代理だったか？

市は秀吉をどう思っていたろうか。
物語上は嫌っていたほうがおもしろかろう。
女煩悩の秀吉が、手に取ることかなわなかった戦国一。
「だから」茶々は狙われたとしたら、猿に身を任せざるをえない状況にしたのは市だということになる。
下の妹を先に嫁がせ、その相手よりちょい身分高い人物に上の妹を嫁がせ、それより偉い奴にめあうためには太閤に嫁ぐよりなくした秀吉。

母よ。
娘を猿に抱かせたのは

間接的にはあなたなのだ。

4月24日　お市命日

1583年。
戦国一の美女にして織田信長の妹、市。
仲むつまじかった浅井長政を兄に攻められては失った、彼女が再嫁した相手が柴田勝家。
秀吉と争い敗れた勝家と、市は命を共にした。
三人の娘を残して。

市様。
勝家のことも、好いていましたか。

ちょっと伺いたい気がします。