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夏に追いかけられている

気づけば7月になっていた。

最近は心と身体が疲れていたみたいで、今日は参院選の投票にいったきり、ベッドに吸い込まれて過ごした。

そろそろ20時。仕事と向き合わなきゃ。パソコンを一度開けば仕事はたのしいと感じるのに、どうしても開くまでが億劫に感じてしまうときがある。

湿度が高くて、部屋にいてもベタついて不快。エアコンを冷房にするか除湿にするか迷う。1年で1番嫌いな夏がやってきてしまったようだ。夏は夕方以降しかできれば外に出たくないけれど、そうも言ってられない。打ち合わせやら取材やらは世間が動いているときに入る。これも行ってしまえばたのしいのだけど。

仕事はすきだ。

学生時代は「どうにかして働かずに済む方法はないか」「将来の夢は玉の輿」なんて言っていたくせに、いまのわたしは、自ら「お仕事ください!」「書きたいです!」と言っている。人ってどうなるかわからない。

納得のいく文章がかけなくてふとした瞬間に落ち込むことはあるけれど、他の仕事をしている姿は想像できないくらい、ライターという職業は自分にフィットしている。銀行員になっていたらどんな風に過ごしていたんだろうな…と、選択しなかった未来のこともたまに考える。

大好きなインターネットだけど、仕事に欠かせないインターネットだけど、最近は疲れることが多いなあと感じることがある。発言は慎重に、と考えれば考えるほど書けなくなる。書いては消し、書いては消しを繰り返してしまう。

誰も傷つけない発信をしたいと思っているけれど、理解しきれない考え方があることも事実だし、その人たちを傷つけてしまうポイントがわからないから怖い。

だから余計に、自分の思うことをフィクションに込めて物語を書きたいと思う。自分の意見として発信すれば、「わたし自身」が叩かれるから。そうではない分身に思いを込めたい。知らない人に袋叩きにされても気丈に振る舞えるほどわたしは強くない。

最後までありがとうございます! いただいたサポートは、すてきな言葉に触れるための書籍代にします^^