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エクバあれこれ・目標達成までの道のり

休職者が出て、仕事量がおかしなことになっています。この前ついに担当外サーバの障害対応をしました。どうも、オム吉です。

今回は、ついに固定EXを踏めて自分の中でこれ以上ないゴールに到達できたことから、この期間で得た色々な経験、感じたことをまとめたいと思います。

1.目標達成した瞬間のこと

ガチ泣きしてました。人目も憚らずに、タイステ浅草店で泣き崩れるオタク1名。完全に不審者のそれ。

勝った瞬間にもう涙出ました。普通にこのあと連勝したけど、終わってからも涙が来ました。

でも感動はひとしおでしたね。身内に囲まれて、最後はもう初心者の頃からずっとゲームを教えてくれていた師匠を横に置いて昇格。この上ない贅沢でした。

ちなみに、初めてエクバシリーズ(マキオンからでした)をゲーセンで遊ぶために連れて行ってくれたのもこの師匠がきっかけでした。本当に感慨深い。

見捨てず指導してくれたおかげでついに1%まで登れました。
また本当に文字通り初めたてから見てもらっているので、師匠にも感動してもらえました。
最初に教えてくれた人の横で上がれて、幸せ者です。最後の相方も自分からお願いしました。

しかも、おめリプやいいねがたくさん飛んできてこれにも泣かされてました。みんな応援してくれていたし、ここまで来るのに色んな相方と組んでもらいましたがその大半から温かい言葉をいただけたのが、また嬉しかったです。本当はこちらから報告しに行きたいくらいでした。

一番おちゃらけてる人がこういう一番泣けるコメント打つのはズルいよね。これ涙腺無理だった

やっぱり努力が実った瞬間は、人間にとって最もご褒美の瞬間なんだなと思いました。そんな1日でした。

2.達成までの道のり

とまぁ達成日の感想はそこそこに、では実際どれくらい頑張ったのかを定量的に出したいと思います。
まずシーズン8のランク戦績は以下です。

本カは固定一択という縛りを設けています。

はい。クロブ本カだけで、シーズン中2353戦やりました。普通に日中フルタイムで働いているので、ゲーセン行き過ぎ試合やりすぎです。あと急募が途中、特に10月に多かったのと、PDF予選期間がもろ被りで対面猛者だらけだったこともあり、勝率が悲惨なことになってます。体感で言えば、急募抜いたら40後半ないし、50乗るかなってくらいの勝率です。

逆に言えば、数やればちゃんとEXには到達出来るようになってます。もちろん最低保証の腕は必要ですが、それでもやれば上がります。あとランク差ボーナスも大きいですね。

また、先ほど「本カだけ」と言ったのには訳があります。マキオンや、他の人と遊ぶ際のランク合わせの分が含まれていないんです。それも全て含んだ場合の数は、計算したところ以下でした。

月ごとの合計値
例として9月合計値のソース。マキオンとそれ以外で分かるように、毎日書いてました。

うーん。3400戦。見てもらうと分かる通り、そこそこ休んでる日とかもあったんですがほぼ毎日何かしらの形で練習するようにはしてました。ゲーセンに行ける平日はほぼ毎日閉店までやるのは当然として、トレモも当然(∀というのもあり)戦数に含まれてないですがやりましたし、気になったところは動画を見るなども欠かしませんでした。また対策がわからない・固まりつつあるものは上手い人にすぐ質問したりと、この3ヶ月はとにかく「EXを目指すには何でもやる」と決めて、意地でやり切った日々でした。

とは言ってもなぜここまでやれたかというと、それには訳が3つほどあります。順を追って書いていきたいと思います。

①「数」の大切さを実感・納得出来ていたから

元々これは、自分でも記事にはしたものの、教わっている友達の1人から特に口酸っぱく言われていた部分になります。

ちなみに数について述べているのはこれ。隙あらば宣伝オタク。

<エクバあれこれ・シーズン4を折返して>
https://note.com/amoroso_crown/n/nefa3a7a4ede6

<エクバあれこれ・「数」をやる前提条件>
https://note.com/amoroso_crown/n/n840fdb6b5fc0

もっと細かく何を言いたいのか?はそれら記事にほとんど叩き込んだので読んでいただくのが一番早いですが、要はこれだけ早い展開・早い判断・複合要素が求められるゲームにおいて、自分の中で「自動化」出来る要素が多くないとこのゲーム勝てるように設計されていないからです。

そして負けというのは、やはり人間の心により強く刻まれます。もちろん「これで勝てた」という体験ももちろん重要ですが、負けのほうがより自分の足りない要素には気づきやすい。そして、その要素は絞られていれば絞られているほど、あるいはより体験した回数が多いほど、「またこれで負けた」「次は失敗しないように」を考えられますよね。

このサイクルを回し続けた結果、「ここで○○したら負けられる」が試合中考えなくても自然に浮かぶようになってきます。これが、先ほど「自動化」と表現した意図であり数をこなす大きな意味になってきます。

どの要素も全部考えながらやってるとリソース不足で死にます。本当にゲームスピード早すぎてそれは無理(経験談)。だからこそ、考える領域を減らせる・他のことを考えられるようにするための反復練習が必要なんですね。覚醒回数、ブーストの読み合い、相手の武装の把握…などなど。全てを考えるのは無理だからこそ、「当たり前」を作る作業が「数」になるわけです。

これを踏まえた上でこのシーズンをやることが出来たので、日々の習慣にこそ意味があると思いモチベーションに繋がっていました。毎日努力毎日成長とは言いますが、文字通りそう思って取り組めていたのが続いた要因の1つです。

といっても負けが続く日々は確かに時折辛くもありましたが、最上位帯なのでもう逆に割り切れましたし、感覚も麻痺していましたね。マッチ渋くね?と言われてもよくこんなもんだろうで終わってることが多かったです。いい意味で、数がまたその一つ一つの負けの辛さも紛らわせてくれたように思います。

②人生を賭けていたから

これは、文字通り人生を賭けていました。この期間頑張れなかったら、自分は絶対に今後一生、後悔するなと思ってました。そう思うと、やめたいと思う気持ちはまず湧きませんでした。

また私事にはなりますが、来年あたりで結婚も考えています。流石に結婚したら、嫁や家族との時間は当然大切です。更に結婚に向けて資金も貯めたいし、何かとお金・時間の両方が取りにくくなると思いました。ガンダム自体は続けられるかもしれないけど、「上手くなる」という目的でガンダムをやっていくのは、かなり難しい状況となってしまいます。

これら2つを考えたときに、絶対にこの期間で終わらせる、達成する、仮にダメだったとしてもやり切る。という覚悟が生まれました。リアル背水の陣ですね。

もっとも、お金の消費は普通に無慈悲でこの3ヶ月はほぼ収入と消費がトントンくらいでした。やー、ほんと貯金頑張らねば。

③純粋に楽しかったから

そもそも楽しくないと物事って続かないですよね。なので昔は数をやるのにもかなりのエネルギーが必要でしたが、ここまでのシーズンでそれなりに練習してきたおかげで、自分も少しずつ勝てるようになってきたりして自信が付いてきていました。そしてそれがまた原動力となり、勝ちを昔燻っていた頃よりもっと引き寄せやすくなった結果、更に勝てるようになる。というサイクルが生まれました。
これにより、楽しめる余裕も生まれていったと思います。

また、成長の実感も持てたのが大きいです。自分は人よりも特に自身の成長を実感すると幸福に感じるタイプだと思っていますが、今まで最上位帯に全く勝てなかったところが少しずつ拾えるようになったり、勝率に現れたり、試合運びがよりスムーズになったり、苦手キャラを潰せたり、自分が苦手だったタイプのキャラを使いこなせていたりと、色々な要素で成長を感じられていました。
こういう成長を実感できると、新しい成長のためにより頑張れるし、純粋に楽しさを感じられました。

このように、楽しさを見いだせるようになってきたのも更にゲームを続けられる要因でした。

今と比べると、真面目にやり始めてすぐのエクバ2の頃とかは特に上というか、自分の目指したいところとの乖離が大きくギャップに苦しむことも多かったです。しかし、今シーズンはもうほぼメンタルを崩さず、毎日前向きに頑張れていたのは自分でも成長として感じられました。そういうメンタル面でも進歩できましたね。

これら3つの要素が大きな要因となり、ゲームを今まで以上に続けられるようになりました。あとは、周りがとにかく応援してくれたり、そもそもずっと粘り強く指導してくれる人に報いるためにも頑張れたりと、色々な要素がありました。

何だかんだ言って、この期間に頑張れたことは自分の人生の中でも本当に大きい経験になったと思います。

3.頑張っている人にはご褒美がある

とは言うものの、やはり勝負事のゲーム。ましてやるにはお金も当然かかるし、最上位帯なんて特に猛者が集う世界。それがPDF前でよりピリピリとしていた間であれば、当然挑戦する立場の自分のような腕の人とは格上の人たちは基本組んでくれません。

これ批判とか文句とかでは無いです。普通に考えて、実力が下の人間と組むメリットなんて無いですからね。別に最上位帯でなければいいとは思いますが、自分が相方選びから含めて全力でやって何割取れますか?という世界を前提とすると。格下の人間と組んで、普段組んでいる相方との感覚を捨てることになろうと組みます、しかもお金減るのいつもより早いです、なんて物好きのすることです。これもうボランティアの範疇だろ。

でも悲しいかな、この手のゲームってやっぱりどこかで上手い人と組んでもらうタイミングが無いと、なかなか成長しづらいんですよね。当然最上位帯に放り込まれたら格上だらけの世界ですが、そういう人たちに勝っていくには自分の成長が必須。そして、成長するには強い人と組んでもらいそれに合わせられるよう頑張るのが効果的。でも、その機会は前述の理由でどうしても作りづらい。

とは言いつつ自分はかなり恵まれていて、元々身内に師匠と、教えてくれる同年代の友達と、優しくしてくれる方とでそれぞれ格上どころかEX常連の猛者がいる状態でした。でもその3人もランク上がるまではどうしても組んでもらいづらいですし、ましてPDF練習だったりも入ってきていたので、当然毎日組んでもらうわけにはいきませんでした。

そんな中でも、優しい方々なのでたまに組んでくれたのはとても嬉しかったです。しかしやはり、自分からそういう根詰め期間にしつこく声をかけたりするのはどうしても野暮な気がしてました。

また格上どころか同格の今まで組んできてくれた人たちも、やっぱり最上位帯ではモチベーションが続かなかったり、仕事がどうしても忙しかったりと、なかなか組む相方に苦労する時期が多かったです。

そして仕方なく相方がいない日は急募をしたりして練習したりしのいでいましたが、強い人が来てくれたときはラッキーで神に感謝こそすれ、どうしても噛み合わない人が来たり、意思の疎通が難しいことで負けてしまったり、そもそも対面が強すぎて話にならなかったりと、かなり苦戦をしてました。

酷い日だともう3割ザラでしたし、それ切る日も何回かありました。EXが続いてゲージあまり減らなかったし練習、と思って割り切ったりしてましたが、それでもなかなかキツいですよね。

それでも諦めずに、前シーズン急募が縁で組んでくれた方にお願いして毎回店内固定をやりに行ったり、知り合いの伝で組んでくれる方を少しでも増やしたり、更に身内にも少しでも組んでもらえる日があればお願いするなどとにかく機会を増やし、それでもダメな日だったとしても急募へ潜り続けていました。息抜きすらもマキオンか、クロブで友達と別ランクに潜ったりする有様でした。

すると、その自分の頑張る姿勢を見てか色んな方が組んでくれるようになりました。これは友達のおかげが非常に大きいのですが、それでも「こいつ頑張ってるんだけど、相方がいなくて困ってるらしくて組んであげてほしい」の一言だけで、普通にやっていたらまず組んでもらえないような猛者の方々と、自分のような格下が組んでもらえるような機会を貰えたのは本当に嬉しかったです。

また身内のPDF練習などが落ち着いたタイミングでも、休みたいだろうに自分のためにわざわざ猛者が時間を作ってくれて組んで貰えたりもしました。みんな口々に、自分のことを応援してくれたし、アドバイスまで優しくわかりやすくくださったので本当に暖かかったです。

はてには、マッチに潜り続けたせいか何度もマッチした方がいらっしゃり、その方も自分のことを覚えてくれていて、身に余るくらいの評価してくださった方もいらっしゃいました。急募でたまたま組んだ猛者に、配信内で「この人いいね」と褒めてもらえたこともありました。

こんなの言われたことなかったので、見た瞬間まじでテンション上がりました。嬉しかった…

そして最後の方に至っては、「しょーくんをEXに上げる」でほぼ毎日猛者と組んでもらえてました。有給を使って、1日中かなり遠いはずのクレサのゲーセンまで付き合ってくれたこともありました。

永山どうですか?700円21クレってこれもう世間の物価高に反しすぎだろ。
ちなみに環境めちゃくちゃ良かったです、マジでおすすめ。温泉もあって比喩抜きに一日中いれます。問題は遠いということだけ。

というわけでとにかく、このような形でがむしゃらに頑張り続けていたことで、事象が好転することがすごく多かったです。本当に、頑張り続けているとご褒美があるというのは真実なんだなと思えました。こういう意味でも、努力は捨てたもんじゃないし、いつか誰かが見てくれるというのも、実感することが出来ました。

4.まとめ

というようなとても濃く、長いようで短かった3ヶ月間を過ごすことで、ついに最初に打ち立てた固定A帯、S帯に行くという目標を通り越して、EXまで踏むことが出来ました。

そして結論。過去の記事で色々具体的なことを書いたり、散々この記事でも述べてきましたが、やっぱり最後にものを言うのは数です。何だかんだ言って、数をどこかでやり込まないとこのゲームは特に上手くなれないんだなと改めて実感出来ました。

でも逆に言えば、いくら「数だけ勢」「やっただけ」などと言われても、地道な努力を毎日した人間こそが一番偉いってことです。もちろん惰性でやったら当然時間を費やしただけの本当に数だけ勢と化してしまうとは思いますが、泥臭く毎回適度な反省と試合中の試行をしていくことで、絶対に上手くなれます。自分は率こそ4割台で終わってしまいましたが、それでも1つのラインまできっちり妥協せずにやりきれたという結果と、その努力をもとに得られた達成感が、何よりも自分の中に財産として残っています。人生の中でも相当にいい経験になったな、という思いでいっぱいです。

やっぱり、何かをやり切る経験はどんなものであれ自信に繋がります。また、別のことにも活きてきます。別ゲーでの成長にも繋がったり、仕事や私生活の面でもいいことがたくさん生まれました。

というわけでクロブ生活も一旦落ち着いたので、今後はまず結婚に向けて、貯金とたるみきってしまった身体作りを頑張りたいですね。あとは、家ゲーでやりたいものがたくさんあります。エロゲの新作に手を付けたり、Apexをしたり。もちろんクロブも誘われたり集まりがあれば行きますし、マキオンも何だかんだでまだ見つかった課題が盛りだくさんでやる気もあるので、色々を気ままにやりながらまったり過ごそうと思います。

また今回はEXを踏む過程での努力やメンタル面の話が多かったので、次回はEXを踏む過程で、エクバ的な要素のうち具体的にどこを意識したのかを書いていきたいと思います。今後も、マキオン等で教えたりしている方々や、過去の自分のように悩める方々に向けて、ちょこちょことnoteの更新をしていきたいです。

最後に結びとして。改めて、自分のことを応援してくれたり組んでくれたり、教えてくださったりした皆さん。本当にありがとうございました!皆さんとやれた全ての時間・経験が、僕にとっての宝物です。素晴らしい人生経験になりました。
この場をお借りして、御礼申し上げます。

僕の文章が少しでも皆さんの力になったり、心に残ってもらえれば幸いです。

それでは。



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