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気になるところへひたすら行く東京①:百段階段(ホテル雅叙園東京)

先日、ひとり旅で東京(今回も日帰りだよ)に行ってきました。東京には昨年1月の浅草&東京大神宮以来なので、約1年ぶりです。

前回は時間の都合で行けなかった場所があったり、本やネットを見ていると次々と行きたい場所も増えたりと、行き先選びには大変悩みましたが、いろいろ考えた結果下記のラインナップとなりました。

・百段階段(ホテル雅叙園東京)
・明治神宮
・インターメディアテク(KITTE内)

私の趣味強めなラインナップを数回に分けてお届けします。第1回となる今回は、ネットなどで画像を見るたび気になっていたホテル雅叙園東京「百段階段」編です。

百段階段

まずは品川駅から山手線で目黒駅へ。駅から歩いて5分ほどの場所に第一の目的地であるホテル雅叙園東京はありました。

ホテル自体は高級感のある雰囲気ですが、敷地内の「百段階段」は誰でも見学できるようになっていました。東京都の有形文化財にもなっている百段階段はとても幻想的で、部屋のひとつひとつが芸術作品のようでした。

百段階段では定期的に施設の特色を活かした企画展を実施しており、今の季節は雛人形の企画展(千年雛めぐり)を開催していました。全国各地の伝統的な雛人形から現代のクリエイターによる個性的な作品まで、部屋ごとに異なるコンセプトが楽しめる展示内容となっていました。

雛人形のイメージを覆す作品に多く出会え、中でも「漁樵の間」に展示されていた雛人形は部屋全体が映画のワンシーンのようになっていて、見た瞬間に思わず声が出ました。漁樵の間自体も非常に凝った作りとなっていて、人物や花がすべて彫って描かれていたところには感動しました。

また個人的に見て面白かったのは、猫をテーマにした作品のコーナーです。可愛らしい猫をモチーフにした雛人形たちに癒されたほか、中には階段にいるたくさんの猫の日常風景のような作品もあって、雛人形の常識を超えた作品たちに刺激をもらいました。

他にもミニチュアサイズの雛人形やつるし雛、手鞠などと、レトロさと新しさが入り混じる美しい雛人形の世界を堪能できました。雛人形そのものが持つ美しさ・可愛さに百段階段の妖しげな雰囲気がプラスされ、企画展をより魅力的に仕上げていた印象を受けました。

今時なデザインもこれはこれで良きです
昔話をモチーフにした作品もありました
新旧入り乱れる「和」が素敵です

百段階段の各部屋はサイトからストリートビューで様子がチェックできますが、それぞれの部屋で味わう感動や絵師の魂は直接見てみないとわからないと行ってみて実感しました。企画展が異なれば施設そのものへの印象もまた変わりそうだと思ったので、今回とは違う時期に改めて行きたい場所になりました。


百段階段編は以上となります。次回は明治神宮と原宿駅周辺を散策してきた話になるかと思いますのでお楽しみに。

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