売上UPのために押さえておくべき決済方法!基本的なポイントを解説(読了時間:3分)
みなさんこんにちは。株式会社Oxxx(オックス)の佐藤です。
ECコンサルタントに転身し、2ヶ月のボクが代表の黒瀬からECの売上アップの基本を徹底的に学んだ事を成長記録としてアウトプットしていきます。
本日のテーマは『ECサイトで利用される決済方法の基礎知識』についてです。
今回このテーマを選んだ理由はクライアント様のサイト分析をしていて「ナニぃ〜〜〜〜〜!」という現象に出くわしたからです。
それは「アクセスは増えているのに、購入率がどんどん下がっている」という結果。
「絶対ナニか原因があるはず!」と思い、それぞれのデバイス(PC、スマホなど)の数値を見てみると!!
"スマホからカゴに商品投入後の離脱が以上に多い、、、"
こっ、これは無茶苦茶もったいない💦
あなたもこういった経験ありますか?
「せっかくアクセスアップ頑張ったのに、、、あ〜あ…」と少しブルーになりながら、これは早急に改善せねば!!ということで代表の黒瀬に相談しました。
ボク
「クライアント様のアクセスは順調に伸びてるのですが、購入率がヤバイです、、、」
黒瀬
「え?どうしたんですか?」
ボク
「アクセス伸びてるのに売上が上がってこない!なんかおかしい…と思い、購入率の数値確認したんですが、スマホからのカゴ投入後の離脱の数値が以上に高いんです。何か対策はないですかね、、、」
黒瀬
「まずそこでなんかおかしい!と気づけたのはこれまで学んできたKPI設定がきちんとできているからです。素晴らしい!」
「そして、カゴ投入後の離脱が多いというのは、今日教えていく決済方法の基礎を理解すれば解決できますのでご安心を。」
※KPIについてはコチラの2記事に基本ガイドをまとめてありますので、まだご覧になっていない方は、ぜひチェックしてみてください!
🔽
『ECビジネスで必要なKPI設定の基礎』
https://note.com/1988yuya/n/n093213c87c7c
『KPI設定を実務でどのように活用していくか』
https://note.com/1988yuya/n/na72041649fbf
本記事を読んでもらうことで適切な決済方法を選ぶ基本知識が身につきますので、ぜひECサイト運営の成功にお役立てください。
・ECの基本を徹底的に学びたい
・無駄なく学びたい!
こんな想いの方、ぜひ一緒に成長していきましょう!
はじめに
ECサイトには、商品の代金を支払ってもらうための決済システムが必要です。
決済方法を充実させることは、売上を伸ばすために押さえておくべき基本的なポイントです。
主要な決済方法の種類とその特徴を知っておきましょう。
ECサイト決済方法は60%以上がクレジット払い
決済方法についての調査結果を調べてみると、圧倒的にクレジット決済の利用頻度が高いことがわかります。
クレジットカード決済は、ECサイトのカートシステムが対応している決済代行会社に申請を行うことで利用することができます。
費用面としては、3〜5%程度のカード手数料やトランザクション費用などが発生します。
トランザクション費用
クレジットカード決済をする場合に、そのカードの信用照会、購入確定後の業務処理などに発生する費用のこと。
また、クレジットカードを作れない18歳未満や、カードを持たないことが多い20代前半の若年層の利用率が低い特徴もあります。
10代や20代前半の人に人気の高い決済方法は、コンビニ決済です。
購入時に指定される番号を使い、コンビニの店頭で購入料金を支払うサービスです。
クレジットカードを持たない人や、クレジットカードをネットで使うことに抵抗がある人に人気があります。
運営者側も、店頭での支払いが完了したのを確認してから商品の配送ができるため、商品を送った後で代金が振り込まれないといったリスクを避けることができます。
その他のメジャーな決済方法には、「代引き決済」「キャリア決済」「銀行振り込み」「電子マネー決済」「後払い決済」などがあります。
また、昨今はAmazonや楽天市場などに登録している会員情報を使って購入する「ID決済」が人気です。
購入率アップの守護神「ID決済」
スマホ時代の決済手段として、近年勢力を伸ばしているのが「ID決済」です。
ID決済とは、他のサービスに登録している会員情報(ID)のログイン情報を入力するだけで、初めて利用するECサイトであっても、「住所」「氏名」「電話番号」「メールアドレス」「クレジットカード情報」などの必須情報の入力を省略して購入できる決済方法です。
これが出てきた時はユーザーとして「これ考えた人天才や!」でした。
顧客の購入の手間を大幅に省けることが、購入率を飛躍的に伸ばす秘訣です。
代表的なID決済にAmazon Pay、楽天ペイ、LINE Pay、PayPayなどがあります。
2020年時点でシェアを大きく伸ばしているのはネットショップと親和性の高いAmazon Pay、楽天ペイです。
今後は圧倒的なユーザーを誇るLINE Pay、PayPayの本格参入で、よりID決済の需要が増えることが見込まれます。
ID決済需要増の‘秘密’
これはなんと言っても、「ながら決済」ができてしまうところがポイントです。
十年来、一番人気の決済手段はクレジットカード決済でしたが、スマホ時代の「ながら決済」には不向きです。
例えば、「通勤電車に乗りながら」ネットショッピングを楽しんでいたとします。満員電車の中でクレジットカードを取り出して、スマホにクレジット情報を入力することは難しいですよね。。。
また、こんな光景がどうでしょう。「自宅のリビングでソファで横になりながら」ネットショッピングをしてるときも、クレジットカードを財布から取り出すのは面倒です。
ボクもよく妻に「財布取って〜」と言われ、渋々渡すこともシバシバ(笑)
ID決済であれば、登録させれているIDとパワスワードを入力するだけなので、決済完了まで数タップで辿り着けるのです。
見落としがちな「後払い決済」
ECサイトでのさまざまな決済方法の中で、利便性が高く人気でありながら不導入店舗がまだまだ少ないのが後払い決済です。
これは、サイト運営者がユーザーと商品売買の契約をしつつ、金銭のやり取りは後払い決済会社と契約して立替払いをしてもらうという決済方法です。
ユーザーの中には、クレジットカードを持っていない人やネット上にクレジット情報を入力することに不安を感じる人もいます。
そういうユーザーにとっては商品受け取り後に支払いができ、かつクレジットカードを使わないため、安心してECサイトを利用できるというメリットがあります。
また、運営者側にも代金未回収のリスクや、回収にかかる業務を削減できるなどのメリットがあります。
最近だと、ZOZOTOWNが「ツケ払い」という名前でこの方式を導入するなど、決済方法として採用する企業も増えてきてます。
まとめ
本日はECサイトで利用される決済方法の基礎知識についてそれぞれの種類と特徴を体系的にまとめてみました。
いかがでしたでしょうか?
どの決済方法のもメリットとデメリットがあるため、さまざまな決済方法を自社サイトに導入することがユーザーの利便性を高め、購入率アップにも繋がります。
もっと言えば、ユーザーがどのようなシュチュエーションでネットショッピングをし、どのような理由で購入前に離脱してしまうのかの理解が必要です。
これから決済手段を選ぶ方・決済方法の見直しを検討されている方は、ぜひこの記事を参考に適切な決済方法を選んでください!
〜今日の黒瀬からの学び〜
顧客の決済方法も時代と共に進化する。
「ながら決済」は必ず押さえ、購入率アップ改善を急げ!
次回は、『商品の魅力的な伝え方』と題して、‘商品写真’についてまとめていきますのでお楽しみに〜♪♪
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