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これだけは知っておきたい!ECカートシステムの基本的を徹底解説(読了時間:3分)

みなさんこんにちは。株式会社Oxxxの佐藤です。
ECコンサルタントに転身し、2ヶ月のボクが代表の黒瀬からECの売上アップの基本を徹底的に学んだ事を成長記録としてアウトプットしていきます。


本日のテーマは【ECカートシステム種類と特徴】についてです。



前回に続き、黒瀬からのレクチャーはいつもボクの無知な質問から始まります。

ボク
「前回のレクチャーで売り場の違いがあることは理解できました。でもそれだけでは顧客は購入できないですよね〜?」

黒瀬
「鋭い質問です。だんだん、実店舗とECサイトのイメージが合致してきましたね〜。その通りです!買う場が必要ですね」

ボク
「実店舗で言う買う場、、、ECサイトでなんて言うかわからないですが、、、レジ?笑」

黒瀬
「惜しい!ECではこれをカートと言います!では、今日はカートについて教えていきますね〜♪」


・ECの基本を徹底的に学びたい
・無駄なく学びたい!

こんな想いの方、ぜひ一緒に成長していきましょう!




自社ECサイトのカートシステムは大きく3種類

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ECサイトの運営に必要なネットショップの注文を処理する「カートシステム」はインターネット上で消費者が買い物をするための仕組みのことです。

スーパーでショッピングカートに欲しいものを入れて会計するように、ネット上で欲しい商品を選択し、購入の手続きに進み、合計金額や手数料、送り先や決済方法などを管理することができます。

その種類は大きく下記3種類に分けられます。

①サーバーをレンタルできる「ASP型」
②公開されてるソースコードを無償で利用できる「オープンソース型」
③個別にECサイトを構築する「パッケージ型」



最もポピュラーな「ASP型」

自社ECサイトを実装する「カートシステム」には、「ASP型」を選択される場合が非常に多いです。

その理由として、「ASP型」はあらかじめカートシステムがインストールされているサーバーをレンタルすることができるサービスなので利用のハードルが低いのが特徴です。

ホームページ作成機能が付随しているものも多く、レンタルカートの提供会社と契約をすることで簡単にECサイトを立ち上げることができます。

また、保守費用やセキュリティー対策などもカート会社が行ってくれるため、初心者や専門的な知識がない人でも、ネットショップを開店できます。

しかし、使える機能やサイトのカスタマイズは、他のシステムと比べ自由度が低くなります。

〜代表的なもの〜
・カラミーショップ
・Make Shop
・futureshop
・shopify


カートの月額使用料は無料のものから、数万円かかるものまであり、実装したい機能によってカートを選ぶのがポイントです。

汎用性が非常に高く、利用しやすいため、近年は「ASP型」カートを選ぶのが主流です。



低コストで自由度の高い「オープンソース型」

次に利用者が多いのが、「オープンソース型」です、カートシステムを構築するのに必要なソースコードが公開されており、誰でも無償で利用できます。

契約をしたらすぐに開店準備ができるASP型と違い、オープンソース型はECサイトの立ち上げに必要なソースコードを自分でカスタマイズする必要があります。

そのため、専門知識と技術が必須ですが、ASPよりも自由度の高いシステムとなります。

〜代表的なもの〜
・EC-CUBE
・Word Press
・magento



資本力のある企業向けの「パッケージ型」

「パッケージ型」は、システム提供事業者が顧客の要望に合わせて個別にイチからECサイトを構築するサービスです。

ASP型やオープンソース型でプラグインを組み合わせるだけでは実現できない複雑な機能にも対応できます。

プラグイン
ソフトウェアに機能を追加するためのプログラム。


ただ、サイトごとに機能を開発する必要があり、導入費用が高額なため、大手企業向けのカートシステムと言えます。

さらに、部分改修する際もシステムの開発者でないと行えないことも多くあり、提供事業者への依存度が大きくなるのがデメリットです。

〜代表的なもの〜
・ecbeing
・ebisumart



まとめ

ECサイトのカートシステムは3種類あり、それぞれの特徴について黒瀬からの教えをボクなりにまとめてみました。
(もっと言えばフルスクラッチというカートもありますが、また別の機械でご紹介します)

webの世界はカート一つとっても日進月歩で日々進化しています。
とはいえ、自社の方向性に適していないカート選びをしてしまっては本末転倒に陥りやすい性質も含んでおります。

ですのでまずは、自社サイトで何を実現したいのかという方向性決めが重要である事をご理解いただきたいです。

個人的は、初期は‘売り場’を選び、‘買う場’を最小限で構築し、売り始めることが重要であると思いますので、「ASP型」からスタートすることをオススメします。

運営をしていく中で、改善を繰り返しながら、実現したいことが明確、かつ「ASP型」の限界が来た時点でカートの見直しをしていってみてもいいのではないでしょうか。

〜今日の黒瀬からの学び〜
カートシステム選びは、自社がどのようなサービスを顧客に届けたいか?という目的を明確にしてからすべし!


次回は【ASP型カートシステムの種類と特徴】についてまとめていきたいと思いますのでお楽しみに♪♪



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