さとうみくる

血の繋がらない家族の在り方についてずっと考えていたら、地方移住してホームレス支援に携わることになりました。ここでは主に日常で考えたことを書いていきます。ホームレス支援現場の話はウブマグにて連載中http://ubmag.jp/
固定されたノート

ホームレス支援の現場から

最近、おいちゃんたちのことについて書きたい欲が高まっている。

その理由のひとつは、大好きだったおいちゃんの死をこのところ立て続けに経験して、いちにちいちにちの尊さを身をもって知ったこと。毎日飽きるほどにおいちゃんたちと顔を合わせていると、ずっとこんな日々が続くんじゃないかって錯覚しがちだったけど、そんなことなかった。別れは一瞬だった。だから、一瞬一瞬を大切にしたいし、おいちゃんたちの生きた証を残

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器選びは恋に似ている。

今回の沖縄旅では念願のやちむんの里を訪れた。

やちむんの里は沖縄中部の読谷村にある。

19の工房とギャラリーが集まっており、いわば沖縄の焼きもののメッカだ。

それぞれの店先に色とりどりのやちむんが並ぶ。

ぽってりとしたかたちと、南国特有の大らかな絵付けが最高にキュートだ。

思わず鼻息がふんふんと鳴ってしまい、まるで馬みたいだなと思った。 

大皿、小皿、色鮮やかなもの、素朴なもの、丸いも

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やっぱり馬が好きだよ。

いつも気がつけば馬のことばかり考えている。

はじめて馬に出会ったとき、その澄んだ瞳に吸い込まれそうになった。

私よりも何回りも大きな身体、無駄のない靭やかな筋肉、光に反射する滑らかな毛並み、そのすべてに一瞬で魅了された。

そもそも馬に興味を持ち始めるきっかけは、馬を育てることを仕事にしている人に出会ったことだった。

「馬は人の気持ちがわかるんだ。人が恐れたら馬も恐れてしまう。互いに信頼関係

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夜風と煙草とキャミソール

今日はめずらしくツレがフットサルで帰りが遅くなるというので、ひとりで昨日の夕飯の残りをチンして食べた。さみしい。

こんな時こそ、独りじゃないとなかなか見れない鬱系恋愛映画をみるのだ!とよろこび勇んでみたのだけれども、ストーリーが全然頭に入ってこない。

なんだかいたたまれなくなって、ツレの煙草を勝手に拝借してベランダへ。昼間は初夏のように暑いけれども、キャミソールにショーパンだと夜風がまだ冷たい

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JAMMINのTシャツ買っちゃった。

JAMMINのチャリティーTシャツ買っちゃった!届くの超楽しみ。最近気付いちゃったことだけど、お返し付きのチャリティーって実はめっちゃ楽しくないですか?

しがない地方NPO職員の私は生活に余裕があるほうではないから、なりふり構わずの寄付はなかなかできないし、消費活動だって結構頑張って抑えてる:P

でも、だからこそ食べる物や身に着ける物は自分が心から好きだったり誇れるものを選びたいと思っている。

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こんな真冬にトマトかよ

師走も半ばを過ぎた。世の中の皆がそうであるように、近頃の私は仕事でもプライベートでも得体のしれない忙しさに殺されそうになっていた。

この冬はじめての小雪が舞ったその日も私は夜遅くまでリビングのこたつでパソコンに向かっていた。ぬくぬくとしたこたつにそぐわぬ私の殺伐とした空気を感じたのだろうか。対面に座っていた彼がさっと立ち上がって、暗がりの台所の方へと消えていった。彼が台所とリビングを隔てるドアを

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