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オーディション

先日、子役オーディションの
相手役を務める機会がありました。
その日感じたことをここに残します。📖
(内容の許諾をいただいています。)


自己紹介代わりに、私のSNSです!
https://www.instagram.com/ami__sugawara



それでは、さっそくお送りします。



・たかが自己紹介と思わないこと


自己紹介の段階で既に
振り分けされると感じました。

①お芝居を見たい
②それ以外

魅力的な自己紹介を日頃から研究することで
チャンスはかなり増えるのでは無いかと感じました。


・準備の仕方

子役さんが台詞を飛ばしてしまった際、
どうやって助け舟を出そう。。
何パターンもシミュレーションして
オーディション会場に向かいました。

ですが、50名程の参加者の中で
台詞が出てこなくなってしまった方は
1人もいませんでした。

プロとしての準備を
それぞれした上で臨まれていました。

そんな中、芝居が上手いと審査員の皆さんに
評価されていた方は
私のちょっとした動作を逃さず反応して
相手から受け取ることに関して
良い意味で自分のプランを
諦めていたように感じました。

台本上の世界、周りにある置物、空間
そしてシーン内で私がお渡しした
小道具の香りまで表現されていたのが印象的でした。


・プロフィールの仕分け

ADをしながら、審査が終わった方の
プロフィールを仕分けされていました。

・印象に残った方 1割 
・そうじゃない方 9割

いつも決勝トーナメントに残るんだけどな、、
私が1番印象に残った方に対しての
プロデューサーのコメントです。

「惜しい所まで行きましたが
残念な結果になりました。」

厚かましいのですが、
私も言われたことがある言葉でした。
最後の最後に選ばれなかったこと
これをネガティブに考えていました。

ですが、印象が残ったたったの1割に入れた。
覚えていてもらえた。
ちょっぴり自信を持って良い気がしました。   

「上手い人は続けていればいつか選ばれるから。」
監督が仰った言葉です。


・イメージが合わなかっただけ

役作りの前に、
そもそもその人が持っている雰囲気が
今回の役のイメージとは違ったなど
自分の努力や準備では
どうすることもできない場合があると感じました。

一方で、元々求められていたイメージを
覆えすことはいくらでもできると感じました。


・私を使ってください。このスタンスの内は難しい

〇〇さんなら安心して現場を任せられるよ。
子役オーディションながら
プロデューサーがこのような言葉を
口にされた場面がありました。

ADでは、一緒に仕事をする方を
探していると感じました。

人間性を含め
一緒に仕事をしたいと思ってもらえる為には
どうしたら良いか。
難しいですが、審査側の皆さんと
同じレベルのものを持っていれば良い。

安心して任せられると思ってもらえたら良い。

その為に自分には何が足りていないのか
逆算して日々準備する必要があると思いました。


・芝居以外のセールスポイントを知っておくこと

人に紹介していただく際
何と言っていただくことが多いか
自分のセールスポイントを知る為の
ヒントになると思いました。

ご一緒したプロデューサーが、
私の過去の経験をその場にいる皆さんに伝え、
会話のきっかけを
つくってくださいました。

パスを出してくださる方が
いらっしゃらなかった場合、
どうやって会話のきっかけをつくるか。
自分を知ってもらうのか
そして自分も良いパスを出せる人に
なりたいと思いました。


・営業活動について

フリーランスで自ら営業活動を行っている場合、
距離感や忙しい相手のお時間を極力使わない
方法を考えられると良いと思いました。


・相手役で来ていたもう1人の俳優さん

野心を感じました。
帰り道ご一緒した際、今日仕事の
オファーがほしかったんですと言っていた。
そして彼が書いた気付きをシェアしてくれました。

AD会場で聞いた言葉を1言も逃すまいという
雰囲気が文章からメラメラと伝わって来ました。
チャンスをあげたくなる人とは、
こういう人なんだろうなと思いました。

それを見て刺激を受け、
私も改めて文字にしました。
負けず嫌いだな、私。

刺激をくれる戦友との出会いも
大切にしようと思いました。




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