根本的な間違い〔今の教育にはそぐわないかもしれないけど〕


やる気のない人が、知恵だけ貰って成績あっぷ。
あるでしょうか?
私はないと思います。

ビリギャルは最底辺から這い上がったのではなく、そこそこ実力のある子が、手抜きをやめてがんばった、そういうふうに読むべき文脈です。

私の友人は家庭に恵まれず、塾も家庭教師も、進研ゼミすらさせてもらえませんでした。
でもそこそこの高校へ行けました。
そこには三つの魔法がありました。

①先輩の魔法

大好きな同性の先輩が、たまたま勉強大好きな方でした。
見習っているうちに友達は、勉強が好きになりました。

②行きたい学校の魔法

オープンスクールにいっぱい行って志望校を決めました。
ここの一員になりたい!
それがモチベーションとなり、彼女の勉強意欲はいい形で維持されました。

③テレビの魔法

NHK教育テレビで今も放映されている、『テストの花道』とか『Rの法則』をご存知でしょうか?
たかがテレビと思うなかれ。
勉強のコツが多々出て来ます。
ながら見でよいので、ちらちらっと視聴してみて下さい。
自分にあった勉強法や勉強のコツがきっとみつかりますよ。


①~③みたいなことを自分流にみつけていく力、それが勉強の底力です。
塾も家庭教師も補いでしかありません。

①は先輩選びが特にとても大切。
友達の友達は、勉強してたら先輩にこんなことを言われたそうです。
「ばかだなあ△△、勉強全然出来なくても中学は卒業出来るんだぞ」

助けにならない先輩だと…思いませんか?

①は友達についても言えます。
自分がさぼりたいからつるんでくる人は、友達でしょうか、足手まといでしょうか。
ちょっと用心が必要ですよね。

自己憐憫の激しい友達も用心です。
うちはきょうだいが多いから、私に教育費かけてくれないの。
□□はいいな。
単語帳いっぱい持ってて。

こういうのにうんざりしながらする勉強は、身が入らないでしょうねー。


おさらい


いい先輩、友達を持ちましょう。
勉強の目的をしっかり持ちましょう。
テレビは役にたつこともあるので、目の仇にはしすぎないようにしましょう。





それでも地球は回っている