628

628といえば


映画『炎628』。
1985年公開のソ連映画。
監督はエレム・クリモフ。
脚本はアレクサンダー・アダモーヴィチ。
“アインザッツグルッペン”をロシア人の少年の目線で描いた映画だそうです。
私は未見。
救いのない作りだそう。

監督のエレム・クリモフ氏は、怪僧ラスプーチンの映画

『断末魔』(邦題『ロマノフ王朝の最期』。1981年ソ連)

を撮った人。
緻密、精緻に撮る人だそうだ。


“アインザッツグルッペン”は、

第二次世界大戦中ナチスドイツに実在した、悪魔の部隊だそう。

ドイツの保安警察(SiPo)

保安部 (SD)

がドイツ国防軍の前線の後方で、

「敵性分子」(特にユダヤ人)を銃殺するために組織した部隊

だそうだ。
直訳「出動集団」。
“移動殺戮集団”ともいわれ、正式名称は、

「保安警察及び保安部の出動集団」

で、

アインザッツグルッペン

だとさ。
一説には130万人くらい殺したらしい。

ユダヤ人殺したる!

な、人ばかりなわけではなく、

そういう政策よくないんじゃね?

って思ってるだろう、

手を汚したくないんだろう、

って決めつけられたホワイトカラーも入れられた。
牧師さえいたそうだ。
そういう場所で生きながらえるには手を汚すしかない。
それもなぜか競い合いになっていく。
ガンダムのアムロみたいに言うと、

僕が/
一番/
ユダヤ人をうまく殺せるんだ/

だろか。
怖すぎる!

それでも地球は回っている