結論から言うと、初診日に年金に加入していなかったら、障害年金の申請すらできない。
これっていったい根拠は何なのか？
泣く泣く障害年金受給申請のできない人が多い。

最近夜眠れなくなってきた、最近元気が出ない、意欲も出ない、何か自分を支配しようとする声が聞こえ始めたなど。他にも精神状態の悪化はたくさんある。

そして、これはどうにもおかしい、このままにしておけば不安でたまらない、誰か助けてほしいなどいろんな症状が出てき始めて、そこで初めて精神科、心療内科を受診する。
一番大切なのは、こころの不調を感じ、そのために受診した初診日。

初診日時点で、国民年金か厚生年金に加入していなかったら、障害年金受給の申請すら出来ない。
これは、精神科、心療内科にとどまらず、こころの不調で内科や小児科を初めて受診し、その受診状況証明書を書いてくれても有効。

もし、学校を卒業し会社に入り厚生年金に加入し、その分を支払い続けて、５年働いたものの、ある日こころの不調を感じ、病院やクリニックにかからず、会社を辞めてしまい、その後国民年金に加入していなかったとして、その後にやっぱりこれは医者に診てもらわなくてはならない必要性を感じ、受診をした。しかし、その時点で厚生年金や国民年金に加入していなかったら、申請さえできない。

初診の病院やクリニックがすでに閉院しているならば、次にかかった病院やクリニックに問い合わせ、受診状況証明を書いてくれるとしても、加入要件や納付要件が重要になってくる。

５年１０年働いて、厚生年金に加入していたり、たとえ就労をしていなくとも国民年金に加入をしていた時に初診となれば（納付要件も満たしているという要件もある）、申請はできるが、初診日にたまたま年金に加入していなかったら、その時点でアウトとなる。

こんな年金制度って、これまでずっと納得できないまま。

国民からむしり取っておいて、このざまはダメでしょ。

今、その代替案を勝手に検討中。