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■経営者懇談会の模様が可愛いいグラレコに! 川崎重工業・原さん作成

 「第5回企業経営者とスタートアップとの懇談会×KAWASAKI DAY vol.5」(8月30日、アンカー神戸)の講師を務めた川崎重工業、橋本康彦社長の講演の模様が、1枚のグラフィックレコーディング(グラレコ)にまとめられ、アンカー神戸に届きました。                                                  

ハシモト少年~ハシモト青年

 講演の内容が簡潔にまとまっているだけでなく、これがまた、かわいい‼ 

 作成したのは、同社イノベーション部の原純哉さん。原さんは懇談会の運営メンバーとして事前準備を進めてきたほか、当日も橋本社長の前に登壇し、参加者に同社の会社概要を説明。その上、このグラレコを作成するなど、まさに大車輪の活躍でした。                      

川崎重工業の会社概要を紹介する原さん

 原さん、すごい‼

 さて、懇談会で橋本社長は「信頼のこたえを~ハシモトの挑戦の軌跡~」と題して講演。前半ではモノづくりが好きだった幼少時代から、ボランティア活動に汗を流した阪神・淡路大震災など、人格形成の礎を培った神戸でのエピソードを披露。後半は、川崎重工業に入社以来、技術者として半導体製造ロボットや手術支援ロボットの開発をリードしてきた半生と、未来への展望を語りました。グラレコには、重要なターニングポイントとなった出来事と印象的な言葉が抜き出されており、参加者にとってはこれを見るだけで当日の話が頭の中で蘇る、非常に優れた“記録媒体”になっています。

 余談になりますが、講演会などに参加した後、知人から「どんな話だった?」と聞かれたとき、うまく説明できない、という体験はありませんか。私はあります(笑)。「いい話だったよ…」の後が続かないのです。でも、今回は大丈夫。このグラレコが手元にあれば、スラスラ話せますね。

   ◇   ◇    

 アンカー神戸のスタッフが原さんのグラレコを知ったのは、4月に開かれた「ミートアップ(交流会)」でした。グループディスカッションで出た意見や提案が、絵や図形を交えて表現され、皆さんびっくり。交流会が大いに盛り上がりました。それを見たスタッフが、原さんをメインにしたイベントを企画。6月のアンカーナイトでは、原さんを講師にグラレコ・ワークショップを開催。参加者は○、△、□といった図形を使って自己紹介に挑戦するなど、グラレコの基本を楽しみながら学びました。

 グラレコは、さまざまな意見が視覚化されることで情報が整理され、議論の迷走を防ぎ、建設的な話を促進します。今後も、原さんのアドバイスを受けながら(原さま、よろしくお願いします)、交流や意見交換の場にグラレコを活用していければ、と思っています。

                         (マネジャー 西)

<企業経営者とスタートアップとの懇談会>
神戸商工会議所とアンカー神戸は、スタートアップ起業家や起業を志す学生等を対象に、地元の有力経営者が自身の体験談、大切にしている心構えや思いなどを語り、意見交換する懇談会を開催しています。
第6回は、ケイアンドカンパニー株式会社の高岡浩三社長(元ネスレ日本社長兼CEO)を講師に2023年 10月 12 日(木)18時から、アンカー神戸(神戸市中央区加納町4ー2ー1、神戸三宮阪急ビル 15階)で開催します。
詳細は下記ページ
https://anchorkobe.com/information/detail.php?id=25323

<アンカー神戸>
神戸市が2021年4月に開設、神戸新聞社と有限責任監査法人トーマツが運営する会員制のビジネス交流拠点。医療産業、ものづくり企業、起業家、学生らが交流し、刺激しあいながらイノベーションを起こし、ビジネス成長や新規事業を創出しています。

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