見出し画像

電磁波を巡る健康被害は本当なのか。

1979年、アメリカで衝撃的な論文が発表されました。
送電線の近くに住む人と白血病の相関関係を報告したものです。

電荷が移動することで電線からは電磁波が発生しています。
その送電線の近くに住む人と、離れた所に住む人とでは小児白血病で死亡するオッズ比が3倍にも跳ね上がるというもの。

オッズは統計学における事象の起こりやすさを表す指標で、ある事象が起こる確率(p)を、その事象が起こらない確率(1-p)で割ったものですが…覚えなくても大丈夫(笑)

オッズ比補足

この発表は大々的に報道され、あっという間に電磁波有害説を唱える人が爆増したという訳です。

ここから先は

1,909字 / 2画像

あみマガジン

¥500 / 月 初月無料

あみマガジン再スタートです。 以前のマガジンが消えてしまったのは悲しいけど、また一からコツコツ頑張ります。

あみマガジン

¥500 / 月

カフェのコーヒー一杯の値段でそれ以上の安心をお届けします。

沢山のコストと愛をかけて書いてます。 値段以上だな!ちょっとサポートしてやろう! とサポートして下さるとあみのヤル気がアップします!