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ノンシリコンとは?シャンプーは気にしているのに、スキンケアには?

ノンシリコンとは?ノンシリコンは何がいいの?
「ノンシリコンシャンプー」が大人気だけど、
肌につけるスキンケアにもシリコンが配合されているの、ご存知ですか?
化粧品に配合されるシリコンのお話です。
ノンシリコンの選び方、おすすめのノンシリコン化粧品も!

目次
● ノンシリコンって何がいいの?
● シリコンは肌をコートしてしまう?
● 敏感肌だけじゃない、敏感じゃない人も気をつけるべき
● シリコンが招く、毛穴黒ずみ・ニキビ吹き出物・たるみから肌の老化まで
● なぜスキンケアにシリコンが配合されているの?
● 世にあふれるシリコン配合化粧品
● ノンシリコン化粧品の選び方
● おすすめのノンシリコン化粧品は?

巷では、「ノンシリコンシャンプー」が大流行。
「シリコン」は頭皮や髪によくない、
シリコンが配合されていないノンシリコンシャンプーがいい。
そんなふうに、今やすっかりノンシリコンという言葉が定着してきたように思います。

まずはおさらい。
「ノンシリコン」とは?
なぜ「ノンシリコンシャンプー」がいいの?

ノンシリコンって何がいいの?

シリコンとは、シリコンオイルという、
とろみのある油のようなもので、
化学的に合成してつくられたもの。
ジメチコン、シクロメチコン、○○メチコン・・・という成分名になります。

シリコンを塗ると、
髪に被膜を作ってコーティングします。
シリコン”オイル”と言ってもべたつかず、
ツヤツヤすべすべとよい感触になります。
髪に使うと、一瞬にして、
すべりのよいサラサラ艶やかな髪に。

こんなにいいものなのに、なぜ嫌われて、
「ノンシリコン」がいいと言われるようになったかというと、

シャンプーは髪を洗うばかりでなく、
頭皮も洗いますよね。
シリコンは、頭皮もコーティングしてしまうのです。

肌が弱い人は、頭皮が荒れてしまいます。
フケなどの原因になることも。
肌荒れを起こさないまでも、
頭皮が不健康になり、結果、髪も不健康に。
抜け毛や薄毛を引き起こすことにもなりかねません。

アロマシャンプー (ノンシリコン天然アミノ酸系)

シリコンは肌をコートしてしまう?

でも・・・この肌によくないシリコン、
化粧品にもよく配合されているのはご存知でしょうか?
シリコンは撥水性が高いので(水や汗をはじく)、
ファンデーションやUVカットには
よく使用されています。
ファンデーションやUVカットは、
落とすものだからいいのですが・・・

実は基礎化粧品にもよく配合されているのです。
オールインワンゲルや乳液、美容液などにも。
あなたの化粧品、大丈夫?

敏感肌だけじゃない、敏感じゃない人も気をつけるべき

敏感肌の方はまだいいんです。
肌につけたらすぐわかるから。
すぐに肌が赤くなったりボツボツができたり。

私も敏感肌なのでシリコン配合をつけるとすぐにわかる。
付けた瞬間、妙なツルツル感があって気持ち悪いです。
そして肌呼吸ができない息苦しさがあります。さらに・・・かゆくなってきます(^◇^;)

でも肌が丈夫な方だと、すぐにはわかりません。
「ツルンとしていいわ♪」
「潤ってるわ♪」
「ピンとハリがでたかも♪」
と感じます。

無害であればそれでいいんだけど、使い続けると・・・↓

シリコンが招く、毛穴黒ずみ・ニキビ吹き出物・たるみから肌の老化まで

シリコン配合化粧品、肌に無害であればいいんだけど、使い続けると・・・

肌をコーティングしたシリコンは
毛穴に残りやすいため、角栓を作り毛穴黒ずみの原因に。
ニキビ吹き出物になる人も。

肌表面はツルツルしてるのに、
内部は、カラカラ。
インナードライ肌を招き、シワ毛穴たるみが増えます。

シリコンコーティングのせいでバリア機能が弱り、
ちょっとした体調の変化・季節の変化で、
途端に肌荒れになることも多いです。

肌がごわつき、
肌内部が潤いを保ってないので
当然ぷるぷる透明感のある肌とは縁遠い。
加齢も、年齢とともに加速していきます。

よいことないのです。

なぜスキンケアにシリコンが配合されているの?

でもなぜそんなシリコンが
化粧品に配合されるようになったかというと・・・
つけた瞬間、ビニールでラップしたみたいに、
ツルンとした感触があるからなんです。

他のどんな高価な美容成分でも感じられない
「ツルンとした即効性」が、
シリコンだと、簡単に、感じてしまうからなんです。
しかもコストは美容成分よりかなり安価!
つまり、売れるからなんです。

でもその「ツルンとした感じ」というのは
あくまで使ったときのテクスチャーであって、
肌が本当にツルンとしたわけではないんです。

むしろ、肌をビニールコートしているから、
肌へ送り込みたい美容成分が
浸透しづらい肌になります。

「最近、化粧水がいまいち浸透しづらいわ・・・」ということありませんか?
もしかしたら、シリコンのせいかもしれません。
基礎化粧品でシリコンを使うというのは、
カーワックスのようなものを顔に塗ってると私は思っています。

世にあふれるシリコン配合化粧品

コラーゲン配合、
ヒアルロン酸配合、
プラセンタ配合、
セラミド配合、
○○エキス配合・・・

あるいは
自然派
無添加
オーガニック
薬用化粧品
石油系界面活性剤不使用
と言った謳い文句があるかもしれません。

素晴らしい成分がたくさん配合されているように見える化粧品、
肌によいものしか配合されていないように見える化粧品、
そういった化粧品にも、
「シリコン」は配合されていることが多いです。

特に、
●クレンジング
●美容液
●オールインワンゲル
●保湿クリーム
に配合されている製品が多いです。

ノンシリコンシャンプーを選ぶ人でも、
直接肌につける化粧品で「ノンシリコン」を選ぶ人は
まだまだ少ないようです。

でも、肌のことを考えたら、スキンケアもノンシリコンです!

ノンシリコン化粧品の選び方

でもどうやったら
「ノンシリコン」かどうか見分けられるの?

実は、自然派、無添加、合成界面活性剤不使用・・・
と謳っている化粧品でも「シリコン配合」のものは多くあります。
「自然派」「オーガニック」そんな言葉に惑わされないようにしましょう。

これはよくご相談いただくのですが・・・
全成分表示を確認することが大事!
あのカタカナばかりのよくわからないやつ~~?
なんて思わないで。
シリコンはわりと見分けが簡単です♪

●ジメチコン、シクロメチコン、○○メチコン・・・というふうに
成分の末尾に【~コン】がついている。
●シクロペンタシロキサンというふうに
成分の末尾に【~シロキサン】がついている。
これらが、シリコンになります。

ただ、「医薬部外品」いわゆる薬用化粧品ですと、
全成分表示義務がないため、
全成分を公開していない化粧品も多くあります。
その場合は、「シリコンは配合されていますか?」と、きちんと問い合わせするのがいいと思います。

化粧品であれば、全成分はパッケージの裏などにこんなふうにつらつらと書かれています。
これはノンシリコンアロマシャンプーの全成分。○○チコンなどはありません。

おすすめのノンシリコン化粧品は?

市販の多くのスキンケア化粧品に配合されているシリコンですが
もちろん「ノンシリコン」の化粧品もあります。
アマルディアは、
クレンジングから導入美容水、オールインワンゲルまで全てノンシリコン!

「この化粧品、肌がツルンとする!」
なんて喜んでたら、実はシリコンのせい・・・って悲しいですよね。

毛穴開きたるみが始まる前に
正しいケアを選んでくださいね♪