悔しいけれど、これが私。〔足しました〕


私は納期が守れない。
それどころか、より面白いを探そうとして、全部ぶち砕いてしまうことさえある。
打ち砕く、ではない。
ぶち砕く。
粉々に、粉砕だ。
そして壊さないですむときは、素直に一回で、一発で仕上がるのだ。
それはたぶん何かが憑いてるからなのだろう。
憑いてる時はイケて、憑いてない時はだめ。
そんな神頼みな書き手など、プロとして生き残れるはずなどないのである。

ここから先は

2,041字

¥ 100

それでも地球は回っている