2024/3/19

ヒートテックを着るかどうか迷う気温になってきた。保守的な性格をしているのでないよりはあるほうがいいだろうと思ってとりあえず着る。冷え性だから結果着ておいて良かった。生きていてこういう成功はあまりない。

病院に行くと症状を話す必要がある。普段は聞かれなきゃ誰に言うこともないので言葉にするのがいつも難しくて、言葉に詰まったり間ができたりする。もう2年以上通っているのにまだ慣れない。
やっと伝えられたかと思うと「それは辛いですね、生活に支障が出ていますね」と言われるのがいつものこと。でも自分が辛いのかどうかはわからない。もちろん辛いことには辛いから病院に通っているのだけど、同じ病気の他の人に比べたら軽い方なんじゃないのか?と思ってしまう。もう辛いのが日常になっているので、自分がどの程度の症状の重さなのかはわからない。他人と比べるものでもないし。
辛いですね、と言われると誤魔化すように空笑いをして「そうですね」と返してしまう。自分のこういうところが苦手だ、とその度に思う。Twitter(私は名前がXに変わったことをまだ認めていません)ではしんどくなるたびに「体調が悪い!体を起こしていられない!」と言うくせに、いざ現実で「体調は大丈夫ですか?」と聞かれると「すごく元気です!調子良いです!」と答えてしまうのはなんなのだろうか。半ば反射的に回答しているし、なんて答えるのが正解なのかはわからない。このアカウントじゃない別のアカウントで1人でわーわー騒いでいるだけなので、このアカウントでは何も言いませんよ!安心してください。

財布を見てみると、今の推し(2次元)やかつての推し(3次元)のカードが出てくる。ずぼらなのでちゃんと仕舞っていない。
こういう時いつも、今の推しよりかつての推しのカードを眺めてしまう。元気かな、もう結婚はしたのかな。幸せに暮らしているのかな。そう思って活動していたTwitterアカウントを覗きに行っては、もう居ないことを実感する。

最近は体調を誤魔化しながら好きな作品のオタクをして過ごしている。痛バッグを作れるくらい缶バッジを集めたのでバッグを購入したいな。好きな絵柄の缶バッジも手に入れたので、缶バッジロゼットも作りたい。

何かを考えることが難しい病気だからと言い訳をして、何も考えないで済むことだけしている。インプットのために詩集を2冊買ってみたけれど、短い文に詰まった言葉の重みに耐えきれなくてまだ1冊の1/3も読めていない。こういうの、常に考えてる人だったらすぐ読めるんだろうな。

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