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「かがやく瞳の描き方」という本を買って、 そのとおりに描いてみようとした結果。

「かがやく瞳の描き方」という本を買って描いてみたので、そのまとめです。

この本です。

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1:やってみた経緯
2:好きなキャラにあてはめて描く
3:折れる
4:やっと瞳をかく工程
5:意地で10種類かく
6:気づいた点まとめ
7:結果的にやってよかったかどうか
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※はじめに
あくまで趣味お絵かき4年ぐらいの私がやったら
こうなりましたというまとめなので、
上手い人が描いたらもっと本みたいに描けると思います。


先に結果を。描いたものを貼ります。

1:やってみた経緯

私は二次創作をするために絵を描いています。
お絵描き歴は4年ほどでクリスタを使っています。
絵がうまくなりたすぎて、お絵かきハウツー本をすぐ買いがちです。

今まで瞳の描き方をあまり考えていませんでした。
描くたびに変えたりして安定していませんし、
そもそも丁寧に描いてません..。

だいたいこんな目。

そんな矢先。表紙に目がキラッキラの女の子が描いてある
「きらめく瞳の描き方」という本をみつけて、
これを機にいろんな描き方を試してみればいいのでは?
という軽率な気持ちで買いました。

結果、血反吐をはきながらやることになったのですが...。

2:好きなキャラにあてはめて描く

この本には14種類の瞳の描き方が解説されています。
その中で、わたしが今後やらないであろう絵柄のものは除いて
10種類を試してみようと決めました。

カバーは邪魔なのでとりました。

本ではオリジナルのキャラクターで解説してありましたが、
私は好きな漫画のキャラで描きたかったので
どのキャラでどの瞳を描くかを決め、1個めスタート。気合充分。

3:折れる

立ち読みした時点では、これだけ画像と解説あったら
私でもできるだろうと思っていたのですが、とんでもなかった。

まず、当たり前なのですが
瞳の描き方とはいえ瞳だけを単体で描くわけではなく。
目、顔、髪の毛、肩から上は描かねばなりません。
「ラフをかく」
「線画をかく」
「下塗り」

で、3時間ほどとられました。

瞳にたどりつくまでにHPMPが削られまくる。

線画も描き終わり、いよいよ瞳!と思っても
まずは「肌」「髪」の塗りがあります。
しかしこの本は瞳に特化しているので、
肌と髪にはページをさほど割いておらず、
「ざっくり描き込みぼかします」みたいな説明になります。
「彩度低め、明るめの色」
「エアブラシで赤みを」
「色味を調整します」

デジタル絵のノウハウを知っていてそれなりに描いている人は
きっとわかると思うのですが、
わたしは「調 整 と は.....???なにをどのように?」となりました。

4:やっと瞳をかく工程

ようやく瞳の描き方にたどりついた時には満身創痍。

瞳のぬりかたは細かく解説されていますが、
こんな私のレベルなので、わからないところがちょいちょい出てきて。
「いっか…1行ぐらい飛ばしても…」
というのが重なり。
出来上がりはしたものの、見本とほど遠く、
結局とばしたところが肝だったのでは。

しかし自分が考えもしなかった描き方があるのだなあと
何度も思いました。たとえは、

・まぶたに切れ目を入れるように描くハイライト
・瞳のなかのハイライトに彩度の高いフチをいれる
・粘膜を赤く描く
・瞳の輪郭をギザギザにする or ぼかす

などは、近年の新しい描き方なのかなと思いました。

余談ですが、
「90年代によく描かれた瞳」というコラムがあって、
私がかいてるのこれだわ~~~ってなりました。
すきな漫画がそのあたりだからだと思います。

5:意地で10種類かく

3個めぐらいですでに心はしおしおになっておりましたが
(うまくできなすぎる&時間がかかりすぎる)
10個やったらはちゃめちゃにうまくなれるんじゃないかと思って
意地で続けました。
無心。修行とおもって描け。やればできる。

けっきょく10日かけて10個。
ひたすら描きました.....…。

全員、トリミングしてるけど頭から肩まで描いてます

本だと一個ずつ全然ちがう感じなのですが、
私が描いたら全部似てるじゃないの〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

ぜんぜんお手本とは遠いけど………これが現実…。くっ..。

6:気づいた点まとめ

10個なんとか真似してみましたが、
結果、はちゃめちゃに絵がうまくはなっていませんでした!!!残念!

<やってみて気づいたこと>
・自分は線画が雑すぎる。
・まずは髪の毛の描き方をなんとかしたほうがいい。

瞳のかきかた関係ないところで自分を反省することになりました.....。

あと、いまの時代は瞳の情報量が最大のポイントで
光の速さでながれるSNSで、ぱっと見でいかにひっかかりをもたせるか
ということなんだなと思いました。
ものによっては、私の絵柄には合わなくて浮いちゃうなとも思いました。

7:結果的にやってよかったかどうか

瞳の塗り方にいろんな方法があるのだなと知ることができたのと、
自分の線の雑さと塗りのいい加減さがわかったという点で
やってよかったと思います。

本に載っていた瞳をかく方法を
今後もそのまま真似してかくかと言われたら、描かないです。
工程が多すぎて複雑で覚えられないので…。

好きだなとおもった箇所だけ部分部分つまみ食いして
自分の絵に取り入れるのがいいんじゃないかと思いました。

でも意識的に目を丁寧に描こうかなと思えるようになったので、
よかったと思います。

この本を買って実際に同じように描いてみたという人に
話きいてみたいなと思いました。

おわり。

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