見出し画像

木育講座に参加して

『工房地球のかけら』の古我知さんが主催する木育講座に参加してきました。
「食育」はよく聞く言葉ですが、「木育」って何?木の教育?
木の教育ってなんだろう?
でも、なんだか環境に良さそうだなぁ。そんな気持ちを抱いて参加してきました。
実は、古我知さんから講座の一コマにネイチャーゲームをしてほしい!との依頼があったのです。ネイチャーゲーム仲間の友人に声がかかり、一緒にどう!と誘われて興味しんしん参加してきたのでした。

古我知さんの話しが始まりました。
「木育とは、すべての人が木とふれあい、木と学び、木と生きること。
木や森とのふれあいを通して、自然や社会とのかかわりについて、主体的に考える!こと。豊かな心を育むこと。」
と、説明していました。

「なんで木育?」と古我知さんが、木育を始めたキッカケは、最近の子ども達(大人も)木でつくられたモノ、木からつくられたモノから木や森をイメージできない!!木と人との距離が遠くなったように感じられるからだそうです。
例えば、紙は木からつくられるのだけれど、そのことを知らない人が増えているのではないか・・・いうことを話していました。

【木育をすすめる3つのステップ】
①木に触れる・・・木のぼり、木の実を食べる等
②木で創る・・・造るから創るへ。モノづくりは、学びの体験。
③木を知る・・・名前を知る。メカニズムを知る。森を知る。
( 知ること⇒ 理解して⇒ 行動につながる )

ふむふむ、なるほど~!といろいろと知識を得ることができました。

さて、ここでクイズです!
Q1.ここに9種類の木材があります。それぞれ何の木か答えよ?
木の名称が書かれたワークシートを片手に、実際の木材の手触り感や質感、におい等を駆使して考えてみました。

9問中正解したのは3問、、、。なかなか難しかった。


Q2.年輪は、どのようにしてできるのでしょう?
1.内側から 2.全体的に 3.外側から

正解は、3番の外側からでした!


 木の年輪は、いくつものストローの集まりでできている!ことを証明する実験をしました。

世界一軽いというバルサ材にシャボン玉液を付けて吹くとブクブクと泡が出できました。
木の年輪はストローのようなもので出来ている!ということが、この実験から分かりました。


 生木から木取りをする時に、年輪に沿って「よこ切り」「たて切り」どちらの切り方をした方が、強度があるのかを実験をして、実際に確かめました。

よこ切りは約5Kg たて切りは約100kgの強度になりました。

 この実験から木取りをする時には、強度のことを考える必要があることを学びました。家の柱や梁に強度がないと大変ですよね。

 古我知さんの木育講座は、座学だけでなく、クイズ形式で考えさせたり、実験をしたりと参加者も一緒に活動する内容で楽しく学ぶことができました。


 午前中の最後のワークでネイチャーゲームを行いました。もちろん、木に関するアクティビティを考えてきましたよ。
1つ目は、『ノーズ』木の名称を当てるヒントクイズです。
2つ目は、『木へのインタビュー』お気に入りの木を1本私の木として選び、その木と対話するというもの。木を擬人化させてインタビューをし、答えてもらう。それって、実は自分との対話にも繋がるのですよね。
参加者のみなさんとのシェアタイムの内容が、充実していました❤


午後は、廃材の木を利用したボールペン作り

ギンネムの木で作ったボールペン いい感じです!

 今回の木育講座は、木育をすすめる3つのステップが、すべて網羅され内容がとても充実していました。楽しく学ぶことができました。
ネイチャーゲームも参加者さんから好評だったようで、嬉しいです♡♡
木育とネイチャーゲームは、相性がいい!と思いました。
古我知さん、また一緒にコラボして活動しましょう。
よろしくお願いします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?