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年齢も、地位も、性別も、本当は関係なかった。

20240305.

私の言葉を、丁寧に、
受け取ってくれる方がいること。
本当に嬉しいです。

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私が大切にしていること。
私の頭の中の、一部。

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大学生のとき、デザインを学んでいた私は研修で海外に行った。スウェーデンにある大学の学生とワークショップを行ったのだが、現地で出会った学生は(学生と言っても、一度社会に出たが学びたいことがあるため再び入学した方が多く)年上ばかりだった。

現地の学生と初めてコミュニケーションをとるとき、私たち日本人の学生は当たり前のように、挨拶の一部のように、「何歳ですか?」「何をしている方なんですか?」そんな会話から入る。

そんな会話が続く中、私の友達が何気なく言った。
「なんでみんな、年齢とか、何をしている人か、なんて気にするの?そんなこと関係ないんじゃない〜?」って。

にこにこの笑顔で言ったその子は、
みんなこうして、一緒に学ぶ仲間なんだし!
そう言っているように感じた。
すごく大切なことを、その友達から教えてもらった気がする。

本当は、年齢も、社会での地位のようなものも、性別さえも、関係なかった。そんな情報は無くても、今、目の前にいるその人と接した自分が何を感じるか、どういう人かなんて自分の心で感じ取ることのが、大切だった。

その友達の周りには、国や性別、年齢をも超えていつもすぐに人が集まった。みんな、きらきらの笑顔があった。きっと、そう言うことだったんだと思う。みんな仲間なんだって、伝わっていたんだと思う。

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そんなことがあってからはずっと、私もどんな人でも、1人の人として接することを大切にしている。

ただ、会社と言う社会に入ってからはどうしても、性別や立場が関係してしまうのがこの世界のようだった。仕方がないこともあるようだけれど、それでもやっぱり、会社を出たら、先輩も上司も1人の人として本当は接したいし、男性とか女性とか、そんな性別をも超えて人として繋がりたい。
思考や行動、言動に、女性らしさも男性らしさも、私は無いと思っているから、こんな考えがあってね、とか、ここすごく良かったよ、とか。良いと思ったことは、女とか、男とか、年齢とか、言葉や数字で括られた枠を越えて、深く伝え合いたい。

年下であっても人生の先輩のように感じる瞬間があるし、小さな子からも今を生きるという大切なことを教えてもらってきた。年を重ねたからと言って強く生きられるわけではないし、正しい答えを知っているわけでもない。

だからこそ私は、社会での地位よりも、人としての生き方でその人を知りたいし、何を大切にして生きているかを、私は聞きたい。そして私も、その人の大切にしていることに対して、それいいねって、共感もしたいし、同じように大切にしたい。1人の人として、手を取り合って、生きていきたいから。

そんなことを思って日々、過ごしていました。

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なんだか話の着地点が見えないまま、私が日々感じている思いをひたすらに書きました。
でも、この考えで人と接していたら、すごく心が楽になったと言うか。
どんな人とでも、(私の中で)対等に会話ができるようになりました。それは大きな変化でした。

日々様々なことを感じて、いいと思ったことを取り入れて生きているけれど、その根底には、自分が心地良く日々を過ごせたらいいなって、ただそれだけな気がします。

これからもより、心地の良い方へ
そう思っています。

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先日焼いたシナモンロール。

シナモンロールもいつか、
大切な人たちに贈りたい。
 



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