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可能性は無限大!応援しているよ!

今日は、昨日の記事の続きで現代版組踊「鬼鷲~尚巴志伝」のことを綴ります。

子ども達のために特別出演の方々が、豪華メンバーでした。

「チケットがあるから一緒に観に行かない?」と誘われ、チラシを見て特別出演のメンバーがすごい顔ぶれだなぁと思い承諾したのでした。
行きます!と返事したのはいいけれど、どんな内容で誰が演じるのか?何もわからないまま会場へ(笑)

会場に着き、パンフレットを見て初めて子ども達が演じる舞台なんだと分かりました。

パンフレット1つ1つにメッセージカードが添付されていましたよ。

 出演者紹介のページを開くと、幼稚園児から小、中、高校生(高3年)のメンバーで構成されていました。

 現代版組踊は、南島詩人平田大一さんが演出に携わり、琉球古典芸能「組踊」の手法を用いながら、地域に眠る伝承・伝説に新たなアレンジを加え、独特な世界観を確立した「古くて新しい」圧倒的感動の舞台です。
 様式美を忠実に継承する「伝統組踊」に対し、「現代版組踊」は、その歴史に敬意を払いながらも、沖縄芸能の未来を拓く革新的なジャンルとして、国内はもちろん海外からも高い評価を得ています。
(パンフレットより引用)

若者パワー全開の舞台!!

パンフレットにもあるように「現代版組踊」は若者パワーを全開させ、本当に素晴らしいものでした!
彼らがイキイキと演じている姿に私は、釘付けにされましたよ❤

現代版組踊『鬼鷲(うにわし)』は琉球王尚巴志の物語で、民の平和を想い三山統一を成し遂げた話です。
沖縄は、昔、琉球王国として中国をはじめとする諸外国とも交易を通して、平和に栄えた歴史があります。
琉球の先人たちは、中国との貿易や留学生が学んだ政治、経済、文化などの学問によって、中国から様々な文化的影響を受けました。現在の沖縄の風習や文化にもその影響が残っています。
世界の中では小さな沖縄ですが、世界を結ぶ海の交差点として、その影響は大きなものだったようです。

しかし、残念なことに現在の小学校の社会科では、琉球の歴史を学ぶことはほとんどありません。全国共通の教科書を使い、大化の改新とか鎌倉幕府とか日本の歴史は学習しますが、琉球史には触れないのです。

今回、現代版組踊『鬼鷲~琉球王尚巴志伝~』に取り組んでいる子ども達は、役を演じるために歴史的背景を学んだことでしょう。学校外の場所でも学びの場があることがいいなぁと思いました。

組踊というよりは、琉球版ミュージカルと言ってもいいのではと思うくらいダンスがふんだんに演出されていました。声もよく出ていましたよ。
本当に素晴らしかった❤

舞台が終わって会場から出る時に、隣りに座っていたお婆さんと出口までの通路で並びながら会話を交わしました。
お婆さん「素晴らしかったねぇ。沖縄の未来は、大丈夫だと思うね。そう思わないかい?」
私「はい!そうですね。そう思います。」
お婆さん「私は、毎年観に来ているけど、今回のは本当に良かったさぁ。」
私「そうなんですね!私は、初めて観ましたが感動しました❤」

このような会話をし、とても心地よい気分で家路につきました。
未来を担う子ども達を頼もしく思いました。そんな子ども達にエールを贈ります!
感動の舞台をありがとう❤
君たちの可能性は無限大だ!これからもいろんなことにチャレンジしてほしい!応援しています。

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