ピンク・クッション
酔っ払った勢いでしてはいけないことランキングをしらみつぶしにやっていく。
多分これがビンゴ大会なら真っ先に景品が貰えるタイプの人間だと思う。
さて、世界は狭い。
そして、世界は広い。
要は見えていない部分があまりにも多すぎて、狭く感じることが多いということだ。この世界は無数の泡のように閉じている。私たちはヒントを見つけてはその泡の外から内側へと入って居場所を見つけないといけない。
うまくいけばその中へするりと入れるが、入れなかったり、入ったところで破裂してしまうこともある。
人間は自分が入れるだけ寛容な泡を見つけないといけない。
泡の中で生きていく。多分水の中で生きていく必要のある魚みたいに。
曖昧な人間関係というものを経験したくて最近何回か初めて会う人と会ってみた。
そのことはどこかでまとめたいけど、思ったよりも私たちは言葉に頼っていて、言葉を使わないと伝わらないんだなということを知った。
単純な言葉、好きとか嫌いとか、何がしたいとか、伝えないと何も起こらなくて、伝えたらきっと齟齬が生まれていつか壊れてしまうかも。
私がこれからしたいこと。
・自分の名前を名乗ること
・相手の名前を呼ぶこと
・したいことを言うこと
・いたい場所を目指すこと
恋愛とかの話じゃなくて、全てにおいての話です。自分の名前が嫌いすぎて、いまだにうまく自己紹介ができない。ペンネームも恥ずかしい。自分についている名前ってなんだか、いつも私の上を滑ってるだけみたいだ。
だからちゃんと名乗ってちゃんと自分を受け入れる。
相手の名前もちゃんと呼びたい、相手の名前を呼ばないと、相手も私もフワフワしたまま着地しない。意味のない言葉ばかりが積み重なる。
したいことも言う。
感じていることも。他人に気持ちを話すのが苦手だなと今になって知る。楽しかったねも嫌だったよも伝える。
そこまで出来たらきっと自動的に出来るんだろうなと思うけれど、私は私に素直になって行きたい場所に歩みを進める。
欲望はきっと誰のものでもおんなじように在るものなので、私は私なりの凡庸な欲望を受け入れてどこかへ行きます。笛吹きのように。
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