プラシーボ・純ココア
砂糖断ちをしています。4日目。
板チョコをひとかけ食べたら、1枚食べ切るまで気が済まない女です。食べてる間は幸せなんだけど、ごみになったアルミホイルを見ると流石に焦る。ま、ハイカカオだから大丈夫だろ。と思える日もあれば、ホワイトチョコにはカカオマスが含まれていない??!!砂糖と脂の塊ィィィィィィみたいに絶叫する日もある。
どっちにしても食べ過ぎなので、やっぱり弊害が出てくる。何時如何なる時も無性に甘いものが食べたい。そして甘いものは小麦とカフェインとめちゃめちゃ相性が良い。類は友を呼ぶと言うけれど、この子たちにも当てはまる気がする。声が高くて可愛くてモテるけど実はすげえ性格が悪い一軍女子の集団みたいな。全部中毒性が高いから食べる手が止まらないし深夜であっても繰り返す。気持ちが勝てない。太る。荒れる。
中学1年生の時はスタバのダークモカフラペチーノですら甘すぎて最後の方気持ち悪くなってたのに、いつから砂糖に取り憑かれてしまったんだろうか私は。。。
初めてホールケーキ1人喰いにチャレンジしたのは1年前の春、アルバム見返したら4月7日だった。完食はできなかったんだけど、この頃からちょっと狂ってたなぁ汗
その1か月前までステイしていたモロッコの食事が身体に合いすぎていた。スーク(市場)では果物とお野菜たっぷりのフレッシュスムージーが150円で飲めたし、どのレストランも肉・魚・野菜の選択肢があったから野菜好きの私には天国だった。主食はパンだったけどセモリナ粉がほとんどだからタンパク質豊富で良い感じ。ホストマザーのアーイシャが作るお料理も健康に気を遣ったラインナップだったので添加物が入り込む余地なし、と言う感じだった(私は特別素敵な家族に受け入れてもらえてた。感謝)。硬水を飲んでミネラルも摂れてたからか分からないけど、とにかく身体が軽くて楽だった記憶がある。書きながら今すごく恋しくなってるモロッコ。
帰国してから菜果の値段の高さに愕然とし、甘いものを欲した時に食べるものは果物やナッツじゃなく砂糖たっぷりのお菓子になった。パン好きの私は、現地にいた時と同じ感覚で小麦粉と砂糖と添加物でできた市販のパンを貪るようになった。そりゃ3キロも太るわけだあワハハ〜
1か月前、同窓会を見越してちょっと運動を始めた。週に2回だけど汗をかくくらい歩いたり、脚の柔軟に挑戦してみたり。この頃は花粉の影響もあって睡眠も肌もボロボロだったから、できる健康法はなんでもやってやるの気持ちでヨガも始めてみた。そうしたらそこから私の中の健康バイブスが急上昇!!ヨガの先生が、チョコレートを欲するのはマグネシウムが足りない可能性があるって言うんで食事に気をつけ始め、今回砂糖断ちに至った。
とにかく最初の3日が辛いと聞いていたけど、若干のだるさを感じたくらいでロングシフト2連勤も元気に乗り切れた。マインドがhealthyになってる私は無敵なので父が買ってきたドーナツにも手をつけず「ふーん美味しそうじゃん」と言うすら余裕があった。お父さん、せっかく買ってきてくれたのにごめんね。気分になったら食べるね。
と言っても夜ご飯の後に甘いものを食べていた習慣を断つのは少しだけ厳しかった。口が寂しい感じ。無糖ヨーグルトで凌げる日もあればそれじゃあ満たされない日も。
なんとか気を紛らわせないかなあと考えた末に頼ったのが純ココアでした。エスプレッソマシンについているミルクスチーマーで豆乳をふわふわに泡立つまで温めて、5gの純ココアを溶かしながら木のカップに注ぐ。上に泡を乗せてココアパウダーをもうひと振り。シナモンとクローブも添えると尚良し。見た目も舌触りもカプチーノだけどノーシュガー・カフェインレス!!罪悪感なくデザート食べてる気分になれるので心にも身体にも美味しいです。ついでにマグネシウムもちゃっかり摂取。ミルクスチーマーと純ココアは今年のベストバイになるかもしれないなあ。純喫茶も純文学も純米大吟醸も純豆腐もいい感じなんだからそりゃ純ココアも美味しいよね、知らんけど。
そんなわけでこれから、お砂糖入りの甘いものは「ご褒美」に昇格です。
そういえば小さい頃から聞いていた大好きな曲に「リンゴントウ」っていうのがあるんだけど。なんとなく思い出したから歌詞を置いておくね。
どこにも存在しないお菓子なのに、食べる瞬間を想像すると幸せになれる曲です。私は2番の歌詞が好き。
おしまい
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