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風景をつくる人をつくる風景。
自然、建築、標識、看板、信号、公園、路上、そして、道ゆく人々 --。
はじめてのまちを巡るとき、意識的に、あるいは無意識のうちに、この辺りについてをよく観察するようになった。その場に身を投じたときに、感覚的に惹かれるものごとが、私自身が「いい」と感じる風景だから。
何を基準にして「いい」と感じるか、その比較対象はいつだって地元。いや、正確にはいつの間にか地元になっていた。もっとこんな風景が見れ
いま、身近な風景を旅してみる。自分たちの住むまちを再発見するための「マイクロツーリズム」という提案。
昨年度から、森の京都DMOさんが事務局となり、地元・亀岡の宿泊・食・ものづくり・アート・文化体験に関わるみなさんとともに、この地ならではの体験プログラムや周遊プランの開発等を行なっている「亀岡アグリツーリズム振興協議会(「コミュニティツーリズム」の振興)」。わたしは、そこに事業コーディネーターとして関わらせていただいています。
先駆的に同ツーリズム(スローツーリズム、グリーンツーリズム etc.
それでもわたしは「旅」をしたい。
地元・亀岡でコミュニティ・ツーリズム(Community-based Tourism)の基盤づくりを進めている私たちにとっても、厳しい状況であることは変わりないのだけれど、いまは先を見据えて動いていくしかありません。
むしろ、この状況下で提供できる「旅」の要素を洗い出してプログラム化し、現地を訪れなければ得られない「体験」や「出会い」へとつなげていくことが、この1年で取り組んでいくべきことなのだ
窓の向こうに見えた世界。
窓の向こうに見えた世界。
確かに見ていたはずの風景も、結局 “向こう側” でしかなくて。その距離にまた、歯がゆさを感じてしまう。
いつになったら、そちらへ行けるのだろうか。
そちらへ行ける日など、来るのだろうか。
焦がれているだけじゃ、その距離は1mmも縮まらない。
何度も諦めそうになったけれど、憧れを、憧れのままで終わらせることなど、できるはずもないんだから。
窓の向こうに見えた世界。
旅の準備をはじめる頃。
普段の生活のなかでふと、『どこでもない場所』へ行きたくなる時がわたしにはある。
その理由を、わたしもずっと探してみてはいたのだけれど、ほぼ日で新しくはじまった連載『ネパールでぼくらは。』の#1につづられている、鴨さんのこのことばに尽きるような気がする。
“けれども旅に出れば必ず、僕は僕でなくなる瞬間に出会う。
自分自身がまとっている、生きるための癖のような何かがまるで通用しなくなり、むき
土地で育まれる「感性」を訪ねて。
こころの拠り所とつぎの仕事のヒントを得るために、それらを見つける旅に出る。
今回は、これまでやってきたような【町並みを眺めて暮らしを観察する旅】からすこし、旅の仕方が変わってきたように感じられる滞在だった。なるべく土地の方とお話をしながら、というのは変わらないけれど、よりその土地や文化を理解しようとしたり、わたしが次にやりたいことへのイメージをふくらませたり。
わたしが思い描く【旅】のアテンド