見出し画像

たった1ヶ月の勉強で合格できる、電気通信主任技術者試験(伝送交換)の勉強法と対策

こんにちは。パンディです。

本日は、「たった1ヶ月の勉強で合格できる、伝送交換主任技術者の勉強法と対策」をご紹介します。

令和元年の7月に、伝送交換主任技術者の試験を受験し、合格しました。

その時は、たった1ヶ月、1日平均90分しか勉強をしませんでした。

今日はその勉強法をご紹介します。


伝送交換主任技術者とは?

スクリーンショット-2019-08-12-1.40.56-1024x786

伝送交換主任技術者とは、電気通信国家試験センターのHPによると、
「電気通信事業の用に供する伝送交換設備及びこれに附属する設備の工事、維持及び運用」を監督する人のための資格です。

電気通信主任技術者試験は、「伝送交換主任技術者試験」と「線路主任技術者試験」の2つに分かれており、そのうちの1つが

「伝送交換主任技術者試験」です。


試験科目

伝送交換主任技術者試験(以下、本試験)の試験科目は以下の4科目です。

本試験は、科目合格や資格、実務経験による科目の免除が可能です。
(私は、第一級陸上無線技術士の資格を保有しているため、以下「専門的能力」と「電気通信システム」の2科目が免除でした。)

1. 法規
電気通信事業法(昭和59年法律第86号)及びこれに基づく命令
有線電気通信法(昭和28年法律第96号)及びこれに基づく命令
電波法(昭和25年法律第131号)及びこれに基づく命令
不正アクセス行為の禁止等に関する法律(平成11年法律第128号)並びに電子署名及び認証業務に関する法律(平成12年法律第102号)に基づく命令
国際電気通信連合憲章及び国際電気通信連合条約の大要

2. 設備及び設備管理
伝送交換設備の概要並びに当該設備の設備管理及びセキュリティ管理

3. 専門的能力
伝送、無線、交換、データ通信及び通信電力のうちいずれか一分野に関する専門的能力

4. 電気通信システム
電気通信工学の基礎
電気通信システムの大要


難易度

国家試験の偏差値を掲載している「資格の取り方」というサイトによると、

電気通信主任技術者 伝送交換の偏差値(難易度)は65です。

応用情報技術者試験(偏差値65)と同じレベルで、電気主任技術者第2種(偏差値64)より難しく、 陸上無線技術士 1級(偏差値66)より簡単な試験です。

参考リンク:https://shikaku-fan.net/national_qualification_rank.php


本試験の勉強法

勉強法はいたってシンプルです。

過去問を5年分(10回分)丸暗記すれば合格可能です。
以下の過去問集のみで合格することが可能です。

なぜなら、過去問を10回分を暗記すれば、受ける試験の中の7〜8割は10回分の中から同じ問題が出題されるからです。

なぜ同じような問題が出題されるかというと、試験センター側は合格率を回毎に大きく変動させてしまうと国から怒られてしまうため、難易度を大きく変えることができません。

そのため、過去に1度出題された問題に類似または同一の問題を出すことによって、合格率が回毎に変動しないように対策しています。

また、試験に合格するためには参考書は不要です。

理由は、過去問集の勉強のみで合格することができ、参考書を勉強すると勉強時間がかかりすぎてしまうからです。

そのため、最短の勉強時間で試験に合格したい方は、過去問集のみを勉強することをおススメします。

試験の合格が目的ではなく、中身を体系的に学びたい場合や、勉強して十分な知識を習得することが目的であれば参考書を勉強しても良いと思います。


法規の勉強法

法規は、不変であり内容が変わらないため、文章を全て暗記することで合格することが可能です。

ただ、暗記するポイントがありますので、ポイントなど、法規に特化した勉強法は以下をご覧ください。

設備及び設備管理の勉強法

設備及び設備管理は、年度によって問題も代わり、新しい問題も出題されます。

しかし、前述したように、
過去問を10回分暗記すると、受験する際の問題の7〜8割は、10回分の過去問の中から出題されます。

なので、10回分を全て暗記すれば、少し忘れてしまっても6割である合格点を取ることが可能です。

設備及び設備管理に特化した勉強法は以下をご覧ください。

とっておきの勉強法

ここで、私が本試験の勉強で使った、取って置きの勉強法をお伝えします。
(一陸技を取得した際の記事でもこの方法をご紹介しました。)

それは、
過去問を「問題」→「解答」の順で、1問1問スマホで撮影する。
です。

ここから先は

731字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?