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マメ:歩行者信号の音について

 歩行者信号機、あなたの街にもありますね。
よく私はあの音の真似をします。ぱっぽー、ぱぱぽー。

 しかし、今日、ぱぱぽー部分が鳴ってない歩行者信号機に出会いました。初めて!なんで!と思ったので、まとめます。


歩行者信号機について

本来の名前は、「音響式信号機」

 目の不自由な方に、歩行者用の信号が青になったことを、音で知らせてくれる信号機として、全国に約2万機設置されています。


音の種類① メロディ式

「通りゃんせ」や「故郷(こきょう)の空」といったものが流れるもの。

アニメやゲームで、こちらのタイプを使うことが多い気がします。ですが、なんと現在設置されているメロディ式は約2%!ほとんどが次にご紹介する、擬音式になっています。


音の種類② 擬音式

 カッコウ型(カッコー)とヒヨコ型(ピヨピヨ)がある。

  • 東西方向に渡る横断歩道はカッコウの鳴き声

  • 南北方向に渡る横断歩道にはヒヨコの鳴き

 のパターンと

  • 交通量が多い幅の広い道路はカッコウの鳴き声

  • 交通量の少ない幅の狭い道路はヒヨコの鳴き声

 のパターンがある。

 また、向かい合っている信号機からは必ず違う音が出るように工夫している。例えば、「ピヨ」という音が出ている信号機の反対からは、「ピヨピヨ」という音が鳴る。カッコウ型も同じく、「カッコー」という音が出ている信号機の反対からは、「カカッコー」という音が鳴る。

更なるバリアフリーとして、アプリ化も

高度化PICS

 高度化PICSとは、通信装置(BLE路側機)を付加した信号機とスマートフォンをBluetooth通信で連動させ、歩行者信号の状態をスマートフォンに送信するもの。
 一部の信号機では、スマートフォンの長押しにより、押しボタン操作、歩行者用信号の青信号の延長、音響式信号機の音を鳴らすことができる。

アプリケーション「信GO!」

 高度化PICSが設置された交差点で、歩行者信号が、音声や、振動で確認することができるアプリ。2020/04/27にリリースされている。


参考

分かったこと
・ぱっぽーじゃなかった……!カッコウだったのね。
・通りゃんせ、イメージあるけど2%なの!知らなかった。
・やっぱり擬音式は2種類の音だった。ぴよ、ぴよぴよ、がよく聞くなぁと思った。
・アプリケーション!そんなものもあるのか!
・地方での普及がもっとあるといいなぁ。

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