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コスメと美味しいもの、お洒落なカフェをこよなく愛するライター・作家。やわらかく、あたた…

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コスメと美味しいもの、お洒落なカフェをこよなく愛するライター・作家。やわらかく、あたたかい文章を届けたい。すきなことをして、すきな人に囲まれて、しあわせに生きていく。コスメなどのことは https://ameri-webwriter.com に書いてます。

マガジン

  • わたしのこころのなか

    心のうちを綴ったエッセイを集めました。

  • LONO・2

    LONO(記憶の記録)2ページ目

  • 在宅日記

    おうちにこもっている中で感じたことを淡々と書いていく日記

  • 日記のようなものをはじめようと思う

    愛に溢れた毎日を。

  • 東京女子って大変ですか?

    リレー方式でエッセイを綴るマガジン。 東京で働く札幌出身・ameriと、名古屋出身・ランチの麺子でお送りします。 東京女子とか、東京でサバイブとか、やたら「東京」がすごいって言われてるけど、本当? 東京で暮らすことはそんなに大変? そんなモヤモヤを綴るエッセイ。

最近の記事

  • 固定された記事

執筆記事まとめ

2016年から「書くこと」を仕事にしています。素敵なご縁があり、いろいろな記事を書かせていただいています。 自分の記録のためにも、記名記事の執筆実績をまとめてみました。これから随時更新していきます。(2020年4月最終更新) お仕事のお問い合わせもお待ちしております! ***** ▼マイナビウーマンさま #コスメジェニック #インタビュー コスメ連載からはじまり、最近ではエンタメ系のインタビューを多く書かせていただいています。 ▼merさま 他     ▼I

    • 夕方のコーヒー

      ふと思い立って、時間をかけてコーヒーを淹れてみた。 生粋のめんどくさがりやなので「ていねいな暮らし」に憧れてはいるけれど、いつもドリップバッグを買ってしまっていた。 そんなわたしはいま、ていねいで几帳面な彼といっしょに暮らしている。 「そういえば彼が前にミルとか買っていたような…?」と思い出し、唐突に「豆を挽いてコーヒーを淹れたい!」とリクエストしてみた。 わたしの微かな記憶は間違ってなかったようで、彼は棚からミルとドリッパーを出し、突然のリクエストに応えてくれた。

      • 朝5時に考えること

        朝5時。カラスが鳴いて、この季節にはもう明るい時間帯。まだ人間たちと世界はほとんど眠っていて、遠くに車が走る音が聞こえる。 透明感ある空気を吸い込むと、これから眠りにつくとは思えない清々しさを感じる。 今日が何月何日で、何曜日なのかわからないけれど、なんだか穏やかな1日を過ごせそうな気がする。 ベランダに出て、ゆっくり辺りを見渡してみると、ベランダに干してある洗濯物が目に入った。「きっと昨日から干しっぱなしなんだろうな、雨が降らないといいな」なんて思いながら。 昼夜逆

        • ネガティブになったっていい

          わたしは正直、スーパーポジティブな人間ではない。常に悲観的ではないけれど、どちらかというとネガティブな感情を抱きやすいと自分では思っている。 昔は、ポジティブオーラ全開の、自分とは反対側にいるような女の子に憧れていたけれど、さいきんはこんな自分も悪くないと思えるようになった。 創作には、ネガティブな感情も必要だ。常にハッピーで満たされていたら、胸のうちを吐き出す必要もない。「こうだったらいいな」という想像の世界を作ることもない。だから、わたしにとっては必要な要素なのだ。

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        • 執筆実績
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        記事

          SNSとの距離感、画面の先にいる人

          ネット社会では、毎日のようにどこかしらで炎上が起きている。 「明日は我が身かも」と思うと怖くなって、一時期は自分の意見を発せなくなってしまったこともある。誰も傷つかないことなんてないのでは…と思いはじめたら止まらなくなって、書いては消し、書いては消しを続けていた。 わたしの意見が意図せずどこかで誰かを傷つけてしまっていることがあるかもしれない。でも、意見に対しての違いを主張するのではなく、名前を出して人間性を否定するのはどうなのかな…と。 あえて名前を出して、しっかり傷

          SNSとの距離感、画面の先にいる人

          ぬくもりと明るい未来

          右から左へスワイプして、通知をひとつずつ減らしていく。機械的な連絡を消し、心のこもった連絡だけを残す。大切にしているからこそ適当な返事はしたくないし、だからなんだかいつも迷う。 外出自粛がはじまり4週間が経った。宣言が出されてから、彼とスーパーの店員さん以外とは直接話していない。 わたしやわたしの周りにいる人たちは、ステイホームを徹底しているようだから、それでも日に日に増えていく感染者数がほんとうは嘘なんじゃないかと思ってしまう。 この間電話した韓国と中国の友だちは、い

          ぬくもりと明るい未来

          失う「痛み」をはじめて知った

          「もっと一緒にいたい」「花嫁姿を見てほしい」「いつかひ孫を抱いてほしい」。そう願っていたけど、わたしの願いは叶わなかった。 * 実家の母からの突然の呼び出しに急いで帰省して、祖母の病室で書き上げたnote。公開するかどうか迷っていた矢先に、大好きなおばあちゃんは天国へ行ってしまった。 朝一番の便に飛び乗って帰った。祖母が旅立つ前にギリギリ間に合った。でも、意識が混濁してきていた祖母とは、ちゃんと最後に会話できなかった。 身体に爆弾を抱えていることは知っていた。それが徐

          失う「痛み」をはじめて知った

          在宅日記:13日目

          4月14日(火) 本のすきなところは、開いた瞬間にちがう世界へと連れていってくれるところ。疲れた心をじんわりほぐしてくれて、また日常をがんばっておいでよと背中を押してくれるところ。心の余裕がないと文字がからっきし書けなくなるから、最近は定期的に、意図的に読書の時間を取るようにしている。1日に5分だけでもいい、小説の世界に入る時間を用意している。 今日はちょっぴり仕事をしたあと、積ん読に手をつけることにした。読書して、音楽を聴いて、映像作品を観る。このループは心を穏やかにし

          在宅日記:13日目

          在宅日記:10日目〜12日目

          4月11日(土) 昼は仕事をして、夜からは友人たちとオンライン飲み会をした。酔っ払っていい気分になってそのままぐっすり眠り、日曜日は仕事をしつつゆっくりまったりしていたら週末分の日記の更新がこんなに遅くなってしまった(言い訳)。最近流行りのzoom飲み会をはじめてしてみたのだけど、噂通りとってもたのしかった。「オンライン飲み会はひとりで酔いつぶれる人が続出する」と聞いていたけれど、ほんとうにその通りで笑った。宅飲みの安心感からかひとりでグイグイ飲み進めるのでどんどん酔っ払い

          在宅日記:10日目〜12日目

          在宅日記:9日目

          4月10日(金) 1週間が終わったようだ。そう思ったらなんだか急にどっと疲れがやってきた。長いような、あっという間だったような1週間。悲しいけど、まだコロナ収束には遠いみたい。 今週末は昼間は仕事、夜はオンライン飲み会の予定が入っている。ひさしぶりに友だちの顔を見られる。こんな日々になってはじめて、普段友だちとお酒を飲みながらしゃべることでかなりのストレスを発散していたことに気づく。たくさん話そうねとLINEで約束した。約束だけでワクワクする。 今週分の仕事をやり切った

          在宅日記:9日目

          在宅日記:8日目

          4月9日(木) 今日は彼とわたしで交互にミーティングが入ってるような状況で、どちらかが作業部屋にこもってミーティングをしたあと、ふたりで10分弱おしゃべりして、またどちらかが作業部屋にこもる、みたいな日だった。そんなこんなであっという間に夜になっていて、気づけばこんな時間。どちらかがミーティングをしおわったあとの「はい、今から喋っていいよ〜」の合図がおもしろい。 夜は、新しくはじめた試みであるラジオの収録をした。機材を揃えるのが得意な彼が、マイクやら編集ソフトやらを整えて

          在宅日記:8日目

          在宅日記:7日目

          4月8日(水) 昨日の緊急事態宣言を受けて、通っていたパーソナルジムも休業を決めたそうだ。1カ月、しっかり筋トレをして過ごすことにしよう。 仕事の合間にいろいろ読んでいたのだけど、さっぱりむずかしい言葉が入ってこない。誰かが、そんな症状が出るときは疲れているときだと言っていた。だから、好きなアーティストの曲を聴いて、パートナーとくだらない話をたくさんして、好きなアニメを観た。 好きなアニメというのは、昔から変わらずひとつだけある。『名探偵コナン』だ。映画は毎年欠かさず観

          在宅日記:7日目

          在宅日記:6日目

          4月7日(火) 今日は12歳から付き合いのある親友の誕生日だ。もう14年目になるらしい。自分が今年26歳を迎えるなんてまだ信じられないなあ。直接お祝いはしばらくできなさそうだから、お祝いの言葉を心を込めて贈ったら、もらった言葉で一番うれしいと喜んでもらえた。こちらこそうれしい。 そして偶然、別の大切な友だちの子どもが産まれた日にもなった。すぐに報告したかったからと写真つきで連絡をくれてうれしい。今日はうれしいことが2つもあった。ハッピーな連絡に、いますぐには会いにいけない

          在宅日記:6日目

          在宅日記:5日目

          4月6日(月) 会社に属していないので、普段から周りの人よりも家にいるはずなのに、この期間はいつもとちがって気持ちに余裕がある。昨日は数カ月ぶりに小説を読めてうれしかった。島本理生さんの『週末は彼女たちのもの』を一気に読んだので、今日からは原田マハさんの『デトロイト美術館の奇跡』を読みはじめようと思う。やわらかくて心地よく、それでいてぐっと引き込まれる物語が好きだ。 今日はリモート出社の日だったので、9時すぎに起きて、紅茶を入れて、10時から仕事をはじめた。黙々と仕事を進

          在宅日記:5日目

          在宅日記:4日目

          4月5日(日) 休日だけど、どこへも行かない日。普段から「週末!どこか出かけないともったいないよ!」という気持ちになるタイプでもないから、いつもとさほど変わらないものではあるけれど、「出ても出なくてもいい中で出ない選択をすること」と、「出てはいけないと言われてそうすること」とは、結果は同じでも気の持ちようがちがう。 言葉の持つ力ってすごくて、そしてある意味呪いだなと思う。もちろんそれがプラスに働くこともあるけれど、そのせいで雁字搦めになることがあるのも知っている。言葉とは

          在宅日記:4日目

          在宅日記:3日目

          4月4日(土) しばらく帰ってこない? 母にそう言われた。帰りたい気持ちは山々なのだけど、現実的にはそうもいかない。たまに出社して働かせてもらっている(いまはほとんどリモートだけど)会社もあるし、帰ったところでこれでいま、わたしがもし菌を持っていたら……と思うとこわい。わたしは免疫力があって大丈夫かもしれないけれど、母や喫煙している父に移してしまったら、一生後悔すると思うんだ。 実家でしばらくゆっくりできたらどれほどいいだろう。でも、東京での生活や仕事をぱっと手離せるほど

          在宅日記:3日目