ご相談内容

友人関係がうまくいきません。どうしてですか？

鑑定

初めてのご相談ありがとうございます。

ずばり、あなたが自分を自分で自由にし、素直に気持ちを伝えて、気持ちと行動が一致するように振舞うことで、表向きだけではない、真の友人、心からの関係をつくることができます。

真面目で忍耐強いあなたは、今まで「自分の中の信念」を頑なに守るために、「犠牲にしてきたこと」がありますね。

「私は自分を押し殺してきたのだ」と強い怒りを感じています。

「怖い」「嫌だ」「悲しい」「辛い」というようなマイナスな感情も、「嬉しい」「楽しい」「心地よい」といったポジティブな感情さえも自分の心の中に閉じ込めて、ひいては感情を感じることも辞めていたのではないでしょうか。

そうなった背景には、あなたの心に傷を負った経験があります。

当時のあなたは、これ以上自分自身を傷つけることがないように、自分を守るためにこれ以上感じることを辞めよう。自分を犠牲にさえすれば、平穏に過ごしていけるのだろうと心に決めたのです。

今となっては不要なこの信念を、頑なに守り続けることで平穏に生きていけるのではないかと、そうあなたは思っています。

「友人なんて要らない。」

「私は一人でも平気。」

そう思っていた。

けれど、本当は、「嬉しいことも悲しいことも共感できたり、一緒に遊んだり、気がねなくフランクに付き合える仲間がいたらな。」と思っている自分にようやく気が付くことができてきた。

それだけ、心の傷が癒えてきたから、そのような素直な自分の思いに向き合うことができるようになった。

自分で決めた信念、犠牲を「解放する」時がきたのだと、神はあなたに告げています。

自らの恐れによる束縛から自らを解放すること。

私ってホントのホントのところは、どう思っているのだろう。

そう、あなた自身の内面にじっくりと目を向けられるようにしていきます。

ずっと見ないようにしてきた内面をみるということに、最初は戸惑い、偽りの感情に振り回されてしまうかもしれません。

しかし、継続すること。

ナチュラルな自分は、「何を想うの？」「どう動きたいの？」と贅沢に丁寧に目を向けてください。

ちょっと聞き苦しいかもしれないのですが、だれもなにかを犠牲にするようあなたに強いることは出来ません。

あなたは、自分の決定に責任を負わなければならないのです。

それは、行動や判断についての責任だけではなく、感情についても同じ。

自分がどう感じたいのか、頭で考えて決めるのではなく、感覚を信じてみるのも良いでしょう。

例えば、「安いから買う」のではなく、「食べたいから買う」「美味しいと感じたいから食べる」といった具合です。

小さなことかもしれませんが、そのような積み重ねをしていくことで、自分がどのように人生を変えたいのかが分かるはずです。

内面的なレベルで大きく前進できると出ていますので、「感覚で選ぶ」経験を積んでいってみてください。

人は幸せな気分にはしてくれるけれども、幸せにはしてくれない。

幸せかどうかは自分が決める。

感謝なくして、前進なし。

真の交流は一朝一夕に成り立つものではありません。

強引に状況を片付けるよりも、自然な流れに任せて、流れに乗ること。

こだわらないことです。

義理の付き合いからスタートしても良いと思うのです。

気軽に挨拶をする。

差しさわりないことを話す。

それを繰り返していく中で、もっと深くかかわりたいと思う人には、少しずつ自己開示をしていく。

自分が心地よい交流ができる人だということは、自分の直感力を鍛えていれば自然と感じ取ることができます。

あなたは、直感力が鋭いので、適切に選ぶことができるようになります。

そうして、互いの環境が変われば、合っていた波長もズレることもあります。

そんなとき、自分の感覚でちょっと距離を置いてみたり、付き合う人を変えたりすることも悪いことではありません。

人によっては、付き合うことで不快になることもあります。

自分自身を心地よく保てない付き合いは、自分の責任で終わらせるのです。

どの環境に身を置くか、自分で決めることができるのです。

人と接することが苦手だから、関わらない環境に身を置いて、ひとりで孤独に生きていくのも選択としてはアリです。

一方、家族との交流に限定された今の現状では煮詰まってしまうから、人との交流も持っていきたいと思うのであれば、人との出会いのある環境も自分に与えなければ、欲しいものは得ることができません。

一足飛びには行きませんが、確実に一歩ずつ、あなたが心地よい人間関係は構築していくことができますよ。

応援していますよ。

2022.10.1