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ケニアのM-PESAが便利すぎた件について

Bonjour.
こんにちは。あみーごです。

2023年、あけましておめでとうございます。
JICA海外協力隊としてセネガルで活動していた頃から2年が経とうとしています。

2020年から2022年はコロナの影響もあり、海外に行くことも難しい状況だったため、東海道を東京から京都まで歩いてみたり、日本とは思えないくらいに海が綺麗な与論島に行ってみたり、知床に(有名なサウナあるんですが、その)サウナ入りにいったりしていました。が、少しずつ海外もいける国が増えてきましたね。

さて、2022年の年末から2023年にかけては、
私の相棒がJICA海外協力隊でケニアに赴任しているのですが、その相棒へ会いに行くべくケニアへいってきました!

アフリカ大陸としては、3カ国目の挑戦でしたが、私が住んでいたセネガルと比較すると、ケニアはもう、なんというか、めっちゃ栄えていました!ほんとに栄えている。ビルが多い。(まずJICA事務所がレベチだったw)

今回は首都のナイロビと第三の都市であるキスムと、そこから北へ1時間半くらいのルアンダ、カカメガあたりを訪問しました。あとはナロックを通過したくらい。キスムは、第三の都市でありながら、コンクリートが整備されていることと、大型で綺麗なスーパーがあることにびっくり仰天でしたね。セネガルは首都を離れると一気にコンクリートはなくなるため...w

それより何より、電子決済大国であるケニアが色々と便利すぎたので、ケニアで主流のM-PESAの契約方法についてご紹介いたします!

まずケニアでは、電子決済(M-PESA)かクレカ使用が普通です。治安上の観点からも現金を持ち歩いている人は、ほぼいません(というか見なかった)。なんなら現金NGのお店も結構あります。ちなみにマサイ族もM-PESA使ってます。w

Safaricomの契約プランについて

では、2022年12月に私が契約したSafaricomと、M-PESAについて簡単にご紹介します。

空港の国際線到着ターミナルのところでSafaricomの店舗があったので、そこで契約しました。写真は撮れていないのですが、預け荷物を受け取った後、出口に進む途中(外に出る手前)にあります。(到着ロビーはそんなに広くないためすぐ分かります)ちなみに、朝7時頃でしたが、すでに2-3人並んでいました。

とりあえずまずは、SafaricomのSIMカードを契約します。プランはこちら。

Safaricomの料金表

見えずらいですが、一番上の行はドルの料金。上から2行目はケニアシリングの料金が書いてあります。3行目以降は各種ギガ数や通話量、SMSやWhatsAppやYoutubeなどがどのくらい利用可能か、が書いてあります。私は一番安い11ドル(1100シリング)の5Gプランにしました。

初期セットアップは店舗のお姉さんにすべてやってもらいました。スマホの設定言語を事前に"英語"に設定しておくとスムーズです。これでSafaricomの契約は完了です。簡単。一応、空港にはフリーWifi(サクサク)も飛んでいましたが、念の為事前にSafaricomアプリ、M-PESAアプリあたりは入れておいた方がよきです。

M-PESAについて

先ほど、SafaricomのSIMを契約しましたが、ケニアで買い物やタクシーに乗る際などで、電子決済としてM-PESAがあると便利だ、ということで契約することにしました。上記Safaricomとは別にM-PESA口座を開設してもらいます。パスポートさえあれば契約可です。(同じSafaricomの店舗で手続きしてもらえます。)

M-PESAの中に入金したい額を問われるので、いったん5ドル(500シリング)だけ入金しました。ドルを渡すとそのままシリングに両替され、そのシリングがM-PESA口座の中に入金される感じです。

M-PESAのスマホアプリ画面

空港は固定レートのようで、1ドル=100シリングでした。(市内の方がレートはよいので、空港では最低限の両替をして、残りは市内で両替したらよいと思います。市内では1ドル=123シリングくらいでした。)

ケニアは100ドル札や50ドル札以上の高額紙幣の方が、シリングへの両替レートがよいため、大きい額をそのまま持っていった方がよいです。両替所にて大きい額で断られる、ということもありません。笑 基本的に現金を使うシチュエーションはないため、もしM-PESA作る方は必要なだけ、M-PESA内に入金しちゃってよいかと。ちなみに、空港では5ドルでもM-PESAへの入金(両替含む)が可能でしたが、市内の両替屋では、20ドルでは少額すぎて?両替できませんでした。(50ドル以上とかあるのかも)

M-PESA口座をもっていると、友達同士への送金やUberタクシーの運転手への支払い、マサイ族からお土産買う時等に電話番号で送金可能です。市場や屋台でも使えます。(電話番号送金だと若干M-PESA手数料とられますけど。w  スーパーやレストランではお店番号を指定で手数料かからず送金することができます。(日本でいうPayPayに近いですが、どんなに小さな屋台等、どこでも使えるってところが便利です)

M-PESAの使い方(簡易版)

1.電話番号で誰かに送金する場合

まず、左の緑色の「SEND AND REQUEST」を押す。

すると以下の画面になるので、「SEND MONEY」を押します。

「ENTER PHONE NUMBER」押す。

送金したい人の電話番号を入力。

その後、金額を入力して送金します。

2.スーパー等でお店に支払う場合

青色の「PAY」を押す。

お店に7桁の番号がありますが、お店によって「PAY BILL」か「BUY GOODS」か分かれているので(だいたい「BUY GOODS」)、お店指定の方を選択する。

すると、お店指定の7桁の番号を入力する画面が出てくるので、金額入力し送金して完了です。

3.送金先を間違えた場合

例えば電話番号等をミスって、違う人に送金してしまった場合、72時間以内に申告すれば、返金されます。M-PESA専用のSMSに「#456」を入力する。その後、送金した際にSMSメッセージが来るため、そのメッセージをコピペしてSafaricomへ申告(送信)すると、いい感じに手続きが始まり、返金されます。もし、間違えた場合は、いろんなケニア人に頼ればみんな助けてくれます。(まずは頼りましょう。笑)

4.出金したい場合

旅も終了し、シリングをドルに戻したい場合がほとんどかと思われます。出金もいたって簡単です。空港にSafaricomエージェントがあるので、もしそこで出金する場合は、以下の流れです。

ホーム画面で赤色の「WITHDRAW」押す。
すると、以下画面になるので、「WITHDRAW AT AGENT」を押す。

その後、AGENT番号を入力する画面になるので、店舗の番号を教えてもらい入力します。その際、手数料として50シリングが必要となります。例えば残金が4000シリングの場合、3950シリングが返金されます。(1〜49シリングまでは手数料無料)ちなみに、私は残金が1シリングだったので、記念に1シリング硬貨を手続せずくれました。(謎に+1シリング増えるという奇跡。爆)ケニアシリングを触ったのは、最初で最後がこの1シリングとなりました。笑

ナイロビ市内で両替した場所

ジャンクションモールの敷地内に両替するところがあります。モール内にスーパーもありますし、お土産屋さん的なところもあります。

以上、SafaricomとM-PESA情報でした。

それでは、また。
À bientôt.

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