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韓国のご老人たち

韓国会社員です。

韓国に住んでもうすぐ2年になるのですが、住めば住むほど

どの国も同じなんだなあ

日本とは違うなあ

が色々出てきます。(当たり前か)

今日は日本とは違うなあの方の話です。


*

韓国にきて数ヶ月して、私が日本だとこれは無いな…と感じたことがあります。

それは

ご老人が道をバンバン尋ねてくること!


しかも「すみません」とか「あの~」とか枕詞が一切無いノーモーション。

始めから「◯◯行きたいんですけど」

こっちがもう行き方を知ってる前提で当然の様に聞いてきます。

イッテQ!という番組で出川さんがアメリカで1人取り残されたまま、指定された場所までどうにかたどり着く企画をやっていた時に、枕詞をいれずいきなり本題から入るのが無視されないコツみたいなことを言ってましたが

完全にその出川マインドでガンガン話しかけてくるのが韓国のご老人。

1人でいる時も友達と複数人でいる時も関係なく、バス停/地下鉄/道端全ての場所でふつーーーに道聞いてきます。


私の場合、道を聞かれたら外国から来た旨説明して他をあたってもらう事が多いのですが(韓国来て2年も経つのに未だにこの手を使ってすみません、、でも本当に自信ない)

そういう時韓国人の友達はみんな代わりに調べてあげたりして教えてるので優しいなあと思いました。


ていうか今思い出したけど、

遠い昔、おばさまグループに駐車場の位置を聞かれて頑張って調べて教えたのに、その頃はまだ韓国語がつたなくて

「(道案内中にイントネーションに気が付いて)あなた外国人?」

「はい」

「あらやだ私ったら外国の人に道聞いちゃった~」

と仲間内で爆笑しながら去っていかれたことが無意識にトラウマになってたりするのかな?

いや今案内してたじゃん!!とか、お礼も無しに去るな!!とかその時はかなりムカついてたけど、今ならおばさまも気まずかったのかな~とか思えます。


とにかく、韓国のご老人はなんか結構自然に他人を頼りつつ上手く生きてる印象があるんですよね。

道だけじゃなくて、機械の使い方が分からないとかも躊躇無く助け求めるし。

人によっては図々しいとか迷惑だと捉えるかもしれないけど、私はこの出川マインドのご老人たちが結構好きだったりします。笑

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