会いたいんだ今すぐその研究室(へや)から飛び出して来てくれないか
本日再開された超人的シェアハウスストーリー「カリスマ」の2ndシーズン。
私はいつもバイトの10分休憩時に更新タイトルだけ確認するのが常であったが、今日は用があってTwitterよりも先にLINEを確認した。だが用がなくても更新再開後の初回だ、なんかしらデカい情報は出るだろうし、今日はもう情報を遮断しといてもいいかな〜とすら思っていた。嘘じゃない。
にもかかわらず、事は起きた。多分本当に避けがたい運命というものがある。
LINEの通知欄には珍しく、何回か一緒にカリスマの現場に行ったフォロワーが居た。
そう、ガチでヤバイ更新が来ると、たとえTwitter見てなくてもフォロワーから直通で連絡が来る。
しかし、私はこの通知を受け取った時点ではTwitterすら開いていないために、なんのことだが全くわからない。とりあえずなんかあったんだろうことが確定したので、上の通り個人情報を伏せたあとにTwitterにこの画面を放流してみた。笑い飛ばしてほしかったのだ。
2分画面から目を離したらいいねが11件にふくらんでいた。
これはもう、遅かれ早かれ死ぬやつだった。人から教えられるくらいなら自分の目で見たほうがずっといい。あきらめていよいよ核心となる情報を得ることに決めた。
カリスマ公式のアカウントをフォローしていないのでTwitterの検索窓で「カリスマ」と検索する。こうすると基本、検索結果の一番上に回の告知ツイートが来るので、そこでどんな回なのか探ろうと思ったのだ。
虎姫の声優さんが公開され、虎姫がとうとう「OTHER CHARACTERS」欄に追加されていた。
https://twitter.com/Anagni1495/status/1712325602785776051?t=UdO1VzhkJKspXcuWh9G-1A&s=19
もう……もう普通に家に帰りたかった。この瞬間は確実に#90の伊藤よりも多分私のほうが家に帰りたかった。
なんかTL斜め読みしたけど、ぼんやりビジュアル出るらしいし……
でも家に帰ってどうするんだ?家に帰っても私の家に虎姫は居ないのに?なんの意味もない。しかし家に帰りたかった。この状態で働くなんてとても無理だと思った。一応バイトはちゃんと出てるのだが、ふとした瞬間に虎姫のことを思うと声のトーンが2個3個パカーンと上がって異常に上機嫌な接客をしてしまう。バイト先に流れるラジオ内でのハナユメのCMで「結婚」という言葉を小耳に挟めば「オ……俺と虎姫のことかな」というカスみたいな感想が風が吹くようにごく自然に心を抜けていく。末期だ。ときめきが溢れて止まらない。走っていって今すぐあの子を抱きしめたい。いや私はもうすでに全力で走りまくっているので、そろそろあの子があのマッドサイエンティストの下から走ってこちらに来てほしい……
そうか。
私の気持ちは、高嶺の花子さんだったのだ。
そう思い始めると急に「この歌、アタシのこと歌ってる……」という気持ちになる。顔アイコンがない見たこともない彼の向日葵のような笑顔を思い浮かべながら私は何回もこの歌を聞き、この笑顔を常に向けられているであろう中神総右衛門とか言うカリスマのケツを追い回すどこぞのバカタレのことを思って憎しみを覚えた。
何だテメェ。コイツのこと許せんマジで。コイツの研究に国の金が使われてるの許せん。許さなくていい。
高嶺の花子さん「そいつはきっとキミよりも年上で」
お?総右衛門かも。キレてもいいかも。
高嶺の花子さん「焼けた肌がよく似合う洋楽好きな人だ」
良かった。中神総右衛門ではないらしい。
↑こんなことを帰路にもうずっと繰り返している。もうやめようよ。やめよう。だがやめられない。愚かだ。
そしてまだ更新は聞けないでいる。
聞けないのにこんな感じで、聞いたら一体どうなっちゃうのかな、と今から怯えている。
まだ平日が一日あるので、使い物にならなくなっちゃったら困るんだよ本当に……
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