おはようございます。

今日も二年前のＳＮＳの日記を一部加筆したものです。

「自分に自信がない」を考え続けた私の私との約束、10年後、それから２年。12年の経緯の重さが見知らぬあなたのヒントになってくれることを願って。

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蝉、鳴いてますねー夏だ。
きょうもぼちぼち参りましょう(*^。^*)

ミクシィを始めて今年で１０年。２００６年の８月の日記に

１０年後の自分と約束約束！と書いてあることを見つけて驚いた

山本文緒の「ハムスター」という小説を漫画で読んでの感想だ。

当時はミクシィ全盛で今ではよくここまで自己開示してんなーってことを
けっこー平然と書いている。そして感想の後、自分に思いを馳せている。

↓

私は本当に自分に自信がない
と、思っている
でも本当にそうなんだろうか？
以前職場の上司が同僚に言っていた言葉を覚えている

今の自分は本当の自分じゃない
とか
今の自分が嫌い
と言ったりするのは
本来あるべき自分をかなりハイレベルに思っているからこそ
なんだよ
今は、それに比べてずいぶん劣っている
そう感じて言ってる言葉だ
もし本当に、心の底から自分がどうしようもない人間だと感じていたら
あ、私もなかなか頑張ったじゃん
もっともっと自分を誉められるはず
人になんと言われても
私なりに頑張ったもんって思えるはずなんだよ。

私の自信のなさはきっと
ゆがんだゆがんだ自己愛だ。

自分に95点を求める人間は
自分が出来る出来ないにかかわらず
必ず相手にも95点を求める。
私はそれで、ずいぶん周りの人を息苦しくさせたな。
特に、付き合った相手とか。

ハァーーーーー。(ながーいため息＆放心)　　

いやいや、でも遅くても気づけたんだから。
これからは同じことをしないよう
大切な人たちにしんどい思いをさせないよう
精一杯気をつけよう。
45点の自分をもっと好きになれるよう
今出来ることをやろうとしているんだから。
もしそれがうまくいかなかった時でも
頑張ったじゃん！って私だけは私に言えるように
なりたい。

そこにまた学校で聞いた追い討ちをかけるデータが

一度は耳にされたことがあるだろう
メラビアンの法則。人間の印象の55%は目から入る印象で決定する
ってやつ。
なんと日本人に関しては80%以上という結果だそう。

人間見た目が9割って本は事実なのね…。

見た目ばかり重視！人と違うことは悪いこと！
45点人生も、さぞ家族や周囲からは奇異の目なんだろうな
私にとっては苦しい国だ………。

フゥーーーーーーー(さらに長い絶望感)

待った！待った！待った！
だからこそ詩を書いてるんやん。

10年後は(そんなに先か！？)
誰がなんと言っても
何がどう転んでも

幸せだからいいんだもぉ～ん

と、ポンヤリ出来てる私になっていよう。
自分と約束約束。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
↑

（そして１０年があっという間に経っていた）

私は相変わらず約束事にルーズな人に今でもイラッとしてしまう。

でも大きく１０年前と変わったのは「自分に自信がない」と思わなくなったこと。口にそう出して逃げなくなったこと。先にそう言って逃げ場を作るのは簡単さ！

今は

どんなに自信がなくても

ここが私のスタート地点、ここから始めるしかない。そう思っている。

１０年前の、この気づきのおかげかもしれない。

けっこーぽんやりする時はするようになったよー！

幸せだから？とはちょっと違うけど

あたしはあたしだからいいんだもぉ～ん。だれとも比べてないよぉ～

人の頑張りに落ち込む暇あったら自分も自分なりに努力したらいいんだって思えるようになったよ

１０年後のあたしから１０年前のあたしへ。
結果報告、終了！

こうして日記は終わっている。

しかし…私はしつこい！いまが結果報告から2年後の私だ。　　　　　　　　気づいたのだが私とあたしが混在している。書いてるうちにこうなる癖が以前あったな。今は大体は「私」どうしても「あたし」と書きたいときだけに出てくる感じ。個人的には感慨深い。
定職も決まってはや三ヶ月。あしたで試用期間最後の日になり、晴れて正式採用に切り替わる。首にスカーフを巻き、メイクもばっちり、流暢に電話をとる仕事時間の私、ジャージで胡坐書いて髪も梳かさずこの日記を書き込んでいる自分。どちらも私でどちらも欠かせないと思うようになれた。相変わらずの45点かもしれないけど

So-What？　　　　　だからなに？

ユーチューブ見てたら誰かが言ってた

「人は自分に配られた手札で勝負するしかない」のだ。死ぬまで。
枚数は少ないけどすっかり覚えてしまったこの手札さんたち。愛おしみながら握り締めすぎて手汗つきすぎてボロボロになってる（きれいなパフューム付のカードにたまにいいなぁって思うのはご愛嬌）このカードで勝負する。

相手の札はわかりません。勝負しますか？

………。←いまだにこの間が消せないのも私。

※「いいかね君、すべての理論は灰色で緑なのは生の黄金の樹だけなのだ」

はい、勝負いたします。緑のもののひとりとして。

※『ファウスト　第一部』より