3期生日記3回目は、あなたラボ参加後
実際に想いを行動に移してみたという菅谷さんです！
「やってみたい」から「実際に行動するまで」の
気持ちや周囲との関わりなどに注目してご覧ください！

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【LGBTQゆるりお話会を経て】

2022年7月12日、
私はあなたラボに参加してから初めての活動となる
「LGBTQゆるりお話会」を開催した。

きっかけは第1回の交流会でやった、
“それぞれのやりたいことに参加者がいいねをつける”というワークである。

そのとき私は
「LGBTQ当事者が安心していられる場所をつくりたい（カフェとか）」
という希望を出した。

すると参加者の半分近くからのいいねがあり、そんなに反応があると思っていなかった私は正直びっくりし、同時にうれしくなった。

けれど、そのあと参加者同士で個別に話をする中で「自分にはあまり知識がないのでどう考えていいのかわからなくて…」という話も聞いた。

私としては、LGBTQに関することをあまり重い課題のように考えてほしくない。世の中にはこういう人もいるとまずは知ってもらって、どう考えるかはそのあとでもいいんじゃないかと思っている。

そこで、知識やちゃんとした考えがあるとかないとかは関係なく、今のみんなの認識を互いに知り合うことから始めたいと思って“LGBTQゆるりお話会”というものを開くことにした。

なお、開催に至るまでには、私の「みんなの考えを聞いてみたいなー」という何気ない呟きに「やろうよ！」と反応してくれた事務局の須田さんや、この企画を「性とジェンダーのお話会」にコラボさせてくれ快く相談に乗ってくれた事務局のまりりんさん、zoomアカウントを貸してくれた1期生のしるしさん、共同ホストになってくれた3期生のけいたさんなど、たくさんの人の協力があった。

あなたラボにはこうして背中を押してくれる誰かがいて、
「やってみようかな、やれそうだな、やれる！」
と思わせてくれる空気がある。

本当にありがたいことだ。

お話会当日はあなたラボとその関係者10人ほどが集まり、自己紹介のあと、それぞれLGBTQについてのイメージや考えを話してもらってからフリートークをする時間となった。
ここで出た話題は幅広く膨大でとても書ききれないため割愛するが、私は率直に「あ、LGBTQに関することは日常とめちゃくちゃ繋がっているんだな」と思った。

おそらく誰でも無関係ではいられないだろう「男らしさ」や「女らしさ」。恋愛や結婚、ファッションといった生活のこと。それらの話題が尽きることなく出てきて、1時間の予定だった会は30分延長。それでもまだまだ話足りない空気があった。

そこで私は初めて、語れる「場所」があることの重要性を理解し、同時に話してくれる「人」がいることのありがたさも実感することができた。これはあなたラボに参加しなければきっと得られなかった経験であり、これだけで元は取れたと言ってもいいくらいである。

だが、この1回のお話会で私の中のモヤモヤがきれいに解消されたかと言えば答えはノーだ。
私にはまだもうちょっと、やってみたいことがある。
正直それがうまくいくかはサッパリわからない。

けれどここは「わたしのラボ」である。

失敗してもいいし、周りには成功だけが成功じゃないということをわかっている人がいてくれる。

そして私はこのお話会を経たおかげで「場所」と「人」の大切さ、ありがたさというものを知っている。

というわけで、あなたラボに関わるすべてのみなさん。

ここにいてくれて、どうもありがとう。

みなさんがあなたラボにいてくれるおかげで私はめちゃくちゃパワーをもらっています。

これからもお互い自由に活動して、自由に関わりあって、何かしらがうまくいくといいですね。

私はお話会のタイトル通りゆるりとしていますので、ゆるり成分が足りない時は呼んでくれるとうれしいです。

ではでは、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。