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小室哲哉との出会い~当時の快進撃

もう小室さんとの時期については、
誰もが知るところ。
そんなに書かなくてもきっと大丈夫だから、
あえてサラッといきますよぉ。
と逃げのポーズから始めます(笑)。

安室ちゃんが
音楽バラエティ番組『夜もヒッパレ』で、
TRFの曲を歌っていたのを見た小室哲哉。
「TRFの曲は楽勝で歌って踊れるのよと
言っているようだった。
まるでプレゼンされているように見えた」と
当時の安室ちゃんを振り返って語っています。
この頃はすでに時代の寵児だったTK。

安室ちゃんはMAX松浦さん
(現avex代表取締役)を通して、
小室哲哉と出会い、満を持して、
小室プロデュースが
スタートしていきます。

小室さんはアーティストを
プロデュースする際は、
必ずどんな女の子か確認の意味も込めて、
直接会い、さまざまな話を聞くよう
なのですが、
当時の安室ちゃんは
「ジャネット・ジャクソンのような
ブラックミュージックをやりたい」

という想いがとても強かったそう。

安室ちゃんがずっと憧れてきた
ジャネット・ジャクソン。
彼女の音楽、そしてパフォーマンスの
原点です。

そうした気持ちを踏まえて、
小室さんプロデュースの中でも
ちょっと異色な存在として、
『ブラックミュージック寄りの楽曲提供』
行われていきます。

やりたかった音楽と、才能あふれる
プロデューサーとの出会いによって、
安室ちゃんは大きく羽ばたいていきます。

当時の活躍はまさに無敵!

稀代の歌姫となり、
カルチャーさえ作り上げていきます。

(アムラーの誕生やカルチャーについては
また別に記していきたいと思っています)

小室時代の快進撃はもう何を語ったところで、
みなさんご存知の通り。そのため、ここでは
大胆に端折ります(爆)。

▽1995年「Body Feels EXIT」、「Chase the Chance」
▽1996年「Don't wanna cry」、「You're my sunshine」、
「SWEET 19 BLUES」、「a walk in the park」
▽1997年「CAN YOU CELEBRATE?」、「How to be a Girl」、
「Dreaming I was dreaming」
▽1998年「I HAVE NEVER SEEN」、
▽1999年「RESPECT the POWER OF LOVE」、「toi et moi」、
「SOMETHING 'BOUT THE KISS」、
▽2000年「 LOVE 2000」、 「NEVER END」、「PLEASE SMILE AGAIN」
▽2001年「think of me/no more tears」

大胆すぎますけどね、書き方が(笑)。
改めてこうして並べてみると、
本当に名曲ばかり!
そして、『小室プロデュース』と
言われますけど、実はそう長い期間では
なかったことが分かります。

96年なんて1年に4曲も。しかもこの名曲たち。

そう長くもなかった
小室プロデュース時代に、
これだけの名曲を生み出したことは、
音楽シーンにとっても、
安室ちゃん、小室さんにとっても、
もちろんファンにとっても、
いかに濃い時代だったか…。

今もどの曲を聴いても古くない。色褪せない。
時代は変化していても、何の違和感もない。
小室哲哉の恐るべき才能ですね。
そして、それをダンスと歌で見事に表現し、
具現化した安室奈美恵。
素晴らしい才能同士の
出合いだったことでしょう。

ちなみに私は、
こう…わりと『I HAVE NEVER SEEN』が
好きですね(筆者の独り言)。
↓しかもレンタルあがりみたいです…
シールが(笑)。
縦長のシングルって本当に懐かしいですね。
しかし、これだけのアップにする?
しますか?すごい…斬新なジャケ写です。
しかし、どアップに絶え得る
安室奈美恵おそるべし。

こうした曲たちが、「懐かしいなぁ」と
思った方は、ぜひ
25周年の集大成にしてベストアルバム『Finally』をお聴き下さい。
できればご購入下さい。良きアルバムです。

安室ちゃんは、小室哲哉プロデュースが始まるときのことを振り返り
次のように語っています。

「もうすでに小室さんプロデュースの方で
たくさんヒット曲を出していたので、
次のシングルの曲を書いてくださるという
お話のときに、〝うわ~嬉しい〟と、
その時は本当にそう思ったんですけど、
ただ、〝あれ? 小室さんが書いた曲を
私が歌って、ほかのアーティストさん
みたいに売れなかったらどうしよう…。
責任重大なんだけどって、
プレッシャーが半端なかったですね」
    (『告白』NHKインタビュー)

はい、この一文。安室ちゃんの性格が
よーく読み取れるところです。
安室ちゃんって、実は、
極度の心配性なんですね。

最近、Huluで安室ちゃんの取材現場や
オフショットが放送されていますが、
とにかくあまりに心配性。
心配性すぎてこっちが心配に
なっちゃうほど(笑)。
本人もそんな自身の性格を
「ちょっと困ってしまうくらいに…」と
語っていましたが、慎重すぎて
石橋叩き割っちゃいそうな性格なんですねー。

ステージではあんなにカッコよく
堂々と踊っているというのに。

そうです…。そうなんです。
オンとオフの違い。

私たちファンにとっては、
プレッシャーより
ギャップ萌えのほうが〝半端ない〟!

オンとオフの表情の激変ぶりがまた、
私たちの心を激しくくすぐるのです。

きっと、これだけ慎重だからこそ、
ステージも完璧な物にしておかないと
不安だし。
心配だからこそ、
自分にも厳しいのかなぁと思うと、
胸が苦しくなります(そうこれが…恋)。

そうした性格だからこそ、
あの素晴らしいパフォーマンスに
繋がっているのではないかと…
そう思うと、本当に何もかもが
愛おしく思えてきます(間違いなく…恋)。

最後は小室さんの「こ」の字すら
出てこないコラムになって
しまいましたけれど、
こう…わりと…小室時代について
詳しく語ったところで…ね。
(↑分かる人にしか分からない
奈美恵さんの口癖をちょいちょい投下)。

次回は、

【安室奈美恵は女性の生き方を変えたのか?
妊娠から婚約会見】

というテーマでお届けします。
やっと本当に書きたいところに入れそうです。

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