穴井秋乃

雨のち短歌、所により散文。
固定されたノート

私ワタシをすくえない

芽木の雨降るから窓を薄く開け最後の頁糊付けしてる

通り雨みたいなものだ感情も不意に降られて流されていく

向き合って受け入れられるほど強く無いしアチコチ故障している

機を待つと言って五年が過ぎ去って機会はすでに逸したってさ

夢寄りの現でうつつ抜かしてるうちに羊が山羊になったよ

悪いのは私なのかと沈み行く途中の泡は私の味方

ふわふわ脳みそ匙で掬いつつ私ワタシをすくえないって

睡眠の方へ傾

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お別れでした

シンユウでトモダチだから我慢して疵付くことがタダシイらしい

喧嘩にもならないでしょうズレている事にあなたは気づかなかった

連絡が来るたび何故か憂鬱で疲れ果ててて蝕まれてる

苦しくて距離を置いたら冷静になってしまった
友だちじゃない

買い物も進路も全部カガイシャを見つけて君はいつもヒガイシャ

太鼓持ちしちゃった私判決は有罪だって君からメール

再会を望んでいない(サヨナラも言わなかったの)

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私が好きで工夫して頑張ったことを笑って否定したあの子、たぶん悪気はなかったんだよな。だからこそ私はもう友達は続けられないんだよな。って、こんな時間にあの子の言葉を反芻してチクチクしてる。良くないね。

iPhoneの共有のところでnoteも選べたら良いのに。エディタで推敲して全てを選択してnoteに投稿するの。

苛々というほど鋭くはないのだけれど、なんだか落ち着かないから唸って揺れている。
私、もうずっと狂っているのだよね。
眠ることすら上手にできなくなってしまった。

梅雨寒も今日までです

もう既に余生ですから出来るだけ控えめに出す二酸化炭素

上等な靴じゃ何処にも行けません幸せなんて幻だから

左から順に剥がれる鱗雲マーメイドより先に消えちゃう

なんの日か知らないけれど休みです三つ折りにした薄い座布団

なにもかもブチリと切れて再びを望めない夜眠れない朝

「梅雨寒も今日まです」と予報士の撫でる画面に梅雨前線

#短歌 #tanka #短歌連作