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無料で英会話の練習ができる時代 日本の学校が教えない英会話術⑪

最近気づいた事実なのですが、今の時代はスマホさえあれば無料で英会話の基礎練習ができてしまいますね。

方法は色々あると思うのですが、最もシンプルで効果的なのは「google翻訳」を使うことです。

私の世代からすると「google翻訳=使えないゴミツール」の印象が強いのですが、おっさんが気づかないうちにとんでもなく優秀な先生に進化しています。

うちの教授なんかも、研究室の学生の英語要旨を見て

「これヒドい文章だね。もしかしてgoogle翻訳でも使ったの?」

なんて嫌味を言うのですが、この発言はすでにとっくに時代遅れになってしまっているようです。

はっきり言って、今のgoogle翻訳は「元となる日本語の文章をちゃんと書けていれば」という条件付きながら、ほとんど問題なく英訳してくれます。

逆方向はもっと優秀で、すでにパブリッシュされている英語論文であれば翻訳に放り込むだけでほぼ完璧な邦文になります。(これは最近気づいて驚愕しました)

私が英語論文を書くときは、わざわざ日本語で書いてから英訳するなんて面倒なことをせずに最初から直接英文で書きますが…

自分の書いた英文がちゃんとgoogleで翻訳できるか、という確認には便利です。(自分の書いた英文が綺麗な日本語に訳されるのを見るとホクホクします笑)

というように、google翻訳の本来の用途は「日本語→英語」あるいは「英語→日本語」の翻訳にあります。

しかし、実はgoogle翻訳にはもっと便利な機能があります。

「音性認識」と「文字の音声化」です。

この2つは恐ろしく便利!!

まず、後者の「文字の音声化」機能は英語のヒアリングのトレーニングとして普通に使えます。

Washington PostやNew York Timesなどのニュース記事をコピーしてきて、googleのスピーカーボタンで喋らせてみてください。

普通にニュースキャスターみたいに流暢に喋ってくれます。

下記に、Washington Postの記事から拝借してきた一節をPCでgoogle翻訳に放り込んだキャプチャを示します。

ボックス内の左下のスピーカーボタンをクリック(スマホならタップ)すれば喋ります。

今時、youtubeのような動画サイトを使えば、いくらでもタダで英語のスピーチを拾えますが、この方法の優れたところは4点あります。

① 音声情報だけなので通信容量が小さい。(動画に対する明らかな優位性)

② 原文を確認しながら聞ける。(何が聞きとれなかったのか明確になる)

③ 日本語訳も見れる。(新聞記事や論文ならほぼ完璧に和訳される)

④ 好きな分野の好きな文章の音声を聞ける。(自分が書いた文章も可)

そして、自分のスピーチをgoogleに聞かせる(音声認識)ことで、自分の発音の正確性をテストすることもできるのです!

これについては噛まずにすんなりと言い切らないと聞き取ってもらえないので難易度は高めです笑


もちろん、上記で紹介した話は「英会話の基礎」の話なので、本気で話せるようになるには実際に会話を繰り返すしかないわけですが。

ともあれ、基礎練習という意味ではマジで想像以上に良い!

お金をかけたくない人はぜひお試しあれ。

今回のまとめ。

テクノロジーの進化ってすごい!

以上です。

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