氏は「具体的に誰がどのように関わっているか」を言わなかった。
なぜ言わなかったのかの憶測はやめたい。憶測は憶測でしかなく、論点がずれていく。

ゆえに事実だけを見るが、事実として山口真帆氏は、具体的な話も証拠も出していない。冷たい言い方になってしまうが、それは告発ではない。
これは自分を守るためでもある。仮に私の身近な人がこのような告発をして私が疑われた時、私には「やっていない」と証明する術はない。ゆえに、このような話には言った側に証拠、せめて具体的な話が求められる。
これは当たり前のことだと思うのだが、渦中では口に出すことが出来なかった。それほどにこの話を巡る嵐はすごいものだった。

男たちが突然家を訪ねてきたという事実(これに関しても、訪ねてきてどのような事になったかがよくわからないため、「訪ねてきた」という表現にとどめる)は確かにあり、それは本当に怖かったと思うし気の毒なのだが、ネットでのフェーズは犯人の男への批判ではなく、「誰かもわからない、関わっていたらしいメンバーへの批判」となっていった。

「誰かわからない」、では、なぜ特定のメンバーが疑われたのか?

これは当時のまとめであるが、このように山口真帆氏の「フォロー外し」から推察されている。このまとめでは山田野絵氏、加藤美南氏の名前も出ているが、彼女はこの二人を元々フォローしていなかった。

ゆえに、最初のターゲットとなったのは太野彩香氏と西潟茉莉奈氏だった。

これはその西潟茉莉奈氏の当時のツイートである。リプ欄は酷いことになっている。(※太野彩香氏はすでに卒業しており、現在Twitterを見ることは出来ない)

ごく一部の抜粋です。

このように、「事件に関与している」ことに怒っていた人々は、本人から否定されると、なぜかそれにも怒り始めた。

私は疑われても「やってないと証明する術がない」と先述したが、この西潟茉莉奈氏が言う「警察に行った」は考えうる限りでは最高の疑われる側ができる潔白証明であると思う。それ以上はどうしようもないだろう。

警察に話を聞きたいと言われたというところに引っかかる人も多いようだが、後に公開された犯人と山口真帆氏の公園での録音にも彼女の名前は出てきている。犯人もしくは被害者が名前を出せば話を聞くということはもちろんあるだろう。その上で関与なしであったと正直に述べている。

普通このように疑われた方が否定をすれば、向こうはそう仰っていますよ?証拠は?と告発側にボールが行くはずなのだが、なぜかこの件ではそうはならなかった。私はそれを今でも不思議に思っている。

これはやはり疑われた側だった山田野絵氏が事件についてツイートした時のTwitterの反応をまとめたもの。(山田野絵氏は卒業しており現在このツイート自体は見られない)

ごく一部の抜粋です。

これも疑われた側の荻野由佳氏のツイートである。リプ欄を見てほしい。

ごく一部の抜粋です。

彼女らとなんの関係もない私でも見返すのが辛かった。
もはや事件に関係ないことを言われていることに気付かれるだろう。「ブス」「性格が悪い」「気遣う言葉がない」「いじめをしている」等。
また、事件の黒幕である、というなんの根拠もないことを言っている人もいる。

犯行に関与しているメンバーがいる、それから始まった犯人探しは根拠もないネットリンチになっていった。
今改めてこれを見て、これこそがいじめだなと思うばかりだ。正義をうたう人たちが、集まり誰かを叩いている。これがインターネットの正義。

「いじめがあった!」
これを動画や画像の切り取りをして一生懸命流布して、傷ついたのは言われた子だけではなく、山口真帆氏自身でもあるだろう。そんな事一言も言っていないのに、君はいじめられていたんだよ、と言われて嬉しい人がいるだろうか。
流布していた人はこの誰も得のしない噂を、一体どのような目的で振りまいていたのだろうか。申し訳ないが私にその心理を推し量ることはできない。
ひとつだけ言えるのは、そういったツイートは当時たくさんのいいねやRTをもらっていた。これは事実であり、これ以上は何も言わないが。

ここで彼女らを叩いていた人の大半が今は忘れて別のことを楽しんでいることだろう。寄ってたかって女の子を叩いていたこの時も楽しかったのだろうか?

渦中では言いにくかったことを今はっきりと言いたい。山口真帆氏の「メンバーが関与している」には、少なくとも我々が見える形ではなんの根拠も責任もない。

私がこの件を危惧するのはそこにある。実際このようなネットリンチが起こっている、起こったのは彼女の発言からである。しかしそこには彼女に明確な責任の所在はない。

では、この叩かれている子たちは誰に対して謝罪したり反論したりしたら良いのだろうか。架空の話で叩かれている状態なのだ。

「真実」を知るにはいろんな方向から話を聞かなくてはならない。当然疑われた側の話も聞かなければならない。しかし真実を知りたいと口にする人たちがした事は、片方の口を塞ぐことであった。彼(女)らの求める真実とは一体なんなのか。

山口真帆氏の告発を持ち上げるのは危険であると、3年以上が経過した今、やっと言える。

出してないけど、とあるが、リプ欄は絶賛の嵐である。そんな重要な証拠であれば、出してくれればこの誹謗中傷の嵐から逃れられるメンバーもいただろう。運営はそのメンバーを切ることができたし、本人が違うと思うのなら反論することも出来ただろう。一体なぜこんな不自然がまかり通っているのだろう。
真実を話せとNGTのメンバーに言っていた人たちが、証拠を出さないというツイートを絶賛する。非常に歪だと思う。もう一度言う。彼(女)らの求める真実とは何なのか?

我々に真実は分からない。ネット上の「噂」を信じるのは勝手だし、それは真実かもしれない。しかし、その後その噂が違っていた時、あなたにどんな責任が取れるのだろうか。また、同じような状況であなたが疑われたらどう思うか。

今改めて、荻野由佳氏のリプ欄で様々なことを言っている人の現在のツイートを見ている。すっかりNGTの事など忘れたように、ディズニーランドへ行ったりソシャゲをしたり子供の話をしたり他のアイドルにハマっていたりする。けれど、あなたたちの言葉はまだここに残っています。私は見ていますよ。

その人たちに改めて問いたい。ネットの噂以外の情報を確認しましたか?彼女たちのこと、覚えていますか?
今でも叩いてる人たち、それは美しいことですか?正義の鉄槌だと思っていますか?

インターネットでの探偵ごっこ、警察ごっこは楽しかったですか?

山口真帆氏が一瞬公開したTwitterのリスト。彼女はTwitter上でどんな証拠を見つけ、どんな調査を見たのだろう。

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