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ぎんの瞳

ぎんの瞳はモネの油絵みたいで綺麗。
ピスタチオグリーンの虹彩に、ひまわりのような黄色で縁取られている。

うなじに顔をつけてにおいを嗅ぐのが好き。
うちではねこをお風呂に入れないからせっけんのにおいはしないけど、ふんわりとおひさまのにおいがする。しっかりと毎日毛づくろいしているのでくさくはない。今日もそれを肺いっぱいに吸い込んで幸せに浸る。

何年か前の自分のツイートでこんな事を言っていた。


ふかふかのソファとふわふわの猫ちゃんがいればもうそれでいいのかもしれないね人生

1:21  2019/11/17


(noteだと写真が差し込めないので手打ちした)(ださい)

2019年11月といえば、まだ感染症が蔓延する前で一般的な日常を送れていた頃だった。仕事、娯楽、友人、いろんなものが当たり前にそこにあって腕の中に抱えておけないほどの幸福に満ちていた。でも、幸福だからこそ変化や刺激を求め、常になにか楽しいこと起こらないかなぁ、と上の空で考えていた。
そんなときでさえもふと深夜に思い立ってこんなことをつぶやくくらい、わたしはねこのことを愛している。ねこのふわふわの毛を撫で、よく日の当たる窓際、肌触りのいいソファの上で一緒に昼寝でもできたら、わたしにとっての人生はゴールを迎えたと言っていいくらいだ。

『犬と暮らし始めたら人生の登場人物が増えた。自分以外にストーリーを展開してくれる愛すべき他者』とのツイートを以前見かけた。縦に首を振りすぎてちぎれるくらい振りたくなった。
ねこも毎日思いもよらない行動を起こす。体に傷をつけられたり、家具や壁を爪研ぎされる、物を落として壊される、など日常茶飯事。可愛いだけじゃないが、そんなところも愛おしい。まるごと愛せちゃうくらい溺愛している。

ずっとずっと一緒にいようね!


2021.2.25

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