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販売戦略につながる!?配送料金設定の基本(読了時間:3分)

みなさんこんにちは。株式会社Oxxx(オックス)の佐藤です。

ネットビジネスとは真逆の世界にいたボクがECコンサルタントに転身し、ECの売上アップの基本をトップコンサルタントである代表の黒瀬から徹底的に学んできました。

この学びを「独り占めするのはもったいない!」と思い、成長記録としてアウトプットしています。

ぜひ、自社のECサイト運営にお役立てください。

・ECの基本を徹底的に学びたい!
・無駄なく学びたい!


こんな想いの方、ぜひ一緒に成長していきましょう!



本日のテーマは『配送料金設定の基本』についてです。


通販ビジネスを始める際に意外と悩ましいのが配送料の設定です。


あなたもお客様の立場になると、商品を購入検討しているとき「送料無料」と「送料◯◯円」という表記だと、ついつい「送料無料」を選んでいませんか?


お察しの通り、配送料金の設定次第ではECサイトの売上そのものを左右することもあり、非常に重要な項目です。


そこで大事なポイントは2点!

・お客様目線でわかりやすい料金設定すること。
・料金設定を工夫して売上アップにつなげること。



本記事を読んでもらうことで、配送料金設定の基本が身につきますので、最後までお読みください。


では、早速本題に入っていきましょう!



配送料は「無料」か「全国一律」がベスト

送料無料

配送料金を決める上で大切なのは、お客様にとってわかりやすい料金設定することです。

当然ですが、配送先が遠いほど送料は高くなるので、地域ごとに異なる料金を設定しているECサイトは多いのです。


しかし、配送料金は全国無料にするのがベストです。


「そんなんわかってるワイ!」って話ですよね(笑)


コレは送料をサービスで無料にした方がいいですよという話ではないんです!

商品の価格に送料分の金額を上乗せして他サイトよりも価格設定を高くしても、送料が別途かかる低価格サイトより、売上が上がる傾向にあるということなんです。


あなたもネットショッピングでこんな経験ないですか?


「この商品機能も良さそうだし、安いから購入しよ〜と」

(購入ボタンポチッ)

送料別途1,000円

「えー!商品より高いやん!や〜めた!」


こうなるとお客様に先入観で‘送料が高い’お店と認識されてしまいます。
(ホントはそうではないのに、、、)


無料が難しい場合でも、なるべく送料は全国一律がおすすです。


その際、配送料金は全国の配送料金の平均と、売上売上が多い地域とのバランスを考えて決定します。


例えば、東京にある会社の場合、会社から近い関東圏内での売上が多ければ、配送料金を低く設定することができます。


反対に北海道や九州など、配送料金が高くなる地域での売上が多い場合は、配送料金を高く設定する必要があります。


バランスを考慮しながら、お客様にとって納得できる全国一律料金を設定しましょう。


商材によっては配送料金の設定が複雑になるケースも!


代表的なものはクール便で送らないといけない商品や、1回の注文で複数の配送先の指定が必要なケースです。


このように配送料金が複雑になる商材の場合は、サイト内で配送のルールをまとめて一覧にしたページを設けておくといいでしょう。


ページ作成のポイントはコレ!

お客様が一目で簡単に計算できるようにすること。



配送料を工夫すれば売上は伸びる

工夫


実は、配送料のコントロールによって平均顧客単価や購入率を伸ばすことも可能です。

多いパターンはこの2つ!


①一定額を購入すると送料が無料になる
▶︎「購入総額〇〇円以上で送料無料」というように、パターン


このように設定すると、「送料無料の金額」に達してないお客様に「ついで買い」を促す効果があります。


②「初回購入は送料無料」という特典をつける
▶︎ECサイトの初回購入のハードルを下げるパターン


最もハードルの高い初回購入のハードルを下げ、新規顧客の増加を狙えます。

こちらは特に定期購入をして欲しい商材で行うことの多い施策です。


このようにお得感を演出し、商品の購入意欲を引き上げることもできるため、配送料はオープン当初に設定して終わりではなく、状況に合わせて常に改善すべき大切なポイントです。



まとめ

いかがでしたでしょうか?

配送料金は一見「決まっているモノ」だから変えられない。

購買してもらう数を上げるには配送料は事業者が負担しないといけない。

とあなたも考えられていたのではないでしょうか。


本記事でご理解いただきたかったのは、2点!

・お客様にとってわかりやすい料金設定すること
▶︎できれば送料無料、全国統一料金など


・売上アップに絡めた設定にすること
▶︎ついで買いの促進、初回特典としての活用


ご紹介したように活用の仕方次第では、配送料金はネガティブな使い方ではなくポジティブな使い方に変換可能です。


ぜひ自社のECサイトの配送料金設定を見直してみてください!


本日の内容を実践することで、ムダな労力を回避することができ、本来やるべき業務に集中できますので、ぜひ自社のECサイト運営にお役立てください。


もし、ECサイトの運営業務で今回の配送料の設定の件のような些細なことでも構いませんので、「相談したい」「迷走中」という方がいらっしゃれば!


ボクがお答えできることは、無償でお答えしていきますのでお気軽にTwitterのDMよりご連絡ください!
▶︎▶︎▶︎@Yuya_Sato_oxxx


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