ぐらしあすの「障害福祉サービスをばんばん使おう」①

ぐらしあすは掃除、片付け、洗濯、洗い物など家事がほとんどダメ。恥ずかしいけれど家の中は整理できないので物であふれかえっている。洗濯機を回すのは簡単だけど、干すのが面倒くさい。ある時、うつ状態がひどくなり、なにもする気がなくなり、洗濯どころではなくなった。例えばジーパンを3本とTシャツを5枚持っているとすると、ジーパンもTシャツも洗濯せずに着まわすことしかできなくなった。ラーメンやざるそばなど簡単なものを作るのはいいが、食器を洗わずに次から次へ食器を出してきて使うので、台所は食器で山盛り。もうどうにもこうにもいかなくなって、「そうだ、ヘルパーさんの家事援助を利用しよう」と思って役所に行った。ただし、精神障害の場合に限って言うと、「自立支援医療を受けているか、あるいは障害者手帳を持っている」ということがまず最初の条件。そこで役所の人から説明を受けて、まずは申請書を出す。しばらくすると、どれだけ生活がしづらいかというのを把握するために認定調査員が自宅に来る。朝何時に起きて朝食は何時に食べるか、洗顔は自力でできるか、夜は眠れるか、眠れる場合は眠剤を服用しているか、寝返りはうてるかなどを聞き取り(時間は調査員によって異なり、おおむね15分から30分くらい)、いったん持ち帰る。同時にその人の主治医に「〇〇さんが障害福祉サービスの申請をしたので、医師意見書を書いてください」ということになる。サービスを受けるには「障害支援区分」というものが必要。非該当・区分1(軽度)から区分6(重度)まであり(介護保険でいる介護度2とか3とかと似たような区分)、区分によって使えるサービスの時間数などがことなる。まず最初に区分がでるのは、認定調査書からコンピューター判定で一旦は決まる。しかし、コンピューターからの人間味を感じない区分なので、認定調査書と医師意見書によって、そこで初めて人間が加わって区分と認定有効期間が決定する。

ディプレッションまっさかり。ぐらしあすの「こころの声」を中心に、自分が体験したことや、時折感じる何のエビデンスもない、主観の記事も徒然に書いていきたいとおもいます。よろしくおねがいします。