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誰かひとりを愛し続けること

2019年5月5日、彼とわたしは4年記念日を迎えた。

大学生から付き合いはじめて、彼は一足先に社会人になったあと、わたしが社会に出るタイミングで大学院生になった。

いろいろな形を経て、いまはようやく二人とも社会人。最近は、二人で銭湯へ行ったりサ活をしたりすることにハマっている。

彼には物欲も、どこかへ行きたい欲もあまりないから、わたしが「〇〇へ行きたい!」と言って連れまわすことがほとんど。文句も言わず、行こう行こうと一緒に楽しんでくれる仏みたいな人だ。

彼と付き合うまで、正直、半年もてばいい方くらいのお付き合いしかできていなかった。

だから、何十年もひとりの人と一緒に添い遂げる結婚なんて向いていないと思っていたし、子どもが好きじゃなかったから(いまはかわいいなと思うけれど)、結婚の必要性を感じていなかった。

彼と出会って、お付き合いとはこういうことか!と思ったし、この人とだったらおじいちゃんとおばあちゃんになるまで一緒にいられるんだろうな……と思った。結婚を望んでいなかったわたしでも、将来を描ける相手と巡り会えるんだと感激した。

これから先のことなんて、本人たちでさえどうなるかなんて分からないけれど、誰かひとりを愛し続けることができたらいいな、そしてその相手が、いま隣にいる彼だといいなと、心から思う。

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