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カメラ始めたての自分に伝えたい6つのこと


今回のテーマについて

今回はカメラを始めたばかりの4年前の自分の振り返りをおこなおうと思います。

1年毎に記事を分割して書かないとボリュームが多くなりそうなので今回は1年目の自分に対してというテーマ。

これが初心者の方や、カメラを始めようか迷っている人にとって少しでも参考になれば幸いです。

はじめに

一年以上noteの更新をサボっていました🥺
今回のnoteを書く前に、以前の記事を読み返して
去年の自分は、1年の目標を立てていたようでした。
偉いですね、自分🥺

①本を月に4冊読む
②Photoshopを不便なく使えるようになる。

という内容でした。
そしてこの1年を思い返すと、本は4冊は読めていないですが習慣はつきました。
Photoshopも今ではほとんど、それを使ってレタッチするようになり勉強する事は多いけど不便はないかな。

自分自身、継続することは非常に苦手だけど
決めたことが少しでも出来るようになったら嬉しいって感覚は大人になっても大切だね。


とにかく4年前の自分に伝えたい。
そんな6つのこと

①余計な事は覚えるな
露出の変化(F値、シャッタースピード、ISOを変えたさせたときの明るさ)のみ覚えろ

②カメラモニターに映った絵を信じるな

③水平・垂直をとにかく意識

④Lightroomでのレタッチを覚える

⑤彩度上げたらなんでもいいと思うなバカやろう

⑥PC買え

僕が初めて手にしたカメラはSONYのα7Ⅲでした。
レンズキットセットを使用して、初のミラーレスカメラにワクワクしながら子どものように撮っていました。
当時はSONYのカメラがすごく流行ってた気がする。
今も流行ってるか。

露出や構図がめちゃくちゃでも、全てが楽しい。
カメラがあるから頑張れる。

そんな童心を思い出させてくれる体験。


この頃は設定も全く分からず、ネットや本を読んで色んな事を覚えようと奮闘してました。

まにゅある?しぼり?しゃったーすぴーど?いそかんど?
と疑問に思いながらも、友人たちと旅行に行った際に
カメラマンの友だちからマニュアル撮影について
教わりました。

そのあとは友だちをそっちのけで撮影にのめり込んでいたのは良い思い出です。

少し覚えた程度の知識でマニュアル撮影にこだわっていたからシャッターチャンスを逃すことが多かった。

カメラは一瞬を切り抜くための道具であって
設定だけを楽しんで、撮った写真を見ずに過ごす事は
やめた方が良い。

分からねえなら絞り優先モードでとにかく撮れ。

車で山梨へ。途中の道の駅で食べたほうとうは美味しかった
宿泊したペンションの前でマニュアル撮影を教わった
教わった翌日には友人の事はもはや気にかけていなかった
忍野八海での撮影。マニュアル難しすぎてクソだと思った

初めてのスナップ撮影

撮影に対してのモチベーションは最大のため
場所を決めてとにかく撮りに行こうと考えた。
初めてのスナップ撮影は日暮里〜上野に行った。

夜の撮影はとにかく難しく、やたらとピントの合わない写真を量産した。
この時は何故なのだか全く分からなかった。
昼はちゃんと撮れるのになぁ...🤔🤔🤔

不忍付近で撮影したと思う(うろ覚え)
思い返すと、この頃から青い光が好きだった
4年後の今でも似た被写体を何度も撮ってる。
ある意味自分にとってルーツの写真

撮影した際に、モニターに表示される写真を確認してはいたが、水平垂直やピント位置などは全く確認せずに明るい・暗いだけで全てを判断していた。

α7Ⅲのモニターは正直クソだけど(ごめんなさい)
曲がってるかどうかくらいは確認するべき。
最低でもシャッタースピードは、1/焦点距離 を知っているべきだった。

焦点距離50mmだった場合は、1/50秒が目安となり、焦点距離400mmの場合は、1/400秒が目安となります。

初めての映えスポット

学生時代の修学旅行以外で初めて京都に行ったのも
この年でした。
学生時代はいじめられっ子だったためその記憶はほとんどありません🥺

京都と言えば、全世界から愛される日本の映えスポットの集合体みたいな土地です。
もちろんカメラを持っていき、たくさん撮影をしました。

思い返すとこの時からLightroomを触り始めた時期でもあります。
当時は古いWindowsのPCでパラメーターを変更しても反映までラグがありすぎた。
そんな中でレタッチしてました。

段々と見せたいものが何か考えるようになってきたのか、無意識にやってたのかは不明ですが
見返すと主題は少し明確になってきましたね。
ただ、レタッチは今と全然違う手法でおこなっており手探り感が隠せないですね。

改善点は多いが
この写真だけは今、見返しても好きな写真だと思う
完全に黒潰れしちゃってるけど
撮りたいものは明らかになってきた
ずっと鴨川に行きたくて、足を運んだ初めての鴨川
陽が沈むまでずっと景色を見ていた
東京では見れない街並みに胸が熱くなった。
みんな撮ってるやつ。
みんなみたいに撮れなくて悲しい。

とりあえず彩度上げまくるのはやめた方が良い
2枚目と4枚目は紫、青が飽和しちまってる🥺
主題を見せたいという手法は正しいが
その他を真っ黒にするのは微妙。

路地の写真や、夜のネオン、日の丸構図での撮影は
今でもずっと好きなテーマなので、初心者の頃から好きだったものは今に繋がってるんだなと振り返って気づいた。

秋の戦慄

冬桜(コバザクラ)をご存知でしょうか?
11月中旬ごろから咲き始める桜で、とある場所では
紅葉と桜を一緒に見ることが出来ると聞き、そこに赴きました。

現地では、いかつい三脚を構えたおじさん達の集団に戦慄を覚えました。
「はえ〜、三脚って何に使うんだろなぁ」とアホなこと思ったのもこの時。

だいぶマニュアルの設定に慣れて来たと自分では思いこんでいた。
でも、ISOはオートにしているのに、上限を設けていなかったため、ノイズまみれのぶっ飛んだ写真が量産されていました。

前回から成長したのか、1/焦点距離を意識していたようでシャッタースピードはブレない設定を維持していました。
Youtubeで見た誰かの動画で1/125以下で撮るなと学んだ

そして、イルミネーションの撮影にも挑戦した。
眼で見るのと、写真で見るのとは全然違くて
そのギャップに苦戦しながらも楽しさを更に感じていました。

レタッチは相変わらず、クソスペックのPCでおこなってました。

紅葉の鮮やかさと空の青さを見せたかったんだと思う。
目がいてぇ
モノクロ写真も試していたがすぐ飽きてしまった
(10分で飽きた)
紅葉の彩度の高さは分かるとして、何故岩肌が青いのだ
すげえ!玉ボケ撮れた!ってはしゃいでました
当時の自分にしては悪くないと思います。
手前の水面のシャドウを粘れば良い感じになるのでは?

彩度を上げまくることに拍車がかかっている。
更に色温度まで過剰な調整をして、目に刺激的な写真が多い

自然な彩度は上げても良いが、彩度は下げるもしくは調整しない方が今は好きなのに、こうも違うものか。

それに当時の自分はなぜPCでは無くiPadを買ったのだ。
大人しくPCを買え


この撮影後にiPad Airを購入しました。
今までと違って、レタッチしやすくて感動🥺
HSLやカラーグレーディングを調整するにしても0か100かみたいな極端な調整ばかりで、とにかく青けりゃ良いと思ってた。

初の望遠レンズ

この時は和歌山に行くにあたり、レンズを購入しました。
TAMRON 70-180mm F2.8 が初陣でした。
キットレンズ28-70mmはお留守番🙃

はえ〜、これが「あっしゅく効果」ってやつか!
と感動した一枚
悪くないけど、何か足りない
緑の色味が少し落ち着いてる
周辺減光かけたほうがいいんじゃない?
この緑はやべえ
これは今見ても良い写真だと思う一枚
この写真をきっかけに何でもTeal&Orange
にする事を覚えてしまった。


慣れないうちは広角〜中望遠のレンズも持っていけ
撮れないという経験が増えていくことで70-180mmが使いにくいと勘違いしてしまう。
いい加減、緑の彩度と色相をなんとかしろ特にパンダ
何でも三分割構図にしたら良いわけではない。
情報量が多くなりすぎる。
むしろ全て日の丸構図で撮れ

カメラ1年生の時はこのような時系列でした。

まとめ。2020年を振り返って

大切にしたい事

  1. カメラを純粋に楽しめていた。

    ただ自分自身の満足のためだけに撮る姿勢は振り返ってみても好きだなと思う。
    趣味なのだから楽しむ事が最優先だと思う。

  2. 常に新しい事を取り入れる姿勢

    これは今でも継続して出来ているから
    この意識を大切にしたい。
    レタッチ、POV、撮影技法など探せばいくらでもある。
    知識のアップデートも必要だし、自分のスタイルを固定していきたい

  3. 人の真似をしない、比べない

    当時はSNS映えなんか全く分からないから
    ただ、見えて胸に響いたものを純粋に撮っている。
    その気持ちがカメラを続けることになったのだと思う。

    手垢付きまくったような構図と被写体を
    皆と同じように撮る事を自分は好んでいない。
    それが楽しい人ももちろんいる事は理解しているが、自分はそうではない。

カメラ始めたての頃は下手で当然だし、恥ずかしい事ではないと今では思う。

ただ、カメラが楽しい、写真が好きという気持ちは
始めたてが一番強いと思った。
振り返る事でその気持ちがまた湧き出てきそう。
技術面では、今より劣るがマインドの部分は今より数段上だなと感じた、


早いうちから気づくべきだった事

  1. 無理にマニュアル設定にこだわらず
    絞り優先モードを多用した方がいい。

    マニュアル設定で撮っている人はカッコよく、プロっぽく見えるがAモードで撮ってる人もかなり多い。
    被写体>設定に早いうちから気付ければ成長スピードは違ったと思う

  2. 水平・垂直の感覚に早いうちに慣れた方が良い

    これは今でも出来ていなく、ずれていることはもちろんある🥺
    せめて、Lightroomで修正しよう

  3. Lightroomのパラメータを全て変更しなくても良い

    あれこれ無闇に触らずとも、基本補正だけで完結する場合も多い。
    あれこれ触ったおかげで学んだこともあるから結果は良しって感じだけど

  4. 自分の周りに撮りたいものは転がっている

    自分の性格上、焦点距離に慣れず上手く撮れないと感じると途端につまらないとなる幼稚な性格だ。
    なので望遠レンズでは無く単焦点(35mm or 50mm)を買うのが正解だったと思う。
    「距離感分からなくて撮れない」
    ではなく
    「このレンズで撮れるものを探すぜ」
    と学ぶべきだった。
    貴様に70-180mmはまだ早い🥸

  5. マジでPC買え
    色変えたいならキャリブレーションがPC版にはあるだろうが。
    ただ、iPadでのレタッチも悪くはないが
    PCにはマジで敵わないと思う。


2020年はこのような感じでした。

次回はこの続きの2021年です。
メインテーマは「遂にPCを買う」という事にします。知らんけど。


以上、カメラを始めたばかりの4年前の自分の経験を振り返りました。
初心者や興味を持っている方にとって参考になればうれしいです。
カメラは楽しくて好きな趣味であり、継続することが苦手な自分でも少しずつ成長できました。

この記事を読んで、カメラを始める勇気や新たな写真の可能性を発見していただけたら幸いです。
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