見出し画像

爆発四散(サヨナラ!)


ドーモ。ブラックフライデー=サン。

アナーニジケンです。

冒頭から「わかりやすくニンジャスレイヤーを読んだ人」になっておいた。
とはいえ本作の主人公であるニンジャスレイヤー=サンは呼ばないでおいた。「ニンジャ殺すべし」と言われて退場することが確定だから。

あと私が倒すべきは明確にブラックフライデー=サンだから。なんだてめぇ。こんなことになっちゃったのは明確にお前のせいだ。ブラックフライデー=サンさえいなければ私はこんなことにはなっていないのである。

ということで今回はブラックフライデーの全巻33円セールで「ニンジャスレイヤー」の無印コミックを全巻買っちゃって以来ニンジャスレイヤーにハマっていくオタクの記録を残しておいた。皆さんがニンジャ世界に足を踏み入れるきっかけになれば幸いである。

ブラックフライデー=サンというのは謎めいた33円・ジツを行使するニンジャであり、これによって「ニンジャスレイヤーのコミック電子書籍を全巻33円にする」という脅威をやってのけた。
それ以前からニンジャスレイヤーという作品自体は10年選手のヘッズのRTでうっすら存在は把握していたし、ほぼ無料で読めるというのもフォロワー経由で知っていたのだが、「とにかくテキスト量がえぐい」と言う理由で「まぁ機会があったら読みますか……」くらいの位置づけに置いていた。
そういう意味ではブラックフライデー=サンは見事に機会をくれた形になる。

私はこれ幸いとばかりに無印コミック14巻を決断的に購入した。

日付が変わる直前にはもうニンジャスレイヤー特有の文体に慣れだしている。

その後も黙々と読み進めていき、読み始めて一時間後には三巻にたどりついていた。

その終盤も終盤で、いきなりすべてが狂った。

大狂いした。



そしてなんと購入してから12時間程度で14巻まで完走してしまったのに、3巻巻末のやりとりから立ち直れないでいた。ここまでくるともうかわいそうと言うレベルだ。12月12日のアナーニジケンのオタク第六感は、あの短い会話に満ちたなんか今までに読んできたものとは異なるアトモスフィアを察知していた。



とはいえしかしセールで買ったものは読み終えた。いい買い物をしたものだまったく――(鼻の下を擦る)

私はkindleを閉じ、


連載版ニンジャスレイヤーのtogetherがまとまってる非公式アプリ)「NJRecalls」を開いた。

もうだめだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!こうなったらアナーニジケンは止められない。暴れバイオ水牛も同然だ。
そもそも激安とはいえ一応コミックは決断的購入のもとに読んだわけだが、連載版にいたってはおおむね無料で読めてしまうのがおかしい。クソッ!なんで薬物がこんなに簡単に手に入るんだよこの国は!

……っていうか無印コミックも(きちんと公式の手によって)ネット上にアップロードされていた。本当になんでなんだよ~~~!!!!!!!!


……とにかくこのときのアナーニジケンはなまじ無印コミック14巻を全巻読破しており、濃厚なニンジャアトモスフィアを動脈に過剰投与しているニンジャ中毒状態だったので、シームレスに原作に移行することが出来る。出来てしまうからいけない。一度読み始めたらその先は無間テキスト地獄だ。地獄と言うが内容は面白いわけで、正しく言えば地獄への道が善意でガチガチに舗装されているという感じだ。筆者?筆者はその上を転がる準備万端のボーリングの玉。
新しいコンテンツの過剰摂取は実際危険だ!生活に支障をきたすため非常に良くない!


だがアナーニジケンの歩みは止まらない!

ドネート!?なんだそのシステム!

キャバァーン!決断的に購入!

なに!?無印コミック二部がポイント還元で実質半額!?

好機を逃がすな!キャバァーン!決断的に購入!

って、コミックで推し増えてるのナンデ!?

キャバァーン!いやドラマCDナンデ!?


これであんだけのSSが読めると思ったら実際安い!

おお……ゴウランガ!なんたる英断!とうとうニンジャスレイヤーPLUS(有料会員)に加入しているではないか!


とまぁこのように、既に結構な額をニンジャスレイヤーに突っ込んでいる。

しかし上では購入金額の話に集約しているが、真におそろしいのがニンジャスレイヤーにかけている時間である。
さっきも言ったが、ニンジャスレイヤー本編である小説はその大多数がネット上で無料で読めてしまう。私はなんかドネートやらドラマCDやらにちょこちょこ金をかけているが、そういう追加コンテンツはあくまでも好きなキャラクターの深掘りのための補助剤であり、本編履修において必須のものではまったくない。そのため、「ここまででニンジャスレイヤーにかけた金額」という、一般的にハマっていることの指標として役立ちそうな数値は実際無意味であり、よくよく見ると金額から計算できる1000倍くらいの時間をニンジャスレイヤーに食われていると言える。

正直色々生活がギリギリなタイミングだったので、生活を支えられているのか食われているのかよくわからなくなっている。嘘。明確に食われている。
白状するとニンジャスレイヤーにハマってから明らかに夜更かしの頻度が加速している。全然毎日めっちゃ眠い。

コンテンツに罪を擦り付けるつもりは全くないが、それはそうと絶対ハマるタイミングとして大間違いだったのはわかる(筆者は大学三年生であり、目下就活生だ)。
せめて一年前、欲を言えば二年前とか、何ならもっと昔の……高校生のころとかにハマっておきたかった。私が高校生ならお金がなかった代わりに時間だけは死ぬほどあったのだから……

いまは二部の最終章を読み進めている。その……なんだ……二か月で読み終わっちゃうもんだな……

これからさらなるニンジャしんじつが明らかになるのは超超超超楽しみである。それはそうと、これからニンジャスレイヤーに触れる人はどうか時間的余裕だけしっかり持ってから挑んでほしいぜ……

そういえばこれ途中で貼ったんですけど、筆者が33円セールで買った無印コミック全14巻は何故かネットに全編無料公開されている。個人的にニンジャスレイヤーのテキストを初見で読むよりは、漫画版で触れて見る方がアクションや世界観の魅力が伝わるような気がせんこともないので、「ニンジャスレイヤー気になるんだけどテキスト量が膨大過ぎて今から入れる気がせんのよな」と言う方はぜひ、こちらのリンク先からコミックを読んでみてほしい。

そしてこの男が出てくるところまでどうにかたどり着いてほしい。お願いします。人助けだと思って。お願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?