ぐらしあすの「炎と波」

両者にはある共通項がある。

キャンプなどに行ったとき、まきに火をつけ、炎が勢いを増していくのを観る。

黙々と見つめる。

一抹の寂寥感や懐かしい光景を思い出す。

あの時の勇気、情熱、大胆さ。

あの時の弱虫、孤独、臆病さ。


早朝誰の足跡もついていないビーチを歩くのは、少し申し訳ない気もする。

波の音、風の音、匂いに包まれる。

まずは、ビーチにちりばめられた、小さな貝、きれいな石、シーグラスをお目当てにゆっくりと歩く。

ひいては返す波を見る。

今日は穏やか。

一定のリズムで波とビーチがからみ合う。

波を見ていると飽きがくるということを忘れる。

あの切ない瞬間を思い出す。

あの楽しい瞬間を思い出す。

あの足が地面につかない不安も思い出す。


炎も波も一瞬たりとも同じ姿とはならない。

その時の「今」に興味が尽きない。

姿が変わらないようでいて、常に姿を変えている炎と波

静のなかの動   動の中の静

行ったり来たりが止まらない。

じっと見つめて想いをはせる

想いを馳せるのは、ストーリーではなく、

それぞれの「ワンショット」

ディプレッションまっさかり。ぐらしあすの「こころの声」を中心に、自分が体験したことや、時折感じる何のエビデンスもない、主観の記事も徒然に書いていきたいとおもいます。よろしくおねがいします。