あーなんだです。

今回は今が旬のヨモギのお話です。

普段あーなんだは、コーヒーとともにヨモギ茶を愛飲しております。
ミントのような香りとすっきりした味わいが特徴で、くせになるお茶です。

このヨモギ、おいしいこと以外にも、いいことがたくさんあるのです。

古来から薬草として用いられ、野草の女王とも呼ばれているヨモギのいろいろをご紹介します。

■ヨモギのいいところ

まず、ヨモギのいいところをAIに聞いてみました。

①デトックスにいい
利尿作用があるため、体に蓄積した老廃物を体外に排出してくれます。

②アトピー性皮膚炎にいい
抗炎症作用があり、皮膚のかゆみを鎮めます。きれいな肌への生まれ変わりを早めることができます。

③冷え性にいい
利尿作用で老廃物を排出し、カラダを温めます。
エネルギーの消費も高まり、食欲を抑えるためダイエットにもいい。

④腸内環境改善にいい
不溶性の食物繊維を多く含み、便秘解消につながります。

⑤美容にいい
老化防止やシミ・シワの改善に効果あり。

⑥殺菌、抗菌にいい
よもぎの香りは、デカノイルアセトアルデヒドという成分によるもの。
この成分には殺菌作用があり、気管支炎の改善や風邪予防に効果があります。

⑦女性特有の症状にいい
月経痛など不快な症状の改善にもいい。

古来からヨモギが薬草として使われてきた理由がよく分かります。

かの弘法大師もヨモギを使って病人を癒したという逸話が残っていますが、これだけの薬効を発揮するヨモギであるなら不思議なことではありません。

あーなんだもここまでいいとは知らないでヨモギ茶を飲んでいましたが、これからも継続的に飲んでいこうと思います。

■ヨモギの楽しみ方いろいろ

ヨモギのいいところは、いろいろな効果が期待できるうえに、おいしくいただけること。

健康にも美容にもよくて、おいしいとあれば女性からの支持が熱いのも納得です。

ヨモギがハーブの女王と呼ばれる所以は、女性向けに最適な薬草である点も関係しているのかもしれません。

●食べる

・ヨモギ茶
・草餅（よもぎ餅）
・草だんご
・ヨモギ天ぷら

ヨモギは3月～5月が旬ですので、まさに今が飲み頃、食べ頃です。

草餅、草だんごは、お店による個性が出ます。
ヨモギの香り・味が前面に出てくるのを売りにするところもあれば、ほどよく控えめなところもある。
それぞれの個性を食べ比べるのもおもしろいです。

個人的には食べた記憶のないヨモギの天ぷらを食べたくなっています。
5月は群馬・長野に行く予定があるので、そこらに生えているヨモギを天ぷらにしてみようかと思います。

ついでにヨモギ茶も作れるくらい採集して来ようかと。
ヨモギは毒のあるトリカブトに似ているから注意！という話を聞きますが、果たして本当なのか？
一応裏を取ってからヨモギの採集をします。

●美容

・ヨモギ蒸し
・ヨモギバーム

あーなんだも聞いたことだけはあるヨモギ蒸し。
美容と言う観点よりは、体のデトックスと言う観点で一度体験してみたいところです。

美容に関心のないあーなんだは、ヨモギバームは知りませんでした。
お肌にとてもいいみたいですね。
いろいろなお肌トラブルに使うにも、よもぎなら安心して使えそうです。

■日本古来の食べ物を食して活用していれば、自動的に健康になるんじゃ？

あーなんだは、ものすごい健康マニアという訳ではありません。

同じ食べるならおいしくて、かつ、健康にもいいものであれば、一石二鳥でいいじゃないか？くらいの考えです。

そして、日本に古来から伝わっている食べ物を普通に食べるだけで、生活の中で活用するだけで日本人は健康になるし、それ以上のものは要らないと思っています。

派手な理論やそれらしい売り文句に騙されず、一見地味に見える本物を選び取る感性を磨くことが、これからさらに大事になる気がします。

今回のよもぎしかり、伝統的製法による塩、味噌、醤油などなど…。

日本人は欧米の栄養理論ではこうだとか、厚生労働省が減塩すべし言ったらすぐ右へならえしてしまいますが、危ない危ない。

レモン300個分のビタミンCとか、自然状態ではありえないようなサプリを摂取して喜んでいる場合ではありません！
レモン300個食べたら体に悪いに決まってるのですから。

■おまけ：西新井大師の草だんごの由来

上に書いた通り、かの弘法大師・空海もヨモギぎを煎じた薬を用いて、病人を回復させたという逸話があります。

その言い伝えにあやかって？、東京都足立区にあるお寺・西新井大師近辺では草だんごが作られるようになり、今や名物となっています。

西新井大師はあーなんだ家の近所なので、毎回行くたびに草だんごを食べていましたが、そんなエピソードがあったとは知りませんでした。